DNP 大日本印刷

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ニュースリリース

2008年11月18日

 

リアルな奥行き感を持つ3次元印刷 『DynaCube 3D(TM) (ダイナキューブスリーディー)』 を開発

大日本印刷 DNPメディアクリエイト 東京農工大学

 

大日本印刷株式会社(以下:DNP)と、DNPの100%子会社で企業の販促ツールの企画・制作を行う株式会社DNPメディアクリエイトは、東京農工大学の高木研究室(高木康博准教授)と共同で、裸眼でリアルな奥行き感を得られ、見る角度に応じて画像がなめらかに動く3次元印刷『DynaCube 3DTM(ダイナキューブスリーディー)』を開発し、11月17日より販売を開始しました。


『DynaCube 3DTM』サンプル(左図は左方向、右図は右方向から撮影)
空間を忠実に再現できるため、ビン1本1本の立体感もさることながら、ビン同士の距離も再現可能。サンプルの場合、手前のビンと後ろのビンの遠近感、間隔の隙間を感じられるだろう。

【DynaCube 3DTMの概要】

現実の世界では、物体に当たった光がさまざまな方向に反射し、その光線が目に入ることで人が物体を認識しています。DynaCube 3DTMは、この特性を利用して、被写体となる立体物に反射した光線の進み方を再現することにより、印刷物上に立体物があるように見せるものです。

これまで、立体物を印刷物上に再現する技術として、レンチキュラーが多く使われてきました。これは、見る人の左右の目にそれぞれ映る像に差を生じさせることによって、裸眼で見たときに、立体感や動きを感じさせるものです。DynaCube 3DTMも構造としてはレンキュラーと同じくレンチキュラーシート(表面に微細なカマボコ状の凸レンズが並んだ透明なシート)を印刷物に貼り合わせて利用しますが、立体物に当たった光線の動きを再現する特殊な画像処理と印刷手法を用いているため、より自然に、あたかも実物がそこにあるかのような奥行き感を実現します。また、DynaCube 3DTMは見る位置に合わせて立体物の向きもダイナミックに変化するため、より高度な立体感が得られます。  

【役割】

DNPと東京農工大学高木研究室は共同で、反射光線の再現に必要な撮影技術と画像処理技術を開発しました。また、この技術によって処理された画面40〜80コマ分を、切り替え画面として1つの版に変換する製版技術も開発しました。さらに、これらの技術を実現するための装置およびソフトウェアをDNPが開発し、DNPメディアクリエイトが製造を担当します。DNPとDNPメディアクリエイトは、ポスター、POP(店頭広告)向けに、本製品を展開していきます。  

【価格など】

DynaCube 3DTMは、20〜150cmの静止した立体物を印刷物として表現できます。今後、人物や3次元 CGへの対応を予定しています。A3判(420×297mm)から550×450mmまでのサイズに対応し、今後はさらに大型化を目指します。
例えば550×450mmサイズで100部制作した場合、撮影代50万円(税抜き)から、制作代100万円(税抜き)からです。ただし、価格は仕様によって変動します。
DNPは、本製品により、2009年度に1億円の売上を見込んでいます。  

大日本印刷株式会社 本社:東京 社長:北島義俊 資本金:1,144億円
株式会社DNPメディアクリエイト 本社:東京 社長:吉田実 資本金:1億円
東京農工大学 本部:東京 学長:小畑秀文

 

※ プレスリリースに記載された製品の価格、仕様、サービス内容などは発表日現在のものです。その後予告なしに変更されることがありますので、あらかじめご了承下さい。
 
 
 

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