生体認証をはじめ、さまざまな認証の特徴や利用シーンを解説
~DNPのヒト・モノ認証~
「認証」と聞いて、思い浮かべるのはどのようなシーンでしょうか?スマートフォンのロック解除時に、指紋認証や顔認証を利用している方も多いのではないでしょうか。また、オフィスに入館する際に社員証をかざしているという方も多くいらっしゃるでしょう。このように認証は、ヒトもしくはモノを識別しそれらの正当性を確認する際に用いられています。認証の技術や方法にはさまざまな種類がありますが、不正アクセスやなりすましを防止する・自身の所有物や情報などの資産を守るなど、その役割はとても重要です。
スマートフォンのロック解除時などに使用されている顔認証では、事前に登録した顔情報と今読み取った顔情報(ヒト)が同一であるかどうかを識別する認証技術が使用されています。入退館で使用する社員証や駅の改札機を通過する際に使うSuicaには、ICカード(モノ)を識別する認証技術が使用されています。現代の生活に欠かせないともいえる認証技術にはどのような種類があるのか、自社サービスにはどの認証技術がマッチするのか知りたい方もおられることと思います。
この記事では、サービス利用者や所有者など人物(ヒト)を識別する「ヒト認証」と、ICカードや宅配ボックスなどの物(モノ)を識別する「モノ認証」に分けて、認証の種類と特徴を解説します。DNPが提供する代表的な認証サービスについてもご紹介しますので、ぜひご覧ください。
2022年9月8日公開
目次
1.ヒト認証とは?
2.モノ認証とは?
3.DNPではヒト・モノ認証サービスを展開
4.まとめ
1.ヒト認証とは?
ヒトを識別する認証技術(ヒト認証)は、パスワードや暗証番号など記憶をもとに本人を識別する「知識認証」、運転免許証・社員証など所有物を用いる「所持認証」、生体情報を読み取る「生体認証」の3つに区分されます。
ここでは、スマートフォンのロック解除など最近利用シーンが増えてきた「生体認証」について詳しく解説します。生体認証は、暗証番号などを覚えておく必要がなく紛失するリスクがありません。暗証番号が分からなくなったり社員証を忘れたりして、困った経験がある人も多いのではないでしょうか。不正しにくいとされる生体認証の種類と、それぞれの特徴を見ていきましょう。
顔認証
![]() |
---|
生体認証の代表的なものに顔認証があります。顔認証とは、目・鼻・口・顔の輪郭などから本人であることを確かめる認証方法です。事前に顔情報をサーバーもしくは認証端末に登録しておき、認証時にカメラで顔情報を読み取って、登録済みの顔情報と照合することで当人を認証します。
ヒトの「顔」には情報(特徴)が豊富にあるため、顔認証はなりすましが困難でセキュリティが高いといわれています。また、カメラに顔を向けるだけで認証できるため非接触が好まれるシーンにマッチし、ウォークスルーで認証が完了するためスムーズです。
主な利用シーンには、会社や集合住宅での入退館・空港やホテルでのチェックインなどがあります。また決済シーンにおいても各社実証実験を進めており、今後さまざまな場面で導入されていくことが見込まれます。
指紋・掌紋認証
![]() |
---|
指紋認証とは、指紋センサーに指を当てて個人を識別する認証方法です。スマートフォン利用時に顔認証が普及していきましたが、マスクを付けるのが当たり前になったコロナ禍において再び指紋認証に注目が集まりはじめました。指紋認証の歴史は古く、認証精度の高さと手軽さから機密性の高い場所への入館などで活用されています。
掌紋認証とは、手のひらの皮膚の隆起線による紋様で個人を識別する認証方法です。指紋認証より大型のセンサーが必要になります。指紋・掌紋認証に共通するのは、かざす部分に傷や汚れがあったり水分が付着していたりすると、精度が落ちてしまう点です。
虹彩認証
![]() |
---|
虹彩認証とは、目のドーナツ状の模様によって個人を識別する認証方法です。虹彩は経年変化しません。また同一人物の左右の目や一卵性双生児でも異なります。このような特徴から高精度でヒトを識別できるため、顔認証以上に高セキュアな生体認証技術です。
カメラを使う虹彩認証は、非接触かつ目さえ確認できる状態であれば本人かどうかを判別できる点が利点として挙げられます。ただし導入コストが高く、また研究開発する企業も限られるため、日本ではまだほとんど普及していません。
指静脈認証
![]() |
---|
指静脈認証とは、指の静脈のパターンで個人を識別する認証方法です。赤外線などを照射することで静脈の形状を読み取り、サーバーにあらかじめ保存してある静脈データと照合します。
