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トピック

2016年11月25日

 

オリジナル書体『秀英体』をセルフパブリッシングでも利用可能に

ボイジャーのデジタル出版サービス「Romancer」にライセンス提供

 

大日本印刷株式会社(DNP)は、オリジナル書体「秀英体」※1を、株式会社ボイジャーのデジタル出版支援サービス「Romancer」※2へ、11/1にライセンス提供しました。「秀英体」は、明治時代から続き、美しく読みやすい書体として高い評価を得ています。「Romancer」への提供は、1994年に同社が開発した電子書籍リーダー「エキスパンドブック」(エキスパンドブック形式)や「T-Time」(ドットブック形式)に続くもので、今回のRomancerへの提供により、電子書籍ファイルの国際的な標準規格であるEPUB(イーパブ)形式でも秀英体が利用できるようになりました。

 【秀英体が新たに利用できる機能】

Romancerは、MS WordやPDFのデータから誰でも簡単に電子書籍を制作して、ウェブサイトでの公開やオンデマンド本の作成ができるセルフパブリッシングを支援するプラットフォームサービスです。今回、Romancerの下記の機能において、秀英体が利用できるようになりました。

1.Webブラウザだけで読書ができる

Romancerに対応したボイジャーの新しい電子書籍の読書システム「BinB」※3を使用して、読者は専用ソフトやフォントをインストールすることなく、秀英体で読書を楽しむことができます。

2.オンデマンド印刷も可能

活版印刷用の活字やDTP用のフォントとして多くの出版物に活用されてきた秀英体が印刷用フォントとして搭載されているため、著者は一般の書籍に近いオンデマンド本を作ることができます。

BinBでの秀英明朝体による表示画面(左)。これまでの表示フォント(IPA明朝※4、右)よりも太く、くっきり表示される。

秀英明朝体は、漢字と比べて仮名が一回り小さいのが特徴で、長文を読んでも疲れにくいと言われています。また、平仮名の「い」「う」「ほ」などが一筆書きで、クラシックなデザインも特徴です。

 

【今後の展開】

DNPは秀英体の利用範囲を拡大するため、ボイジャーをはじめ多くのパートナーと連携し、様々なデジタル出版サービスや電子図書館サービスなどへの秀英体フォントのライセンス提供などを行っていきます。

 

※1 秀英体 : DNPが明治時代から開発を続けているオリジナルの書体で、優美でしなやかな線画を持ち、美しく読みやすい書体として多くの書籍や辞典に使われるなど、編集者やデザイナーだけでなく、読者からも高い評価を得ています。DNPは、2006年の創業130周年の記念事業の一環として、秀英体のリニューアル事業「平成の大改刻」に取り組み、デジタルフォントである秀英細・中・太明朝の改訂、金属活字時代の秀英初号明朝のデジタル化、新書体である角ゴシックや丸ゴシックの開発などを行ってきました。その成果である最新の書体は、より多くの方が利用できるよう、2009年からDTP(Desk Top Publishing)環境のほか、電子書籍リーダーやワープロソフト等にライセンス提供しています。詳細はこちらをご覧ください。→ http://www.dnp.co.jp/shueitai/
※2 デジタル出版支援サービス「Romancer」の詳細はこちらをご覧ください。 → https://romancer.voyager.co.jp/
「Romancer」での秀英体の詳細 → https://romancer.voyager.co.jp/about_shuei
※3電子書籍読書システム「BinB」の詳細はこちらをご覧ください。 → http://demo.binb.jp/website/binb/
※4 IPA明朝:独立行政法人情報処理推進機構 (IPA) によって配布されているコンピュータ用のフォントセット(IPAフォント)の1つ。
 
 
 
 
 
 

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