DNP 大日本印刷

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ニュースリリース

2009年12月09日

 

セキュリティ

ICカード一体型のUSBデバイスで既存のパソコンをシンクライアント化し、社外から企業内LANに安全に接続できるシステムを開発

 

大日本印刷株式会社(本社:東京 社長:北島義俊 資本金:1,144億円 以下:DNP)は、既存のパソコンのUSBポートに、ICカード一体型のUSBデバイスを挿入するだけで、そのパソコンをシンクライアント端末として利用できるシステムを開発しました。本システムは、ICカードの電子署名機能を組み合わせることにより、安全性の高いネットワーク環境を実現します。

【背景】

日本政府が2007年12月に発表した“「仕事と生活の調和(ワーク・ライフ・バランス)憲章」及び「仕事と生活の調和推進のための行動指針」”は、テレワーカーの比率を、2007年の10.4%から2010年に20%に引き上げる目標を掲げています。この目標の達成に向けて、テレワーカーのための情報ネットワークシステムの環境整備が急がれており、なかでも社外から企業内LANに接続する際のセキュリティ確保が最も重要な課題となっています。この対応策として、シンクライアントは、ソフトウェアやデータをサーバーで一元管理し、不正データの流入と情報漏洩のリスクを軽減することから、有効なシステムとして評価されています。DNPは、こうした動向に応えて、通常のパソコンのUSBポートに、ICカード一体型の専用USBデバイスを挿入することで、そのパソコンをシンクライアント端末化できるシステムを開発しました。このシステムを利用すれば、自宅のパソコンだけでなく、出張先のホテルなどに備えられたパソコンから、会社のLANに安全に接続し、社外から効率的に仕事をすることができます。また、本システムは既存のパソコンを活用するため、新型インフルエンザの大流行(パンデミック)などで利用者が急に増えても、迅速に対応できます。

【システムの概要】

専用USBデバイスをパソコンのUSBポートに挿入し、パソコンを起動することによって、そのパソコンをシンクライアント端末として利用することができます。システムは、USBデバイス、認証用サーバー、業務用サーバーで構成されており、データ保存はサーバーのみ可能で、パソコンのハードディスクや外部記憶装置への保存は一切不可能となります。

USBデバイスには、USBフラッシュメモリーのほかに小型のICカードが組み込まれています。USBフラッシュメモリー内に、サーバー接続用のプログラムが搭載されており、そのプログラムが正しいかどうかをICカードの電子署名機能を使って確認します。こうした手続きを経て、初めてパソコンから業務用サーバーに接続することができます。ICカードにより、接続プログラムが最新のものであることや、改ざんが加えられていないことが証明されるため、不正な接続を排除し、企業のネットワークにおいて、高い安全性を確保することができます。

システム構成(イメージ)

【今後の取り組み】

DNPは、2010年3月に本システムの販売開始を予定しています。本システムに関連して、2012年度で、3億円の売上を見込んでいます。

なお、12月9日(水)より東京ミッドタウンで開催される「TRONSHOW2010」のDNPブースで、本システムを紹介します。

 

 ※ プレスリリースに記載された製品の価格、仕様、サービス内容などは発表日現在のものです。その後予告なしに変更されることがありますので、あらかじめご了承下さい。
 
 
 

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