静脈のパターンは虹彩と同じく、個人によって異なり経年変化しません。体内にある静脈を利用するため、偽造はほぼ不可能といえるほど困難です。このため虹彩認証と同程度に高セキュアな認証方法とされています。
その一方で、導入コストの高さから国内ではあまり普及していません。高度なセキュリティが求められる一部の金融機関で採用される傾向にあります。
耳音響認証
![]() |
---|
耳音響認証とは、耳穴の形状の個体差を応用し、耳の内部での反響音で個人を識別する認証方法です。音の聞こえ方が人それぞれ異なるのと同様に、耳の内部の形状も個人によって異なります。この特性を利用して、耳に装着したイヤホン型のウェアラブルデバイスから耳穴に検査音を送出し、その反響音を計測して個人を特定します。
音を聞くだけで認証できるため、マスク・眼鏡・髪型などの装着や見た目に影響されないという利点があります。顔認証や指紋認証と違い体の内部の情報を使用することから、静脈ほどではありませんが偽造の難度は高いといえます。ただし研究開発する企業は限られており、国内ではほとんど普及していません。
DNP×ヒト認証
代表的な生体認証を挙げてヒトを識別する認証技術を解説してきましたが、ここで紹介したものがすべてではありません。他にも、声を識別の要素として用いる「声紋認証」や、筆跡などの行動から識別する「行動認証」などがあります。
このように豊富にあるヒト認証の中で、DNPが特に力を入れているのは「顔認証」です。「顔」を起点として、決済や契約・銀行手続きなどさまざまなサービスを利用できる社会をめざす「顔認証マルチチャネルプラットフォーム」の実現に取り組んでいます。顔認証は、非接触が好まれる時代においての一つの最適解で、手ぶらかつスピーディに認証を行うことができます。また高価な専門機器は必要なく、カメラがあれば導入できる手軽さも利点です。「顔認証マルチチャネルプラットフォーム」の実現により、所持認証(物理的な鍵となるものでの認証)や記憶認証(暗証番号やパスワードなど記憶による認証)では実現できない「快適な本人認証の実現」をめざしています。
また、業界を横断して顔情報を活用することで事前の顔情報の登録が1度で済み、利用者の利便性が高まります。他にも、事業者間で連携した新しいビジネス機会の創出や、利用履歴のデータタンキングとその利活用など、さまざまな展開が期待できます。
2.モノ認証とは?
ヒト認証が人物を識別するのに対して、モノ認証は物(個体)を識別します。社員証やキャッシュカード・マイナンバーカードなどに組み込まれているICチップを用いた認証技術は、モノ認証の一例です。
スマートフォンの普及とIoTなどの技術革新により、モノを認証するニーズが高まりつつあり、デジタルキーやNFCタグなどを活用する場面が増えてきています。モノ認証を活用することにより、サービスの利便性向上や業務の効率化につながるため、ここでは3つの認証技術を例にその特徴について見ていきましょう。
デジタルキー
![]() |
---|
デジタルキーとは、スマートフォンに保存したデジタルデータによって鍵の所有者を認証し、電子的に解錠・施錠をするシステムです。1台のスマートフォンで複数の鍵データを一元管理できます。自動車・自転車・自宅の鍵など物理的な鍵を複数持つといった煩わしさがなくなります。
複数の人物で同時にシェアしたり、利用時間の設定により一時的な鍵として使用したりできるのも利点です。デジタルキーは複製されにくく、またスマートフォンが紛失・盗難の被害に遭っても遠隔で鍵データを消去でき、セキュリティ対策にもなります。
デジタルキーは、スマートフォンの普及により活用シーンが広がっています。カーシェア・コワーキングスペースといったシェアリングサービスを利用する際の施錠・解錠や、オンラインで注文した商品を宅配ロッカーで受け取る際の解錠にデジタルキーが活用されています。最近では、賃貸住宅の内見にもデジタルキーが導入されるケースが出てきました。事前に内見したい日時を予約して専用のデジタルキーを発行してもらい、あとは当日現地に行くだけで内見が可能になります。鍵の受け渡しが不要になることで時間の節約や対面リスクの軽減が実現し、利用者と事業者双方にとって便利なサービスといえるでしょう。
NFCタグ
![]() |
---|
NFCタグとは、近距離無線通信技術の国際標準規格NFCに基づいた、非接触のICチップを埋め込んだタグです。NFCタグには専用アプリで多種多様なアクションを書き込むことができ、決済や家電制御などに利用されています。
