DNP 大日本印刷

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ニュースリリース

2007年10月26日

 

大日本印刷株式会社
ルーヴル美術館

アート・イベント

『ルーヴル-DNP ミュージアムラボ』 第3回展 「≪うさぎの聖母≫ 聖なる詩情」を開催

2007年10月27日〜2008年3月1日

 

ルーヴル美術館と大日本印刷(DNP)は、共同で進めているプロジェクト「ルーヴル-DNPミュージアムラボ」の取組として、イタリア・ルネッサンスの巨匠ティツィアーノについて、その初期の傑作で、日本初公開となるルーヴル美術館の収蔵作品≪うさぎの聖母≫を中心とした第3回展を開催します。

第3回展では、ルーヴルの誇る名作を間近で鑑賞するとともに、ルーヴル美術館絵画部門の主任学芸員ジャン・アベールによる音声ガイダンスと、先端的なIT技術や映像技術によって、≪うさぎの聖母≫の物語の世界に入り込み、ティツィアーノの足跡や絵を深く体感できるものです。

■ルーヴル- DNP ミュージアムラボについて
ルーヴル - DNP ミュージアムラボは、ルーヴル美術館とDNPによる美術作品の新しい鑑賞方法を提案する共同プロジェクトです。各展示のために特別に開発した鑑賞システムを活用することによって、美術館における来館者と作品とをつなぐアプローチの革新を試みています。ミュージアムラボの展示は、ルーヴル美術館が培った研究成果と文化財普及のノウハウによってオリジナルに着想し、DNPの情報加工技術と開発力によって具体化しています。
プロジェクトは、DNP五反田ビルにおいて、2006〜2009年の3年間にわたり半年ごとに6回の展示を行なう予定です。さらに、作品展示にあわせて、各回の展示に関連した講演会や映画上映も行われます。また、会場での体験は、プロジェクトのウェブサイト( museumlab.jp )にも連動し、来館後も継続した体験となっています。
各回の展示作品は、「人のかたち」人物像をテーマとして、作品に表現された人物、または作品の作り手である芸術家や職人に焦点を当てていきます。

■第3回展の見どころ
2006年秋の第1回展ジュリコー作の≪銃騎兵≫、と2007年春の第2回展古代ギリシア時代のテラコッタの小像、タナグラに続き、今回紹介するのは日本初公開のティツィアーノ作≪うさぎの聖母≫です。今回のミュージアムラボの体験は、ルーヴル美術館学芸員のジャン・アベールが語る≪うさぎの聖母≫の物語にそって進行します。16世紀、作品が生まれた当時、ヴェネツィアの人々がその作品を目の前にしたときに抱いた印象、感情、感覚を体感し、同じ視線で作品を鑑賞することができます。作品の中に入っていくような感覚を醸し出す最新鋭の映像装置で、観覧者を制作当時の空気に包みこむような空間を作り出しています。ヴェネツィアの自然主義的な技法で見事に描かれた美しい自然描写とその中に隠れる聖母子像が織りなす「聖なる詩情」の魅力が、少しずつ解き明かされていきます。
今回は、アクティブ型ICタグを使用し、観覧者の位置を把握することで、観覧者自身が各鑑賞システムを操作することなく、近づくだけで自然に情報が提供されるシステムとなっています。

■観覧ルート案内
観覧者は、ルーヴル-DNP ミュージアムラボの受付で、アクティブ型ICタグを取り付けた音声ガイダンス端末を受け取ります。音声ガイダンスから流れる学芸員のジャン・アベールと弟子のバンジャマン・クイヨーの会話は、日本語と英語で同時吹替えしています。耳を塞がない骨伝導ヘッドフォンを採用しており、周りの音を聞いたり、さらには会話を楽しみながら観覧することができます。

●展示室

  • 16世紀のヴェネツィアの紹介
    ヴェネツィアはどこに位置し、周辺地域全体に対する影響力はどの程度であったのか?この水の都と周辺の地方の様子はどんな雰囲気であったのか?など、作品を鑑賞する前に、16世紀のヴェネツィアの雰囲気を再現した部屋で、その時代と場所について紹介しています。
  • ≪うさぎの聖母≫を鑑賞
    ティツィアーノの名作の前では、音声は止まり、静寂の中で、通常はルーヴルの「モナリザの部屋」に展示されているこの作品を、じっくり鑑賞することができます。

●情報スペース「ホワイエ」

  • 作品鑑賞時の視線を追跡
    ディスプレイに映し出された≪うさぎの聖母≫を観覧すると、その間、「視線追跡」装置を搭載したカメラが観覧者の視線を追跡しています。自分の視線が、どういう順番で、何処をどのぐらいの時間見ていたのかが表示されます。観覧ルートの最後に、再度体験することで、自分自身の作品を見る視点の変化を確認することができます。
    また、各自の視線の変化を比較した画像をプリントアウトしたものを、持ち帰ることができます。さらに、ウェブサイト museumlab.jp でも同じ画像を閲覧することができます。
  • ≪うさぎの聖母≫をより深く理解
    大画面のスクリーン上に、原寸大で表示された作品を用いて、ジャン・アベールがより深く作品を紹介します。作品の重要な部分を指で指し示しながら、輪郭線を描いたり、拡大しながら説明します。一部見学者も同じ操作を体験することができます。
  • 作品の構成を体験
    3面を大型スクリーンで囲まれた鑑賞システムで、実際に前に進む、後ろに下がるという動作に連動して、作品の中に入り込んだようなヴァーチャルな体験をすることができます。
  • 自然主義の風景描写
    ヴェネツィアの田舎の風景の自然主義的描写と宗教的な感情の関係が描かれた、ティツィアーノのその他の作品や、同時代の画家の作品を、現実の窓の外の風景と調和させながら紹介します。
  • ティツィアーノの生涯
    ティツィアーノは、自分の人生をなぞるように作品の中に自分自身を描いています。彼の残した言葉と作品を印刷した「大きな本」に映像を映し出し、ティツィアーノの人生を紹介します。


●シアター

  • 目に見えない作品の世界を分析
    超高精彩映像が見られるシアターでは、フランス美術館修復研究所の研究成果で明らかになった、≪うさぎの聖母≫の隠れた側面を紹介した映像番組「ラボの中で」を上映します。同研究所はジャン・アベールとともに、X線とその他の科学的画像に関する研究を行い、肉眼では見ることのできないものを作品の中に見つけ出すことを可能にしました。

■開催概要
『ルーヴル ‐ DNP ミュージアム ラボ』第3回展 「≪うさぎの聖母≫ 聖なる詩情」

学芸担当者Jean Habert (ジャン・アベール)
会場ルーヴル ― DNP ミュージアムラボ
東京都品川区西五反田3-5-20 DNP五反田ビル1F
会期
開館時間
休館日
2007年10月27日〜2008年3月1日
月・火・木:17:00〜19:00、水・金:17:00〜20:30、土:11:00〜17:30
日曜・祝日/年末・年始休業12月25日(火)−1月8日(火)
申込・問い合わせ観覧には予約が必要です(観覧は無料)
[ Webサイト ]http://museumlab.jp
[ お電話 ]ルーヴル ― DNP ミュージアムラボ
カスタマーセンター
03-5435-0880
[ 受付時間 ]平日 9:00〜21:00/土曜9:00〜18:00
(日・祝祭日はお休み)


※ プレスリリースに記載された製品の価格、仕様、サービス内容などは発表日現在のものです。その後予告なしに変更されることがありますので、あらかじめご了承下さい。

 
 
 

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