小学校で求められるプログラミング的思考を育む教材ソフト

DNPプログラミング教材ソフト「SWITCHED ON Computing 日本版」

プログラミングの指導に必要なすべてを、授業で先生が使いやすいツールにパッケージ!低学年から段階的に「プログラミング的思考」の定着を図ることができます。

●概要

「SWITCHED ON Computing 日本版」はスクラッチで動くプログラミング教材です。
プログラミング教育の先進国イングランドで最も使用率が高い教材を、有識者の先生と2年間200時間かけて日本に合うようにカリキュラムを再構築した教材になります。
ICTが苦手な先生でも、すぐにプログラミングの授業が始められるパッケージ製品となっております。

●特長

◇「指導書(スライド)」

児童に授業の目的や進め方を説明するための動画です。
大型提示装置に映しながら、先生はクリックするだけで授業を進行することが可能です。
本来、先生が操作のお手本を見せなければならないシーンでも、動画で見せることができるので、先生自身でスクラッチを操作する必要がありません。
操作に自信が無い先生でも、安心してご利用いただけます。

◇「指導案」

授業において抑えるべきことがまとめられた指導案です。
授業の目的、時間配分、進め方、指導の留意点、評価方法などがまとめられています。
これを読み込んでおけば、授業準備に取られる時間も最小限に抑えることができます。

◇「翻訳本」

スクラッチは非常に汎用性が高く、慣れてくれば授業のカスタマイズも可能となります。
付属の翻訳本はイングランドの教科で実際に使われた事例集となっているため、プログラミング教育先進国の指導内容を参考にし、授業に取り入れることも可能です。

◇学習用コンテンツ

児童が使う学習コンテンツは発達に応じて段階的に学習できるようになっています。
延べ30時間分(5ユニット×6時間分)の教材が含まれており、
1年生から6年生まで全学年で使えます。

◇ワークシート

プログラミングする前に、紙にアルゴリズムを書き出すことができるワークシートです。
先生は紙に書かれた内容から児童の理解度を把握することができます。

●パッケージの中身

●SOCの研究開発

文部科学省はプログラミング教育のガイドライン策定にあたり、様々な調査研究を実施しています。
その中のいくつかをDNPが採択しており、有識者の先生と一緒に調査研究に関わってきました。
SOCはその調査研究に深く関わった有識者の先生方といっしょに開発しております。

【有識者の先生方】
広島工業大学 情報学部 竹野 英敏教授
中学校教諭、県教委・教育センター指導主事、茨城大学教育学部教授を経験し、現職に至る。
情報教育全般の充実を目指し、特にプログラミング教育における学校現場への普及に向けた活動をされております。

  • 文部科学省 「諸外国におけるプログラミング教育に関する調査研究調査事業」(2015年)監修
  • 文部科学省 「プログラミング教育実践ガイド」(2015年)編集委員長
  • 文部科学省 「小学校プログラミング教育に関する指導案集」(2019年)監修
  • 開隆堂出版 中学校技術・家庭技術分野教科書 著者代表

宮城教育大学 技術教育講座 安藤 明伸教授
中学校技術科の教員を経て現職に至る。
モバイルデバイスの教育利用についての研究活動を通じて、宮城県教育委員会公式の無料電子黒板アプリ「miyagiTouch(ミヤギタッチ)」 を開発されました。

  • 中央教育審議会専門員(初等中等教育分科会) 情報ワーキンググループ委員
  • 文部科学省 「小学校プログラミング教育の手引き(第一~三版)」(2018~2020年)作成(分担)
  • 文部科学省 「プログラミング教育実践ガイド」(2015年)作成委員
  • 開隆堂出版 中学校技術・家庭技術分野教科書 著者

●事例

・東京都新宿区教育委員会様
東京都新宿区におけるプログラミング教育への取組み 児童に身につけさせたい情報活用能力を主眼へ

・奈良県王寺町立王寺北小学校様
「小中一貫教育」を見据えた、特色ある教育活動に向けて
~奈良県・王寺町立王寺北小学校でのプログラミング教育実践~

未来のあたりまえをつくる。®