このNFCタグをNFC対応スマートフォンで読み込むことで、タグ内に書き込まれたアプリの起動やWebサイトへのアクセスといったアクションの実行が可能となります。電波の届く範囲は1cm~10cm程度で、スマートフォンをかざすだけで利用できます。スマート家電と連携して電源を一括操作するなど、日常生活をより便利にしてくれる技術です。
NFCタグは、カメラやアプリを利用者自身で操作することなくスマートフォンをかざすだけで指定した画面を立ち上げられるため、決済プロセスの簡素化で利用されるケースが多くあります。また、店舗内の座席にNFCタグを設置してモバイルオーダーに対応させたり、クーポンを配布したりするなどの活用も可能です。NFCタグはさまざまなプロセスを簡素化できるため、活用シーンの幅が広く柔軟性がある点が特徴となります。
RFIDタグ
![]() |
---|
RFIDとはRadio Frequency Identifierの略語で、小型アンテナとICチップが搭載されているNFCタグと似た技術を指し、非接触でタグ内のデータを読み取ることができます。その電波の届く範囲はタグの大きさにもよりますが数cm~数mで、タグが離れた場所にあっても箱の中にあっても、また汚れていても読み取れます。
さらに、読み取り速度が高速で複数のタグを同時に読み取れるため、倉庫などの広大なスペースでの在庫管理に利用されることが多くあります。専用スキャナを使って個体識別・所在管理・移動追跡に用いられ、効率的な在庫管理を実現します。
また、アパレル業界ではセルフレジでの会計システムに利用されており、RFIDタグが埋め込まれた値札が付いている商品を専用ボックスに入れるだけで、瞬時に合計金額を算出できます。商品を一つひとつスキャンする手間がなく会計がとてもスムーズです。このようにバーコードに代わる技術として注目されています。
DNP×モノ認証
モノ認証を活用することで、各種業務の効率化やユーザー体験の向上が見込めます。自動車や住宅、ホテルといった施錠・解錠を必要とするサービスをご提供の事業者の方は、ぜひデジタルキーの導入をご検討ください。人件費などのコストカットにつながるだけでなく、運用・管理にかかる手間や負荷が軽減できます。DNPでは「デジタルキープラットフォーム」を提供しており、安心して導入いただけるよう電子鍵の不正取得や盗難を防止するセキュリティ対策に力を入れています。
DNPの「NFCタグ認証プラットフォーム」は、キャッシュレス決済を中心にさまざまな場面で活用いただくことができます。近年多くのキャッシュレス決済で使われている二次元コードと異なり、NFCタグは撮影による複製ができないため、偽造防止や不正利用防止が可能です。
他にも「RFIDソリューション」では、サプライチェーンの効率化に向けた実証実験を行うなど、利活用シーンの検証を行っております。日用品・食品・飲料などの実験対象商品にRFIDを貼り付け、流通過程で入出荷される際にRFIDの読み取りを行い、そこで取得したデータを蓄積し情報の可視化を行うことで、食品ロスなどの社会課題の解決をめざす取組みを進めています。
このようにDNPは、ヒト認証だけでなくモノ認証においても積極的にソリューションを展開しており、認証が必要となるさまざまなシーンにおいて、より快適で安全な認証サービスの提供を行っております。
3.DNPではヒト・モノの認証サービスを展開
DNPは「オンライン本人確認(eKYC)総合サービス」「顔認証マルチチャネルプラットフォーム」をはじめとするヒト認証と、「デジタルキープラットフォーム」「NFCタグ認証プラットフォーム」をはじめとするモノ認証を展開しています。ヒトとモノの認証を組み合わせ、より安心・安全な社会を実現していきたいと考えています。ここでは、代表的な上記4つのサービスについてご紹介します。
オンライン本人確認(eKYC)総合サービス
![]() |
---|
DNPが提供する「オンライン本人確認(eKYC)総合サービス」は、本人確認が必要なさまざまな場面で利用されています。「ホ」方式と「ワ」方式を中心に、犯罪収益移転防止法(犯収法)に準拠した仕組みで、安全なオンライン本人確認を提供します。
「ホ」方式は容貌の画像と写真付き本人確認書類画像、「ワ」方式は署名用電子証明書と暗証番号を組み合わせた認証方式です。新規サービスだけでなく、Webブラウザやアプリで運用中のサービスにも適用できます。全国のBPO拠点でバックオフィス業務を請け負い、申込みから審査まで一括対応できる点も強みです。オンラインバンクの口座開設やシェアリングサービス利用時の本人確認など、さまざまなシーンでご利用いただけます。
顔認証マルチチャネルプラットフォーム
![]() |
---|
