ニュースリリース

2010年02月24日

 

情報技術

SSFC仕様の社員証を使用し、給与天引きも可能なオフィス内の飲料自販機用の決済システムを開発

EdyやiDなどの電子マネーにも対応したマルチ決済システム

 

大日本印刷株式会社(本社:東京 社長:北島義俊 資本金:1,144億円 以下:DNP)は、社員証として利用されているSSFC(※)仕様のICカードを利用した、給与天引きも可能な飲料用自動販売機向けの決済システムを開発し、本年4月1日より販売します。

本システムは、自動販売機に取り付ける、Edy(エディ)やiD(アイディ)などの電子マネーに加えて、SSFC仕様の社員証にも対応した「マルチ決済リーダーライター」と、決済情報を管理する「決済中継システム」で構成されています。決済中継システムをDNPが開発し、マルチ決済リーダーライターを飲料・食品用自動販売機などを製造・販売する富士電機リテイルシステムズ株式会社(本社:東京 社長:西垣博志 資本金:97億8,925万円)が開発しました。両社は、飲料メーカーや自動販売機の維持管理を行う企業などに向けて販売します。

【システムの概要】

マルチ決済リーダーライターは、EdyやiDなどの電子マネーに加え、今回新たにSSFC仕様ICカードの利用を可能としました。SSFCは、OA機器やセキュリティ機器などを取り扱う200社以上の企業が推奨し、社員証などのID証に広く利用されています。決済中継システムは、個々の自動販売機の決済データを、給与天引きを行う設置先企業や各電子マネーの決済センターへ中継する機能、品切れや故障の情報などを通知する機能を備えており、ASP方式にて提供します。

【システムの特長】

■キャッシュレスによる従業員の利便性向上(設置先企業)

  • 常時携帯する社員証による決済が可能になることで、ポケットレスの職服着用が義務付けられているエリアや、金銭や携帯電話などを持ち込めないエリアのほか、キャッシュレスで利用できる社員食堂や休憩所などの自動販売機でも、従業員は現金を持ち歩くことなく購入することができます。また、EdyやiDなどの電子マネーだけでなく、給与天引きでの決済も可能となるためチャージが不要になるなど、利便性が高く、福利厚生の向上が期待できます。
  • ID証と同仕様の来訪者用カードを準備しておくことで、来訪者の際、時間をかけずにスムーズに飲料を提供できるとともに、その後の経費処理の効率化や自社の先進性をアピールすることができます。

■販売機会ロスの低減効果(飲料メーカー、自販機運用企業)

  • 決済情報以外にも、個々の自動販売機の売上情報や品切れ、故障などの情報を管理できるため、販売機会損失の防止、売上拡大が期待できます。
  • 社員証や電子マネーなど多様な決済方法に対応し、利用者への利便性を向上させるなど付加価値を高められ、自社の自動販売機のシェア拡大が期待できます。

【今後の展開】

DNPは、当システムのASP利用料やSSFC仕様のICカード、周辺機器などを含め、2012年度までに10億円の売上を目指します。

なお、DNPは、3月9日(火)から12日(金)まで東京ビッグサイトで開催される「IC CARD WORLD 2010」のDNPブースに、本製品を出展します。

 

※SSFCについて
DNPが事務局を務めるSSFC(Shared Security Formats Cooperation)は、ICカードを使った、高度な企業内情報セキュリティシステムの実現を目指す企業連合として、2005年に設立しました。SSFCは、社員証ICカードにおいて、複数のメーカーが共有できるデータフォーマットを策定し、このフォーマットに対応した各種セキュリティ関連機器(ゲートシステム等)、OA機器(プリンター、複写機等)、オフィス什器(ロッカー等)などを製品化することを目的としています。現在、オフィスにおける様々な機器メーカーやシステムインテグレータなど約200社が加盟し、各種機器を連携や、物理的なセキュリティと情報セキュリティの統合管理などを行い、安全かつ快適なオフィスセキュリティの実現を進めています。現在までに240社で導入され、約120万枚のSSFC仕様のIDカードが利用されています。

 

※  「おサイフケータイ」「iD」ロゴは、株式会社NTTドコモの登録商標です。
※  「Edy(エディ)」は、ビットワレット株式会社が管理するプリペイド型電子マネーサービスのブランドです。
 
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