アキシマエンシス郷土資料室 様

AKISHIMAビジョン

2020年6月に開館したアキシマエンシス郷土資料室にて、AKISHIMAビジョンを導入いただいています。昭島市の特徴をとらえたデザインで、利用者に昭島市の歴史と自然を伝えるビジョンとなっています。

DNPデジタルアーカイブ_事例_AKISHIMAビジョン

昭島市教育福祉総合センター アキシマエンシス

「つなぐ・広がる・見つける・育む」をコンセプトに、市民図書館、郷土資料室のほか、教育と児童福祉関連などのさまざまな施設を集約し、市民の交流の場と課題解決を支援する、知の拠点です。
2020年6月に全室オープンとなりました。
AKISHIMAビジョンは郷土資料室内に設置されております。

AKISHIMAビジョン 特長

1、昭島市の特徴をとらえたデザイン

昭島市は市の北部と南部で高低差がある地形です。崖線のデザインにより、地形が一目見てわかるようになっています。
また、東西に走る多摩川やアキシマクジラの化石産出地など、昭島市の歴史と自然の特徴をデザインとアイコンで利用者にわかりやすく伝えます。

DNPデジタルアーカイブ_事例_AKISHIMAビジョン

2、誰でも使えるインターフェイス

タッチポイントは画面の下半分に寄せることで、子どもや車椅子利用者にも使いやすいビジョンとしました。
画面は大きく3分割されており、同時に3人まで操作することが可能です。
また、ホーム画面では一定の秒数で「日本語」→「ひらがな」→「English」と表示がループしつつ、指のアイコンが動いてビジョンの使い方を伝えるアテンションがついています。利用者の言語や年代問わずタッチしてみたくなるインターフェイスとなっています。

3、情報を深堀する構造

DNPデジタルアーカイブ_事例_AKISHIMAビジョン

AKISHIMAビジョンの中にはたくさんの場所やモノ、行事などのトピックが格納されています。
それぞれのトピックには簡単な説明と関連情報が記載されています。地図情報や関連サイトへのQRコードを載せることで、利用者が自身の携帯端末で読み取ることができるようにしました。現地へ行くきっかけや情報を深く知るきっかけとします。
さらに、郷土資料室内の展示物とあわせてビジョンにふれることで、昭島市を多角的に理解することに繋がります。

4、情報の更新が可能

AKISHIMAビジョンは運用側でコンテンツを更新できるシステムになっています。来館者の利用状況をみながらトピックの追加や情報の入れ替えが可能です。

参考情報:昭島市職員の方の声

DNPデジタルアーカイブ_事例_AKISHIMAビジョン

昭島市教育委員会
生涯学習部社会教育課文化財係長 伊藤雅彦様


入室するとまず目に飛び込む86インチ4Kの大型ビジョンに市の歴史と現在が紹介されます。子どもや外国人にも配慮されたタッチパネルは、設計時から市の要望をユーザー視線で細かく検討していただき感謝しています。管理者としてコンテンツを容易に追加できるのが魅力です。

この事例で導入した製品・サービス

DNPデジタルアーカイブ_みどころビジョン

年表など、時系列に沿った地域の固有情報(歴史や文化資源)をインタラクティブに提供するシステムです。利用者が興味を持ったタッチパネルの部分に触れると、その情報の詳細を確認することができます。利用者は、次々と閲覧していくうちに関心が深まり、内容の理解につながります。

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