DNPが提唱する「顔認証マルチチャネルプラットフォーム」は、蓄積された顔情報を使って業界横断で相互利用ができるプラットフォームです。多種多様なサービスから収集した顔情報を一元管理し、日常生活のあらゆる場面で顔認証を活用していくことをめざします。
サービス利用者は顔情報を事前に登録しておくことで、各種施設への入退室が顔のみでできるようになり、買い物時の決済も一瞬で完結します。事業者においては、顔認証システムをスピーディに導入でき、プラットフォーム内の登録情報の利活用が可能となります。例えば飲食店を例に挙げると、入店時に顔認証で個人を識別し、過去の利用履歴からおすすめのメニューを提示します。退店時には顔認証でスムーズに決済いただくことで、ユーザー体験の向上につなげます。
デジタルキープラットフォーム
![]() |
---|
DNPの「デジタルキープラットフォーム」は、スマートフォンを利用して自動車や住宅などの鍵を施錠・解錠するデジタルキーのプラットフォームです。リクエストに応じてデジタルキーを配信するクラウドの他に、スマートフォンアプリ内に安全にデジタルキーを保持するためのソフトウェア開発キット、さまざまな鍵をデジタルキー化する専用デバイスを提供します。
MaaS(Mobility as a Service)やスマートシティ実現の推進をめざしており、自動車関連メーカーや各種シェアリングサービスと親和性が高いサービスです。他にもロッカーでの荷物非対面受取や不動産の無人内覧など、デジタルキーを活用できるシーンはたくさんあります。
NFCタグ認証プラットフォーム
![]() |
---|
DNPの「NFCタグ認証プラットフォーム」は、高セキュアな認証技術を用いて決済・チケット認証などあらゆるシーンのタッチポイントを非接触にできるサービスです。利用者が自身のスマートフォンでNFCタグにタッチすることで認証コードを生成し、事業者のアプリやWebサーバーを経由してDNPのNFCタグ認証サーバーにて認証・真偽判定を行います。
この仕組みにより、NFCタグを読み取る際に正しいNFCタグにかざされているか認証を行い、タグごとに遷移先のコンテンツのコントロールが可能です。決済・チケット認証・モバイルオーダー・乗車券など、さまざまなサービスにご利用いただくことができます。「いつ」、「どのNFCタグにタッチしたか」という情報を取得できるため、利用者の行動データをマーケティング施策に活かせるのも利点です。
DNPではヒト・モノ認証をご要望にあわせて提供可能
DNPは、ヒト・モノを識別するさまざまな認証技術・ソリューションを提供しています。最適な認証技術はサービスにより異なります。単体だけで実現できるケースもあれば、組み合わせて導入することでより効果を発揮するケースもあり、総合的に仕組みを検討しなくてはなりません。
不正を防止したい、認証業務の効率化を図りたい、認証の精度をアップしたい、非接触での認証を可能にしたいなど、事業者が実現したい要望・優先順位はさまざまです。DNPは、その要望に応じて、各種プラットフォームサービスを単体もしくは最適な組み合わせで提供することができます。ヒトとモノの認証をうまく組み合わせることで、より快適に安全にサービスを利用できるようサポートいたします。
4.まとめ
![]() |
---|
デジタル技術の発展に伴い認証技術は高度化し、ここまでご紹介してきたように実に多くの認証技術・方法が登場しています。それぞれの認証技術ごとに、必要な機器・認証の精度・ふさわしい利用シーンなどは異なります。どの認証技術が最適なのか、利用者属性や利用シーン・サービスの形態などに応じて検討することが重要となります。また、導入する目的を明確にし、それを実現するために最も適した認証技術を選ぶという視点も良いでしょう。
DNPでは、お客様のサービスに最適な組み合わせでヒト認証・モノ認証をご提供できます。それがDNPの推進する「認証DX」の強みです。認証サービスをあらゆる業界に最適な形で提供することで、安心・安全で快適な社会の実現をめざしています。認証技術の導入を検討する際は、DNPの認証ソリューションをぜひご検討ください。どんなことを実現したいかお話をお聞かせいただければ、ご要望にあったご提案をさせていただきます。
DNPの「認証DX」の取組みについて
DNPは、本人確認や本人認証が必要となるさまざまな場面で、最適な認証の仕組みを組み合わせ、セキュアで安心なサービスとして総合的に提供する「認証DX」を推進しています。安全・安心・スピーディな本人確認・本人認証を実現する「認証DX」を通じて、リアルとデジタルがシームレスにつながるこれからのデジタル社会で、生活者が安心してセキュアに暮らせる顧客体験価値を提供していきます。
