DNP受精卵用ディッシュ LinKID

CASE STUDY 採用事例

みなとみらい夢クリニック

培養室 室長 家田 祥子 氏
導入製品:LinKID®micro8

みなとみらい夢クリニック
〒220-0012 神奈川県横浜市みなとみら3-6-3 MMパークビル2F
http://www.mm-yumeclinic.com/

LinKID®を知ったきっかけを
教えて下さい。
Dr.Gaborと共にマウスやウシの胚を使って実験をしたのが、マイクロウェル型ディッシュとの出会いです。マイクロウェル型ディッシュで胚を培養することで胚発生向上がみられました。現在、国立大学法人東京農工大学の杉村智史先生とマイクロウェル型ディッシュの特性を活かし共同研究をおこなっております。
導入以前の培養方法を
教えて下さい。
以前は個別/drop培養をしていました。現在は、主にsequential mediumを使用し、培養液交換後のDay2後期培養からLinKID®を使用しています。また、マイクロウェル型ディッシュの形状を有効利用するために、Day1からsingle mediumを用い、培養液交換なしで運用する検討も行っています。
LinKID®を検討、採用した
経緯を教えて下さい。
マウスやウシの胚での実験で、発生率が個別/drop培養よりも向上したため、ヒトの生殖補助医療/ARTでも効果を期待し、2012年に全国で最初に当施設でLinKID®を導入しました。

これまでの方法と比較して操作上
注意する点はありましたか?
従来の個別/drop培養では沢山のドロップを作製する必要がありましたが、LinKID®では培養液を一度しか入れる必要がないので、操作が楽になりました。また培養液の消費量も減りました。
一方、外周部への洗浄用ドロップの形成、気泡除去については慣れが必要ですが、micro8ではその点が改良されています。
導入後の効果、成績について
教えて下さい。
胚盤胞到達率や良好胚盤胞発生率などが向上しました。
参考データはこちら
その他導入メリットは
ありましたか?
培養液準備工程で気泡を取り除く作業があるなど煩雑な部分がありましたが、実際LinKID®で胚培養を行うと胚発生能が向上したのでメリットであると思います。micro25からmicro8に変更してからは外周部へドロップ形成が容易になり、準備工程に時間がかからなくなりました。
当院では、自然周期採卵のため培養する胚の数も少なく、刺激周期採卵を行っているクリニックとの有用性が異なる部分があるかと思います。マイクロウェルが実際オートクラインやパラクラインなどの作用にどのように関わっているのか少しでも解明されるともっと有効な使い方があるかもしれません。結果が出るデバイスであると思います。

神戸元町夢クリニック

遺伝診療部 室長 杉本 岳 氏
導入製品:LinKID®micro25

神戸元町夢クリニック
〒650-0037 兵庫県神戸市中央区明石町44番地 神戸御幸ビル3階
http://www.yumeclinic.or.jp/

LinKID®を知ったきっかけを
教えて下さい。
学会でDNPのLinKID®の製品担当の方にお会いしたのが、本製品を知るきっかけとなりました。 そこでマイクロウェル型ディッシュの有用性について説明を受け興味を持ちました。
導入以前の培養方法を
教えて下さい。
sequential mediumを用いて、35mmのディッシュで個別/drop培養を実施していました。
LinKID®を検討、採用した
経緯を教えて下さい。
一般的な35mm径であるため、従来法からの変更が容易に行えること、また、マイクロウェル型ディッシュの特徴でもある胚の個別管理が可能であることが大きなポイントでした。現在は、sequential mediumを使用し、Day1からLinKID®を使用しています。オートクライン効果を期待し、培養液交換はDay2~3で全体の培養液量60μLに対し40~50μLを抜き取り、同量を加えて行っています。同様の方法でDay4でも培養液交換を行っています。

これまでの方法と比較して操作上
注意する点はありましたか?
ディッシュの準備の際に気泡の除去が必要になりましたが、大きな手間ではなく導入もスムーズに 行えました。またLinKID®上での胚操作も、現在のところ問題なく行うことができています。
導入後の効果、成績について
教えて下さい。
今後も更なる検討が必要ではありますが、従来群とLinKID®群の後方視的検討では胚盤胞発生の向上が約5~10%程度見られました。また、単一胚培養を行ったケースにおいてもLinKID®群の胚発生の向上が みられたのでオートクライン作用が期待できる培養デバイスとして期待しています。
参考データはこちら
その他導入メリットは
ありましたか?
複数胚を培養している場合、sequential mediumに必要な培養液交換が同時にできるため、インキュベーター外での操作が短縮できました。
導入後も、マイクロウェル型ディッシュについていろいろ勉強しましたが、LinKID®はよく考えられて設計されたデバイスだと思います。今後、細部の変更や、タイムラプスなどへの対応など、さらなる使用感の向上を期待しています。

