DNP 大日本印刷

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ニュースリリース

2008年11月26日

 

デジタルペンを教育分野へ、授業支援ツール 『オープンノート OpenNOTE(TM)』

 

大日本印刷株式会社(本社:東京 社長:北島義俊 資本金:1,144億円、以下:DNP)は、記入と同時に文字や図形をデジタルデータ化して記録し、リアルタイムにパソコンへ送信する機能を持つアノト方式デジタルペンを使った、学習効果を高める授業支援ツール「オープンノート OpenNOTETM」を2008年12月より本格的に販売します。

これまでDNPは、ワオグループ、シャープシステムプロダクト株式会社、教育出版株式会社、丸善株式会社と協力して、小中学校などでの実証実験を中心に当システムを提供してきました。今回、機器やソフトウエアをパッケージ化するとともに、教育・研修分野向けに独自の販売ルートやコンテンツを有する企業をパートナーとして募り、本格的な販売を開始します。


「オープンノート OpenNOTETM」標準構成

 【背景とねらい】

近年、学校の授業や企業の研修などで「個に応じた指導」が求められており、個々の理解度をいかに効率よく把握するかが重要になってきています。学校教育の現場では、既に電子黒板などの情報・通信機器が導入され始めていますが、これらの機器は主に教師が使用するためのもので、生徒一人ひとりの考える過程をリアルタイムに確認できるものではありませんでした。

DNPは、2007年より株式会社ワオネットと共同で、約20の小学校においてデジタルペンを使った授業の実証実験を行ってきました。従来の授業スタイルを変えることなく、生徒が鉛筆からデジタルペンに換えて書くだけで、その内容が教師のパソコンでリアルタイムに確認できるため、生徒の考える過程を「見える化」することができます。そのため教師は、支援の必要な生徒をいち早く発見できるだけでなく、プロジェクターで教室全体に映し出すことで効率的な情報共有が可能であり、生徒の発表の機会を増やしたり、生徒同士のコミュニケーションを促進したりすることができます。

今回DNPは、これらの実証実験で良好な結果が得られたことから、デジタルペンを使った授業支援ツールをパッケージ化し、販売を開始することとしました。  

【オープンノート OpenNOTETMの特長】

■授業中の効果的な活用

  • 生徒が書いた文字や図形を、そのままの筆跡で、リアルタイムにパソコン上で確認できます。
  • 生徒全員の解答状況が把握でき、指導の必要な生徒を効率良く見出せます。
  • 「書く」こと自体が「発表」することになるため、生徒の「発表」への抵抗感がなくなります。
  • 今まで発表できずに埋もれていた貴重な意見や考えを授業に活かすことができます。
  • 生徒の特徴ある解答を効率良くピックアップできるため、発表の機会が増えるとともに、教師が適切なコメントを用意する余裕が生まれます。
  • 記入したノートが常に見られているという意識から、生徒の集中力が向上します。
  • プロジェクターで映し出すことで、他の生徒の解答を共有することができ、一つの問題に対する理解が深まります。
■授業終了後の効果的な活用
  • デジタルデータ化された筆跡を一画ずつ再現できるため、漢字の書き順を確認したり、解答を記入した順番から得意分野、不得意分野を分析したりできます。
  • 生徒の記入データを保存できるため、以前の学習内容をふりかえることや、他の教師と情報共有することができます。
■40人程度の生徒数にもリアルタイムで対応可能
  • DNPが開発したBluetooth受信機およびデータ処理ソフトウエアによって、1台の受信機で21本のデジタルペンのデータを処理することができます。そのため、受信機を2台用意すれば、平均的な小中学校の1クラス全員のデータにリアルタイムに対応することができます。
 

【オープンノート OpenNOTETMの構成】


■標準構成

  1. デジタルペン一式(デジタルペン・充電器・替え芯)
  2. アプリケーションCD-ROM
  3. 利用ガイド
  4. オープンノート用Bluetooth受信機
  5. オープンノート用 汎用用紙(1,000枚)
  6. オープンノート用 名簿用紙
  7. オープンノート用 カラーパレット
■学校など利用者側で準備が必要なもの
  1. パソコン
  2. ハブ・LANケーブル(必要に応じて)
  3. プロジェクター(必要に応じて)

■奨励動作環境

OS:(WindowsXP SP2, SP3, Windows Vista SP1対応)

メモリ:1GB以上のRAM

■参考価格

デジタルペン7本セット 約65万円〜  

【今後の予定】

DNPは、小中学校、高校、大学を中心に、2010年までに100校へ導入し、15億円の売上を目指しています。また、教育出版が提供する、従来の紙の教科書や教材をデジタル化し、情報・通信機器などで活用できるようにしたデジタル教材と当システムを組み合わせたパッケージを開発していく予定です。  

 

※アノト方式デジタルペンについて
当システムで使用するデジタルペンは、スウェーデンのAnoto AB(本社:スウェーデン・ルンド市 CEO: Anders Norling)が開発したもので、ペンに内蔵された小型カメラが、専用紙に印刷された微細なドットパターンを撮影し、用紙の種別やペンの軌跡を記録します。  
  
※ プレスリリースに記載された製品の価格、仕様、サービス内容などは発表日現在のものです。その後予告なしに変更されることがありますので、あらかじめご了承下さい。  

 

 
 
 

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