ニュースリリース

大日本印刷 よりハイセキュリティな3次元CGホログラム『バーチャグラム® Ver.2』を開発

大日本印刷株式会社(本社:東京 社長:北島義俊 資本金:1,144億円、以下:DNP)は、3次元CGで作成した実際には存在しない立体物の上に、写真などの高精細な画像を貼り付けた、よりハイセキュリティな新型ホログラム『バーチャグラム® Ver.2』を開発しました。2007年2月1日より、偽造防止や模倣品対策などのセキュリティ用途向けに販売を開始します。

【背景】

近年、金券類やクレジットカード、身分証明書などの偽造や、各種ブランド品などの模倣被害が拡大しており、各社ともその対策に力を入れています。
DNPは、これまでセキュリティ対策や販促用途向けに各種ホログラムを開発・販売するとともに、国内外において、ホログラムに関する数多くの特許を出願し、登録しています。バーチャグラム® は、CGで作成した立体物をホログラム画像として記録したもので、高解像度の立体物をホログラムで表示することができます。模型を撮影して作製する従来のホログラムに比べて、偽造が困難であることから、2003年の販売開始以来、ギフト券や商品券などの金券類、ブランド保護、ID証など多くのセキュリティ用途に使用されてきました。
今回開発したバーチャグラム® Ver.2は、要望が高まっているセキュリティ性と意匠性のより一層の向上を図りました。

【バーチャグラム® Ver.2の特長】
  • 3次元CGで作成した現実には存在しない形状の立体物の上に、写真データなどの高精細な画像を貼り付ける機能を付加することで、従来のホログラムにない、細やかな模様や濃淡が表示でき、一見で真贋判定することができます。
  • CGで作成するため、有価証券の偽造防止に使われ、肉眼では見えない(あるいはかろうじて見える程の大きさの)微細なマイクロ文字や模様などの隠し情報を、画像の中に簡単に入れることができ、偽造防止効果を高めることができます。
  • 3次元CGで作成した立体物データと貼り付けた画像データから、ホログラムの立体画像として再生するのに必要な干渉縞のデータを人工的に生成するには高度なデジタル加工処理が必要です。また、干渉縞データを、半導体用フォトマスクの製造などに使用される電子線描画装置を用いて描画し、ホログラムの原版を作製するため、高度な技術とノウハウが必要であり、偽造が極めて困難です。
  • 用途や価格に応じて、フルカラーもしくは単色のホログラムを作製します。また、3次元CGデータの作成も行います。
【バーチャグラム® について】

従来のホログラムは、原寸大の模型を製造し、その模型を専用の撮影装置を用いて撮影することで作製しています。バーチャグラム® は、CGで作成した立体画像をホログラム画像として記録したもので、模型化が難しい複雑な形状や位置関係の立体物をホログラムとして記録することができます。また、光学的なロスやノイズが少ない製造方法であるため、高精細、高輝度で、なめらかな動きのあるホログラムを作製できます。

【価格と販売目標】

バーチャグラム® Ver.2の価格は、18ミリ×18ミリ、数量200万枚、単色(またはフルカラー)のラベルタイプで1枚約5円となります。
DNPは、バーチャグラム® Ver.2をギフト券や商品券などの金券類やクレジットカード、社員証、IDカードなどの偽造防止用途、自動車部品、精密部品、OAサプライ品、化粧品、アパレル、アクセサリー、家電製品、医薬品、ソフトウエアなどのブランド保護用途に、積極的に販売を行い、今後3年間で30億円の売り上げを見込んでいます。


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