彦根城 様

彦根城楽々園御書院棟 襖絵・壁画 28面

幕末の大老・井伊直弼の生誕地で有名である、楽々園御書院棟(彦根城内)にある紙本墨画淡彩・紙本金地着色の「襖絵と壁画」28面を「伝匠美」にて再現しました。原本が持つ絵画としての立体感の再現と同時に、約300年を経た御書院棟の建築空間と融合する古色の再現に注力いたしました。経年にともなう虫食いや破損部分は監修者の指導の下、痕跡を残しつつ目立たないように、デジタル画像処理技術によるバーチャル補修を行いました。

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原本

伝匠美

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菊蝶燕図

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竹に亀図

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薄に鶴図

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竹に雀図

彦根城楽々園とは

玄宮園とともに井伊家4代当主井伊直興(なおおき)により建てられた彦根藩の下屋敷で、槻御殿と呼ばれていました。現在は、建物部分を楽々園、庭園部分を玄宮園と呼んでいます。井伊直興亡き後、倹約令などにより楽々園の建物は縮小気味に推移することが多かったと考えられていますが、文化9年(1812)の11代当主井伊直中(なおなか)の隠居に際して大規模な増改築が行われ、その後間もなく楽々園は最大規模に膨らみました。その大きさは現在の御書院棟を含む建物群のおよそ10倍もありました。現在の御書院棟は、この時期に建築されたものです。

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