ニュースリリース

大日本印刷 偽造防止効果が高く、真贋判定が容易な3次元CGホログラムを開発

『バーチャグラム®』に、マイクロ文字で3次元画像を表現するホログラムをラインアップに追加

大日本印刷株式会社(本社:東京 社長:北島義俊 資本金:1,144億円、以下:DNP)は、ホログラム自体の偽造を防止するとともに真贋判定を容易にしたセキュリティ用途向けの3次元CGホログラムを開発し、2008年1月16日より販売を開始します。
今回開発したホログラムは、DNPが持つ、微細な文字であるマイクロ文字で立体物を描く3次元CG製作技術と、高精細なCG画像からホログラムを作成する「バーチャグラムVer.2」(*)の技術を組み合わせたものです。このホログラムは、マイクロ文字で構成された立体物が、見る角度を移動させることによって自然な奥行感を表現することで、セキュリティ性と意匠性を向上させたものです。

マイクロ文字で構成された立体物が、
見る角度を移動させることによって自然な奥行感を表現する。(画像はイメージ)

【背景】

ホログラムは、金券類やクレジットカード、身分証明書、各種ブランド品などの偽造防止や模倣品対策など、セキュリティ用途としてさまざまな分野で使用されています。そして、ホログラム自体の偽造を防止するため、写真などの高精細な画像を取り入れたものや、フルカラー化など、近年ホログラムの製造技術も高度化しています。一方、金券類や商品などに偽造防止対策としてホログラムを採用、または採用を検討している企業からは、貼付しているホログラムが本物であるかどうかを店頭でも容易に確認できるよう、目視やルーペなどの簡易な補助具のみで、真贋の確認・識別できることが求められていました。今回DNPはこのような課題に応えるべく、高度な3次元CG製作技術を活かして、真贋判定が容易で、かつセキュリティ性と意匠性の高いホログラムを開発しました。

【製品の特長】

ホログラム上の絵柄は一見普通の立体物に見えますが、ルーペなどで拡大すると、その立体物が立体的なマイクロ文字で描かれていることを確認することができます。また、見る角度を移動させることよってその立体物の奥行感が変化します。
−「花」の例−
このホログラムは3次元CGで作成された?白い花、?青と白のチェック柄の花、?オレンジ色の花が配置されています。白い花はリアルな絵柄、青と白の花は現実にはありえない絵柄、オレンジの花は花びらが全てマイクロ文字で構成された絵柄です。このような組み合わせをホログラムで表現することで、容易に真贋判定できるとともに、セキュリティ性と意匠性を兼ね備えたホログラムとなっています。

文字でできた花びら部分の拡大図(ルーペで拡大したイメージ図)

【価格と販売目標】

今回開発したホログラムの価格は、18ミリ×18ミリ、数量200万枚、単色(またはフルカラー)のラベルタイプで1枚約5円となります。
今後DNPは、ギフト券や商品券などの金券類やクレジットカード、社員証、IDカードなどの偽造防止用途、自動車部品、精密部品、OAサプライ品、化粧品、アパレル、アクセサリー、家電製品、医薬品、ソフトウエアなどのブランド保護用途に販売を行い、今後3年間で30億円の売り上げを見込んでいます。

(*)バーチャグラム®Ver.2
従来のホログラムは、原寸大の模型を製造し、その模型を専用の撮影装置を用いて撮影することで作製しています。「バーチャグラム®Ver.2」は、CGで作成された模型化が難しい複雑な形状や位置関係の立体物を、ホログラム画像として記録する「バーチャグラム®」の機能に加え、写真などの高精細な画像を貼付して、よりセキュリティ性と意匠性を向上させたホログラムです。


※ プレスリリースに記載された製品の価格、仕様、サービス内容などは発表日現在のものです。その後予告なしに変更されることがありますので、あらかじめご了承下さい。