岡山二人クリニック

技術部 部長 平田 麗 氏
導入製品:LinKID®micro25

岡山二人クリニック
〒701-1152 岡山県岡山市帰宅津高285-1
http://www.futari.or.jp/

LinKID®を知ったきっかけを
教えて下さい。
胚発育に好影響を与える培養ディッシュであるということを学会発表で知りました。
導入以前の培養方法を
教えて下さい。
導入以前は個別/drop培養でした。観察はDay3、5、6で、培養液交換はDay3、5で行っていました。
LinKID®を検討、採用した
経緯を教えて下さい。
産休に入るスタッフが同時期に4人となってしまい、残りのメンバーで仕事を回すために業務の効率化を進める必要がありました。はじめに培養液をsequential medium からsingle mediumに変更できるか検討を行い、変更しました。その後、学会発表等で胚発育良好と報告されていたLinKID®に着目し、LinKID®とsingle mediumとの組み合わせで培養成績の向上と作業の効率化ができるのではないかと考えました。LinKID®の有用性の検討では、これまでの個別/drop培養と比較し、培養成績が向上する結果が得られたため、現在ではすべての培養をLinKID®で行っています。

これまでの方法と比較して操作上
注意する点はありましたか?
小さいウェルに胚が入っているため、ウェルから胚を回収する時に注意が必要です。また卵丘細胞が残っていると接着し、胚が取り出しづらいことがあったため卵丘細胞は極力除去するようにしています。
導入後の効果、成績について
教えて下さい。
LinKID®はDay1からsingle mediumにて培地交換なしで運用しています。 同一症例から得られた胚を2群(LinKID®vs.個別/drop培養)に分け、前方視的に培養成績の比較を行った結果、LinKID®を用いた胚のDay5胚盤胞到達率が有意に高値でした。また、反復不成功症例に対してもLinKID®を用いることにより成績向上する可能性が示されました。
参考データはこちら
その他導入メリットは
ありましたか?
ドロップ作製にかかる時間が短縮され、培養液準備が簡単になりました。また、使用する培養液量が少なくなりました。観察時間の短縮、インキュベータ内に入れられる胚数が増加しました。
当院ではLinKID® を使用することによりラボ-ワークの省力化につながり、培養成績も良好な結果が得られました。
胚にとってよりよい環境を提供できる dish だと思いますので、使用されたことのない御施設にとって試す価値はあると思います。
多くの施設のデータから作用機序の解明が進み、よりよい培養技術の確立につながることを期待します。

みむろウィメンズクリニック

培養部 主任 川島 修 氏
導入製品:LinKID®micro25

みむろウィメンズクリニック
〒194-0013 東京都町田市原町田1-7-17ガレリア町田ビル3F
http://mimuro-cl.com/

LinKID®を知ったきっかけを
教えて下さい。
他クリニック様よりLinKID®について 教えていただきました。
導入以前の培養方法を
教えて下さい。
個別/drop培養でsequential mediumを使用し、培養液交換はDay3で、観察はDay1、3、4、5、6で行っていました。
LinKID®を検討、採用した
経緯を教えて下さい。
胚発生の向上の期待で検討を行いました。当初、従来法方法と比較するために、sequential mediumを使用し、LinKID®を2個用いて培養液交換を行いました。成績の向上を確認できたため、sequential medium とsingle mediumにて同一患者様をSplit培養し問題ないことが確認できたため、現在LinKID®をDay1からsingle mediumで培地交換なしで運用しています。胚発生の向上に加え、培養液、オイル、培養スペースの削減のメリットが、ディッシュのコストアップよりも優れているため採用しました。

これまでの方法と比較して操作上
注意する点はありましたか?
培養用ドロップに発生する気泡の除去が手順として加わり、慣れるまでは大変でした。セミナーに参加し、全て問題なく操作できるようになりました。
導入後の効果、成績について
教えて下さい。
40代の方の胚発生が向上し、妊娠率が5%向上しました。また、前回胚盤胞になっていない胚も胚盤胞に到達するケースが多くみられました。発育速度の向上も見られました。観察時間の短縮は、胚への影響を最小限にできると思います。
その他導入メリットは
ありましたか?
最大25個の胚を入れることができるので、培養スペースが少なくて済みます。また、微細なウェルの間隔が狭いので、個別/drop培養よりも早く観察することができるようになりました。
受精卵観察システムとの連動が楽しみです。胚発生の向上を期待されるクリニック様は是非試して下さい。

山下レディースクリニック

培養部 室長 岩山 広 氏
導入製品:LinKID®mini

山下レディースクリニック
〒651-0086 兵庫県神戸市中央区磯山通7-1-8 三宮インテス4F
http://www.ylc.jp/

LinKID®を知ったきっかけを
教えて下さい。
高付加価値の胚移植用培養液を使用するにあたり、使用量を減量し単価を下げ患者様の負担を減らすアイデアとしてDNP様より提案をいただきました。
導入以前の培養方法を
教えて下さい。
患者様より高価な胚培養液の使用の希望があった場合に、本製品を使用しています。
これまでの方法と比較して操作上
注意する点はありましたか?
特にありません。センターウェルタイプのディッシュと変わらない操作感で使用できます。

導入後の効果、成績について
教えて下さい。
ほとんどの場合、融解胚移植での使用になりますが、妊娠から出産までの間で従来と同等の成績が得られています。
その他導入メリットは
ありましたか?
高付加価値の胚移植用培養液を使用するにあたり、価格的なメリットを見出すことができました。
患者様の負担軽減に繋がるのであれば、治療成績を低下させない範囲でコストカットは進めていくべきだと考えています。本製品はその選択肢の一つになるのかもしれません。
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