DNP 大日本印刷

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ニュースリリース

2005年12月21日

 

エレクトロニクス

大日本印刷 光の映り込みがないプラズマテレビ向け新型表面フィルムを開発

液晶向け表面フィルム事業のノウハウを活かし、来春よりプラズマテレビ向け表面フィルム市場に本格参入

 

大日本印刷株式会社(本社:東京 社長:北島義俊 資本金:1,144億円 以下:DNP)は、プラズマテレビ向け新型表面フィルムを開発し、2006年3月より量産を開始します。
この表面フィルムは、従来の製品に比べ、光の映り込みがなく、色鮮やかな画像を表示でき、傷や汚れにも強い高機能な製品です。

【製品概要と開発の背景】

プラズマテレビ向け表面フィルムは、プラズマパネル前面の光学フィルターに貼り合わせるフィルムで、現在は、PETフィルムにAR(Anti-Reflection;低反射)処理を行ったものが使われています。このフィルムは透明性が高く、鮮やかな画像を表示することが出来ますが、光の映り込みを完全に抑えることが出来ませんでした。
新型表面フィルムは、PETフィルムの表面に特殊な樹脂を塗布した製品で、光が映り込まないことが特長です。この新型表面フィルムは、塗布膜の表面形状を精密にコントロールすることにより、光の映り込みを抑えつつ、色鮮やかでシャープな画像表現を実現しました。
DNPは、1997年に液晶ディスプレイ向け表面フィルムの事業を開始し、この分野で必要となる材料、プロセス、クリーン化、評価などについて多くの技術を蓄積してきました。DNPは、現在このフィルムは、世界のトップシェアを獲得しています。
また、2001年には、プラズマパネル向けに、優れた電磁波シールド性と、画質向上に必要な高い光の透過率を持つフィルムを開発し、この分野でも高いシェアを得ています。
今回、これらの事業で培った技術を応用し、市場の拡大が著しいプラズマテレビ向けに、高機能な表面フィルムを開発し、量産を開始することとしました。

【プラズマテレビ向け新型表面フィルムの特長】

  • 従来のARフィルムに比べ、光や白壁などの映り込みがなく、 かつ“黒がより黒く”表現することができます。
  • 現在、プラズマテレビで使われている光学フィルターは、ガラスを基板としたものと、軽量化とコストダウンを目的に、ガラスを使わずにパネル上に直貼りするフィルムフィルターの2種類があります。新型表面フィルムは、フィルムフィルターに使用すると、より色鮮やかでシャープな画像を実現できます。また、ガラスを基板とした光学フィルターにも使用することもできます。
  • 硬度が高く、汚れが付きにくい性質を持つ樹脂を使用しています。このため、傷が付きにくく、汚れを拭き取りやすい仕様になっています。
  • 従来のARフィルムに比べ低価格化を実現しています。

【事業展開について】

来年春より、当社岡山工場内(岡山県岡山市御津宇垣)の光学フィルム製造ラインで量産を行い、現在、DNPがプラズマテレビ向け電磁波シールドフィルムを納入している光学フィルターメーカー各社に供給します。2006年度で30億円の売上を見込んでいます。

 
 
 

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