自社事例(京あそび)

最後の将軍 徳川慶喜公に想いを馳せて 世界遺産・元離宮二条城での特別拝観と徳川慶喜公が食したとされる特別メニューを堪能

2017年8月から9月の計7回、最後の将軍 徳川慶喜公に想いを馳せながら、大名ゆかりの二條陣屋や、大政奉還の舞台となった元離宮二条城を通常非公開の国宝 二の丸御殿大広間「四の間」を特別に観覧、ガイド付きで巡り、さらに、有名料理店「貴与次郎」で徳川慶喜公が食したとされるメニューを含む、京料理を堪能する文化体験プログラムを実施しました。

プログラム内容

<開催日時>2017年 8月31日(木)、2017年 9月1日(金)、2日(土)、7日(木)、9日(土) 14日(木)、15日(金)

<プログラム内容>
・国の重要文化財 二條陣屋(江戸末期の豪商屋敷)見学
・京料理・貴与次郎にて江戸末期当時の再現料理等の昼食
・世界遺産・元離宮二条城見学(ガイド説明付き)と通常入ることのできない場所での特別な体験

二條陣屋[重要文化財]

大政奉還から150年を記念して、最後の将軍 徳川慶喜公が過ごした当時の京都を感じることをテーマに企画された今回のプログラム。その時代を今に伝える建築美と詳細なガイド、京料理を楽しみに、たくさんの歴史好き・京都好きの皆さんに参加いただきました。
当時の豪商小川家の屋敷である二條陣屋は、今も個人が生活する民家でありながら、国の重要文化財。大名の公事宿として使われていた歴史があり、素材や内装にこだわった造り、武者隠しや釣階段といった要人を守るための工夫、火災から住宅を守る知恵などが随所に見られ、1時間の見学があっという間に感じられました。

京料理・貴与次郎
京料理・貴与次郎

その後、昼食に訪れたのは、京料理・貴与次郎。徳川慶喜公が食したとされる鯛の照焼を再現したものなど、全10品を堪能。おみやげの日本酒、増田德兵衛商店「月の桂」を一緒に楽しむ方もおられ、話し好きの大将とのカウンター越しの会話も弾み、和やかなひとときとなりました。

最後に向かったのは、大政奉還の舞台となった元離宮二条城。建物の豪華絢爛な装飾や特徴の説明、歴史的エピソードなど、ガイドの巧みな話術に惹き込まれました。

今回のプログラムのために用意された特別体験は2つ。1つは、通常立ち入れない二の丸庭園の中に入り、かつて後水尾天皇の行幸のためだけに作られた御殿跡地から、二の丸御殿を望む当時と変わらない特別な景色を独占。
もう1つは、撮影、入室ともに禁じられている二の丸御殿 四の間に特別に入室し、狩野派による障壁画「松鷹図」を間近で鑑賞し記念撮影が出来るという至福のひとときを体験いただきました。

四の間の畳に座って、慶喜公や当時を生きた人々の様子に想いを馳せながら、まさに特別感に浸るしめくくりとなりました。

元離宮二条城

唐門[重要文化財]

二の丸御殿障壁画

二の丸御殿障壁画[重要文化財]

参加者の声(アンケートより抜粋)

◎陣屋もスゴかったし、昼食も大満足。二条城もガイドの方の説明が楽しくわかりやすかったです。 (京都府在住 60代女性)
◎二條陣屋は初めてでしたが、とても楽しかったです。少人数だったのでゆっくり話が聞けました。 (神奈川県在住 40代女性)
◎一般で見られない所に入れるのが嬉しいです。 (大阪府在住 60代男性)
◎特別な場所を見る事が出来た。貴与次郎の大将が楽しかった。案内の方々がイイ感じでした。 (兵庫県在住 50代女性)

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