ニュースリリース

電子レンジでそのまま加熱できるレトルト食品用包装材

「アンタッチスルー®スタンドレトルトタイプ」が日本包装技術協会「木下賞」を受賞


電子レンジで加熱できるレトルト食品用パウチ包装材「アンタッチスルー®スタンドレトルトタイプ」

大日本印刷株式会社(本社:東京 社長:北島義俊 資本金:1,144億円 以下:DNP)は、電子レンジで加熱できるレトルト食品用パウチ包装材「アンタッチスルー®スタンドレトルトタイプ」で、社団法人日本包装技術協会が主催する「第29回木下賞 研究開発部門賞」を受賞しました。

【受賞について】

「アンタッチスルー®スタンドレトルトタイプ」受賞は、開封せずに電子レンジでレトルト食品を加熱出来る点や、DNP独自の蒸着技術を用いたハイバリア透明フィルム「IBフィルム」を使用し、レトルト殺菌後でも酸素・水蒸気バリア性が優れている点、衝撃強度や密封性・開封性に優れている点などが総合的に評価されたものです。

【「アンタッチスルー®スタンドレトルトタイプ」について】

2003年に販売を開始した、袋のまま電子レンジで加熱することが出来るレトルト食品用包装材で、中身のこぼれにくいスタンドパウチ形状のため、みそ汁、粥、カレーうどんスープなどに採用されています。主な特長は以下の通りです。

  • 電子レンジでの加熱時に発生する熱と圧力を利用して、パウチの蒸気口が自動的に開口し、水蒸気を逃がす仕組みになっています。破袋のおそれが無いため、開封せず袋のまま加熱することが出来ます。
  • ハイバリア透明フィルム「IBフィルム」を使用しているため、レトルト殺菌後の酸素・水蒸気バリア性に優れ、透明フィルム素材のパウチで困難だった、常温保存で1年間の賞味期限を実現しています。
  • 独自に開発したシール素材を使うことにより、従来品や、他社製品に比べ、密封性や衝撃強度に優れ、輸送・保管中に袋が破れる心配がありません。また、レトルト処理後もシール部分の封緘強度が23N/15mm以上に保たれているため、「レトルト処理」「加圧加熱殺菌」の表示が行えます。
  • 最近商品化されている900W以上の電子レンジや、業務用電子レンジでも使用することが出来ます。

【DNPの電子レンジ用包装材への取り組み】

現在、家庭での電子レンジ普及率は95%を超えています。電子レンジに対応した食品も増加しており、安全に美味しく電子レンジで温められる包装材へのニーズが高まっています。DNPは、20年前から電子レンジ向け包装材の開発を始め、冷凍食品などで数多くの採用実績があるとともに、多くの特許を保有しています。

【「木下賞」について】

社団法人日本包装技術協会(JPI)が主催し、JPI第2代会長である故木下又三郎氏の包装界に対する功績を記念して設定されたものです。本賞は、包装技術の研究・開発に顕著な業績をあげたものや、包装の合理化・改善・向上に顕著な業績をあげたものに与えられる賞です。今回で29回目となり、5月26日に発表・表彰が行われました。