認証・セキュリティに関するお問合わせ(URL別ウィンドウで開く)
eKYC関連コラム
このコラムで紹介した製品・サービス
-
eKYC(electronic Know Your Customer)は、オンライン上で安全に本人確認が完結する仕組みのことです。DNPは本人確認や本人認証が必要となるさまざまな場面で、最適な認証の仕組みを組み合わせ、セキュアで安心なサービスとして総合的に提供する「認証DX」を推進しています。 その一環として、2019年より「オンライン本人確認(eKYC)総合サービス」を提供しています。インターネットでの銀行口座開設やシェアリングサービス利用時の本人確認など、さまざまなシーンで本人確認機能をご導入いただけます。
2018年11月30日に犯収法の施行規則が改正となり、オンラインで完結する本人確認(eKYC)が可能となりました。利用者の利便性が向上する反面、システムの構築や運用環境の整備など、事業者には大きな負担にもなっています。
本人確認アプリの作成、目視による審査業務など、盤石のセキュリティ対策の下、ワンストップで実現できるのが、DNPのeKYCサービスの特長です。
サービス開始以来、複数企業様にご採用いただき、すでに2,000万件以上のeKYC審査を実施しました。
関連製品サービス
-
スマートフォンで自動車や家、ロッカーなどの鍵の施錠・解錠を行うデジタルキーの配信・管理のためのプラットフォームを提供します。
-
NFCのリーダー/ライターモードを活用した、決済・チケット認証・情報配信などの認証を非接触で実現できるプラットフォームです。
その他のコラム
-
「カード番号お預かりサービス」の サービス内容と導...
- 決済・EC
- 認証・セキュリティ
多様な決済サービスや共通ポイントサービスなどをワンストップで提供する「DNPマルチペイメントサービス」の中の便利なサービ...
-
ゲームセンターにおけるNFCタグ活用の可能性
- 決済・EC
このコラムでは顧客接点として有望なNFCタグが持つ可能性に焦点をあて、ゲーム筐体を企画・製造しているメーカー、また大型商...
-
元ラグビー日本代表・廣瀬俊朗が訪れた「ある村」
- モビリティ
- 決済・EC
デジタル技術を基盤に、地域DX(デジタルトランスフォーメーション)による社会課題解決に取り組んでいる大日本印刷(以下、D...
-
日経Webセミナーレポート 「セキュアな仕組みを融...
- 認証・セキュリティ
- XR
2023年9月14日(木)に開催された日本経済新聞社主催のWebセミナーにて、DNPは「セキュアな仕組みを融合する『認証...
-
少額決済もクレジットカード!? 今後あたりまえとな...
- 決済・EC
日本政府は、キャッシュレス決済比率を2025年6月までに4割程度、将来的には世界最高水準の80%をめざす方針を打ち出して...
-
マイナンバーカードを使った本人確認 ~これからの本...
- 認証・セキュリティ
- BPO・業務効率化
『犯収法・携帯電話不正利用防止法に基づく本人確認手法は、マイナンバーカードを使った公的個人認証サービス(JPKI)に原則...
-
マイナンバーカードを使った本人確認 ~次期マイナン...
- 認証・セキュリティ
- BPO・業務効率化
マイナンバーカードは約8割の国民が保有するまでに普及し、その活用や情報管理など私たちの生活にどのような影響を及ぼすのか気...
-
マイナンバーカードを使った本人確認 ~スマートフォ...
- 認証・セキュリティ
- BPO・業務効率化
vol.1では、「基本4情報提供サービス」について詳しく解説しましたが、同じく5月から「スマホ用電子証明書搭載サービス」...
-
マイナンバーカードを使った本人確認 ~基本4情報の...
- 認証・セキュリティ
- BPO・業務効率化
デジタル庁は、2023年6月「デジタル社会の実現に向けた重点計画」にて、オンライン口座開設など非対面における本人確認はマ...
-
近年注目を集めている「NFCタグ決済」とは? 普及...
- 認証・セキュリティ
- 決済・EC
DNPは、株式会社ジェーシービー様および株式会社デジタルガレージ様と協業し、NFCタグ決済サービスをリリースしました。当...
-
マイナンバーカードを使った本人確認の動向は? 現在...
- 認証・セキュリティ
- BPO・業務効率化
最近ニュースで取り上げられることも多いマイナンバーカードですが、8割近くの国民が持つようになり、今後の活用に注目が集まっ...
-
DNP安全運転管理サポートシステム(VD-3)を2...
- モビリティ
- 認証・セキュリティ
2023年12月1日より、白ナンバー事業者のアルコール検知器を用いたアルコールチェックの義務化が施行されます。アルコール...
-
DNP安全運転管理サポートシステム(VD-3)の導...
- モビリティ
- 認証・セキュリティ
DNP安全運転管理サポートシステム(VD-3)(以下、VD-3)は、2023年12月1日に施行のアルコール検知器を使用す...
-
デジタルインボイスとは? 電子インボイスとの違いや...
- 認証・セキュリティ
- BPO・業務効率化
2023年10月からインボイス制度が開始されますが、関連して注目されているのがデジタルインボイスです。そこで本コラムでは...
-
2023年12月1日から「白ナンバー事業者のアルコ...
- モビリティ
- 認証・セキュリティ
2023年12月1日より、白ナンバー事業者のアルコール検知器によるアルコールチェックの義務化が開始されることが発表されま...
-
広がるキャッシュレス決済と進化する決済端末
- 決済・EC
キャッシュレス決済はニューノーマル(新しい生活様式)のひとつとして消費者の間に定着しつつあります。消費者側の利便性はもち...
-
DNPマルチペイメントサービスの 販売パートナーさ...
- 決済・EC
DNPマルチペイメントサービス(以下DMPS)の販売パートナーサポートプログラムとは、POSや精算機・券売機、ないしは決...
-
3Dセキュアはカード不正利用対策に必須! 被害の現...
- 認証・セキュリティ
- 決済・EC
クレジットカードの不正利用に関するセキュリティソリューションには、クレジットカード情報を別の文字列(トークン)に置き換え...
-
「ハウスプリペイド」の導入で キャッシュレスサービ...
- 決済・EC
- マーケティング・セールスプロモーション
キャッシュレス導入時の最大の検討課題といえる「導入・運用コスト」。 コストの最適化も可能といわれる「ハウスプリペイド」に...
-
3Dセキュアを導入するには? カード会社・加盟店・...
- 認証・セキュリティ
- 決済・EC
3Dセキュアは、オンラインクレジットカード決済の安全性を高める本人認証サービスです。決済時にクレジットカード番号や有効期...
-
クレジットカードの不正利用を防ぐ「3Dセキュア」と...
- 認証・セキュリティ
- 決済・EC
3Dセキュアはオンラインでより安全にクレジットカード決済を行うための本人認証サービスです。3Dセキュア1.0から2.0へ...
-
One to One で顧客育成、「自社ポイント」...
- マーケティング・セールスプロモーション
- 認証・セキュリティ
多様化する顧客のニーズに対応するため、顧客との良好な関係を構築しファン化を促進するCRM(カスタマー・リレーションシップ...
-
キャッシュレス社会における小売・流通企業の次の一手
- マーケティング・セールスプロモーション
- 決済・EC
2019年頃から急速に社会に普及したキャッシュレス決済。対応に追われた小売・流通企業は今後どのように対応していくべきでし...
-
顔認証決済サービスの特徴やメリットは? 活用事例も...
- 認証・セキュリティ
顔認証は画像や映像から個人を判断する生体認証技術のひとつです。その顔認証技術を用いて決済が可能なサービスの普及が進んでい...
-
顔認証のユースシーンは?メリットやシステムを導入す...
- 認証・セキュリティ
顔認証は、近年さまざまなシーンで活用されるようになってきています。その顔認証システムがどのように使われているのか、具体的...
-
DNP安全運転管理アプリケーションmamoruの ...
- モビリティ
- 認証・セキュリティ
DNP安全運転管理アプリケーション mamoru(以下、mamoru)は、スマートフォンでの運転免許証の確認やアルコール...
-
顔認証とは?「認証」の基礎知識からメリット・活用シ...
- 認証・セキュリティ
高セキュアかつ利便性の高い生体認証システムとして、顔認証に注目が集まっています。生体認証システムの導入を検討しており、顔...
-
マイナンバーカードってこれからどうなる? 今後の活...
- 認証・セキュリティ
- BPO・業務効率化
マイナンバーカードは身分証明書としての提示だけでなく、さまざまな機能を有しています。近年では、オンライン本人確認(eKY...
-
犯罪収益移転防止法とは? オンラインでの本人確認「...
- 認証・セキュリティ
- BPO・業務効率化
eKYC(オンライン本人確認)を導入する上で、犯罪収益移転防止法(犯収法)について理解しておきたい事業者の方もおられるの...
-
eKYCのさまざまな利用シーンとは? 導入が進む理...
- 認証・セキュリティ
- BPO・業務効率化
オンライン決済サービスや人材マッチングサービスといった会員登録・利用登録が必要なサービスを運営する上で、本人確認をオンラ...
-
共通ポイント導入の課題は「マルチペイメントゲートウ...
- 決済・EC
2020年6月まで実施された消費需要税率引き上げに伴う還元事業では、「共通ポイントサービス」が注目を集めました。直近では...
-
キャッシュレス時代の必須施策「共通ポイント」とは?
- マーケティング・セールスプロモーション
- 決済・EC
2019年10月に開始された消費税の増税に伴い、需要減の防止や平準化策としてキャッシュレス利用時の還元事業が行われ、「共...
-
キャッシュレス決済~QRコードの次はNFCタグに注...
- 決済・EC
- 認証・セキュリティ
QRコードをはじめさまざまなキャッシュレス決済が浸透する中、導入の手軽さとセキュリティ性の高さを兼ね備えたNFCタグを用...
-
eKYCの安全性って? 各手法の仕組みやリスク対策...
- 認証・セキュリティ
- BPO・業務効率化
オンラインで本人確認が完結するサービスをeKYCと呼びます。自社サービスにeKYCを導入する上で、安全性について把握して...
-
単品リピート通販を成功させるためのポイント
- 決済・EC
- マーケティング・セールスプロモーション
利益率が高く価格競争が起こりにくいなどのメリットから、ECにおける販売手法のひとつとして市場規模を拡大している単品リピー...
-
ファーストステップで差がつく、選ばれるECサイトの...
- 決済・EC
- BPO・業務効率化
企業規模を問わず、販売経路拡大などの目的でECサイトを展開することが一般的になってきました。しかし、ECサイトの運用は実...
-
コンテンツ(キャラクター)ビジネス成功の秘訣は?ビ...
- フォト・イメージング
- 決済・EC
情報発信・商品販売のためのプラットフォームも続々と普及し、自社コンテンツの制作やオリジナルキャラクターを活用したブランデ...
-
マイナンバーカードを用いた オンライン本人確認(e...
- 認証・セキュリティ
- BPO・業務効率化
eKYC(オンライン本人確認)を導入する際、マイナンバーカードを用いた手法にはどのようなものがあるのか気になる方もいらっ...
-
eKYCとは? オンラインで簡単に本人確認ができる...
- 認証・セキュリティ
- BPO・業務効率化
あらゆる業界でデジタル化が進み業務の効率化が行われている昨今、その波はサービスを提供する際に必要となる「本人確認プロセス...
-
DNP安全運転管理アプリケーションmamoruの ...
- モビリティ
- 認証・セキュリティ
DNP安全運転管理アプリケーション mamoru(以下、mamoru)は、スマートフォン/ タブレットでの運転免許証の確...
-
キャッシュレス決済~QRコードの次はNFCタグに注...
- 認証・セキュリティ
- 決済・EC
導入の手軽さと高いセキュリティ性を兼ね備えたNFCタグを用いた決済に注目が集まっています。なぜ、今NFCタグなのか。注目...
-
[AIコラム] なぜDNPがAIを? ー前半ー ~...
- 認証・セキュリティ
- BPO・業務効率化
2018年に経済産業省が『DXレポート ~ITシステム「2025年の崖」克服とDXの本格的な展開~』を発表して以来、ビジ...
-
いまさら聞けない「改正個人情報保護法」
- 認証・セキュリティ
2022年4月1日に施行された改正個人情報保護法。違反した場合、法人は最大1億円の罰金が科される恐れもあります。思わぬト...
-
ICカード専門工場に見る「高セキュリティ工場」の具...
- 認証・セキュリティ
DNPセキュリティ連載コラム【工場ゼロトラスト】全5回シリーズ。 第5回は、『ICカード専門工場に見る「高セキュリティ工...
-
ゼロトラスト、そしてその先に求められる包括的な対策...
- 認証・セキュリティ
DNPセキュリティ連載コラム【工場ゼロトラスト】全5回シリーズ。 第4回は、『ゼロトラスト、そしてその先に求められる包括...
-
グローバルなガイドラインを参考に、 工場のゼロトラ...
- 認証・セキュリティ
DNPセキュリティ連載コラム【工場ゼロトラスト】全5回シリーズ。 第3回は、『グローバルなガイドラインを参考に、工場のゼ...
-
なぜ工場がサイバー攻撃の被害に? 根本的な原因と対...
- 認証・セキュリティ
DNPセキュリティ連載コラム【工場ゼロトラスト】全5回シリーズ。 第2回は、『なぜ工場がサイバー攻撃の被害に? 根本的な...
-
マルウェアが工場を止める ――もはや他人事ではない...
- 認証・セキュリティ
DNPセキュリティ連載コラム【工場ゼロトラスト】全5回シリーズ。 第1回は、『マルウェアが工場を止める――もはや他人事で...
-
運転前の運転免許証や酒気帯びの確認を見逃すと 運転...
- モビリティ
- 認証・セキュリティ
自動車を運転する前の安全確認は、運転免許証(以下、「免許証」)の携帯や、飲酒の有無はもちろんですが、実は、“うっかり失効...
-
運送事業者は絶えず輸送の安全性の向上に努める ~D...
- モビリティ
- 認証・セキュリティ
企業活動や消費者の生活を支える物流の一角を担う運送事業者は、絶えず輸送の安全性の向上に努めなければなりません。しかし、運...
-
在留資格の新設による受入の煩雑化 技能実習生や特定...
- 認証・セキュリティ
- BPO・業務効率化
外国人が日本で働くためには、働くことを認める在留資格(就労ビザ)を取得しなければなりません。資格以外の在留資格で就労した...
-
内閣府の「地域未来構想20 オープンラボ」に登録さ...
- BPO・業務効率化
- 認証・セキュリティ
株式会社DNPアイディーシステムは、内閣府が開設した「地域未来構想20 オープンラボ」の[3密対策]、[行政IT化]、[...
-
コロナ禍における Security & Safet...
- 認証・セキュリティ
十分な準備が整わないままテレワークをスタートした企業や組織では、テレワーカーたちの「主体的な行動」が、内部不正やオーバー...
-
コロナ禍における Security & Safet...
- 認証・セキュリティ
テレワークに対応できる環境づくりを急いで整えたものの、VPNルーターが要因となり社内ネットワークに不正侵入されたり、無線...
-
コロナ禍における Security & Safet...
- 認証・セキュリティ
テレワークの普及により、社内外どこからでもアクセス可能なクラウドサービスの利用が進んでいます。 今回は、クラウドサービス...
-
コロナ禍における Security & Safet...
- 認証・セキュリティ
新しい生活様式の中で急増した「テレワーク」という働き方。企業・組織として情報セキュリティを考える上では、新しい働き方を取...
-
コロナ禍における Security & Safet...
- 認証・セキュリティ
- ヘルスケア・ライフサイエンス
コロナ禍に直面する現在、感染症を予防するために、衛生に対する意識がかつてないほど高まっています。ITやAIの技術を活用し...
-
司法書士は本人確認に神経を注ぐ ~ID確認システム...
- 認証・セキュリティ
- BPO・業務効率化
ネットワーク上における“なりすまし”は、SNSやメール上でその人のフリをして書き込みをしたり、情報発信をするといった行為...
-
ウィズコロナ/アフターコロナの 新しい働き方に潜む...
- 認証・セキュリティ
新しい働き方に伴うリスクと国内外で最近発生した主なセキュリティインシデント等を確認しながら、「ゼロトラスト」について説明...
-
ウィズコロナ/アフターコロナの 新しい働き方に潜む...
- 認証・セキュリティ
テレワークの普及に伴って、シェアオフィスやサテライトオフィス、カフェなどで仕事をされる方も増えてきています。
-
ウィズコロナ/アフターコロナの 新しい働き方に潜む...
- 認証・セキュリティ
コロナ禍は、私たちの日常生活にも多くの変化をもたらし、3密防止、外出自粛の要請も相まって、様々な企業活動のオンライン化が...
-
ウィズコロナ/アフターコロナの 新しい働き方に潜む...
- 認証・セキュリティ
攻撃者は、テレワーク環境の「脆弱な機器」だけを狙っている訳ではなく、「人の脆弱性」も狙っています。今回は、この「人の脆弱...
-
ウィズコロナ/アフターコロナの 新しい働き方に潜む...
- 認証・セキュリティ
テレワーク環境を狙ったインシデントは、既に国内外で発生しています。今回は、テレワークを自宅で行う際に使用する機器の脆弱性...
-
ウィズコロナ/アフターコロナの 新しい働き方に潜む...
- 認証・セキュリティ
一般的に、VPN技術は安全な対策と考えられていますが、急場しのぎでテレワーク環境を整備した企業は、VPN接続を狙ったサイ...