ブロックチェーンを活用したWeb3.0時代のファン体験とは
DNP×Gaudiy対談
ファン活動と聞いて思い浮かべるのは、グッズの購入、イベントへの参加、SNSでのファン同士の交流などが多いかもしれません。Web3.0時代になると、それらの活動がブロックチェーン上に記録され、ファンの熱量を正しく評価・還元することが可能になります。こうした新しいファン体験を生み出そうとしているのが、ブロックチェーン技術を活用したファンプラットフォームを展開する株式会社Gaudiyです。DNPは2022年1月にGaudiyと業務提携し、新たなコンテンツビジネスの創出をめざしています。第一弾の取り組みとして、『約束のネバーランドPOP UP SHOP in東京アニメセンター』と連動した実証実験を2022年1-2月に実施しました。
ブロックチェーン技術の活用によってファン体験やコンテンツビジネスはどう変わっていくのか。大日本印刷株式会社のヤナガワと、株式会社Gaudiy跡部三太氏のお二方に話を伺いました。
2022年9月公開
プロフィール
![]() |
---|
株式会社Gaudiy
跡部 三太氏
サポート行政書士法人(法務コンサルタント)、ドローンスタートアップ、株式会社ペイミー(取締役COO)を経て、株式会社Gaudiyに入社。Gaudiyでは事業開発担当としてパートナー企業との共創及びコミュニティマネジメント業務に従事。
![]() |
---|
大日本印刷株式会社
ヤナガワ
2009年入社。入社より一貫して海外事業に携わり、海外でのセールスや印刷製造を担当した後、日本のコンテンツを海外へ届けるサービスの開発に携わる。2019年より株式会社オールアバウトへ出向しインバウンド事業を2年間経験した後、2021年よりNFTを活用したビジネス開発に参画。国境を越えてファンとコンテンツが繋がる未来の在り方をテーマに取り組む。
目次
適切な「評価」と「還元」でファンの熱狂を創出
——Gaudiyでは「Gaudiy Fanlink」を展開していますが、まずはこちらの概要をお聞かせください。
跡部氏:「Gaudiy Fanlink」はNFT、DID(分散型ID)などのブロックチェーン技術を活用して、ファンの熱量を最大化するプラットフォームです。
大前提として、企業がコンテンツを生み出し続けるためには、時間とお金を投じてくれるファンの存在が重要です。既存のファンに継続して楽しんでもらいつつ、新規ファンを獲得していかなければなりません。わかりやすい例が、韓国の人気グループBTSのファン「ARMY」です。DAO(分散型自律組織)のような形で、ファンの自律的な活動が大きなムーブメントをおこし、IPを成長させていますよね。
ファンに熱狂し続けてもらうために大事なのが、推しに対する熱量や好きという想いを行動に変えてもらい、それを継続してもらうこと。そのファンエコノミーをつくるために必要なのが、「評価」と「還元」だと考えています。
こうした考えのもと、「Gaudiy Fanlink」ではブロックチェーン技術を活用して、ファン活動のデータを記録して、ファンの熱量が正しく評価・還元できる仕組みを構築しています。従来はひとつのIPにまつわるファン体験がゲームアプリ、マンガアプリ、ファンクラブなど各プラットフォームに分散していましたが、「Gaudiy Fanlink」ではこれらを統合し、コミュニティ起点でこれまでにないクロスメディアでのファン体験を実現します。
——熱量を正しく評価・還元できる仕組みとは、具体的にどういうものでしょうか?
跡部氏:「評価」は、何かのグッズを買ったり、SNSで作品をオススメしたりする行動を記録して、適切に評価していく仕組みです。これを可能にするのが、ブロックチェーン技術です。DID、NFT、トークンなどを活用することで、ファンがどんなアクションをしたのかという履歴を蓄積し、評価することができます。
実際に運用するにあたって重要なのは、柔軟な評価・還元の設計です。
作品にお金を落としてほしいというのはすべてのIPホルダーにとって普遍的な目標ですが、フェーズによっては、購買よりも草の根でオススメしてもらってファンを増やしていきたいタイミングもありますよね。企業のそのときのKPIによってファンに期待する活動は変わってくるため、やりたいことやタイミングにあわせてどの活動をどのように評価するか、柔軟な設計ができることが大切です。
「評価」の延長線上にあるのが「還元」です。ファンとしての特定の行動や消費を評価して、インセンティブを還元します。例えば、TwitterでリツイートしたらそのIPに関するなんらかの商品と交換ができる、限定のNFTがもらえるというような形です。
今でもSNSでリツイートを促してプレゼントを提供するキャンペーンはありますが、ブロックチェーン技術を活用することで、こうした行動もファン活動の履歴として蓄積することが可能になります。
ただし、インセンティブ自体が目的になってはいけません。ファン活動をしていたらイベントの招待券や次回使えるクーポンがもらえるというような、あくまでもIPと絡めたインセンティブの還元が大切です。「ファンではないけどインセンティブ目当てで参加する」という行為ができない仕組みづくりが必要です。
——今の話をふまえ、DNPではファンエコノミーについてどのようにとらえていますか?
ヤナガワ:ファンの熱量というのはずっと昔から変わらずにあったもので、それが今インターネットの進化によって自分が好きなものを発信したり、仲間を見つけたりしやすくなっただけだと思っています。好きなものを応援したいというのは人間の普遍的な欲求であり、これからも続いていくはずです。
そのうえで、日頃からさまざまなIPホルダーとお取引があるDNPとしては、インターネットのさらに先、Web3.0が広まっていく時代に、ファンエコノミーやコンテンツビジネスのあり方がどう進化していくかは非常に気になるところです。
ファンエコノミーというと経済のイメージが先行しやすいですが、ファンの中での評価や評判という視点でとらえることもできます。IPへの熱量をどう伝え、どうフィードバックされているのか。いちファンとしての自分の評判を世の中でどう高めていくかなども意識される時代に今後はなっていくと思います。
今だとSNSのいいね数やコメント数が指標になりやすいですが、Web3.0の時代では、例えばマンガの第一話をリリース日に読んだという証がNFTとして残り、そのNFTをいつから、いくつ所持しているかなどがブロックチェーン上に未来永劫残り、閲覧できようになります。
個人情報をどう保護するかも重要になってきますし、今後どう世の中が変わっていくのか、ウォッチしていきたいと思っています。
跡部氏:今のファンの中での評価や評判の視点、「Gaudiy Fanlink」でもすごく意識しています。
通常のSNSだと、フォロワー数が多いほど声が届きやすいですし、フォローしている人によって得られる情報も変わってきます。
これに対して「Gaudiy Fanlink」では、フォロワー数という概念がありません。ひとつのIPが好きな人同士が集まっているので、「Gaudiy Fanlink」で発信するといいねがたくさん集まりやすい。純粋にファン活動を評価する設計を意識しているため、温かいコミュニケーションが生まれやすい特徴があります。
「約ネバ」イベントで購入者にジェネレーティブアートを配布
——2022年1月には両社の共同事業として「東京アニメセンター in DNP PLAZA SHIBUYA」で開催された『約束のネバーランドPOP UP SHOP in東京アニメセンター』と連動した実証実験を実施しました。どんな取り組みだったのでしょうか?
ヤナガワ:Gaudiyさんが『約束のネバーランド』の公式コミュティ『みんなのネバーランド』を運営されており、ちょうど我々もイベントの開催が控えていたことから一緒に何かやってみようとスタートした企画です。
内容としては、ポップアップストアで3000円以上購入してくれた方に、キャラクターの描き下ろし画像を使用したジェネレーティブアート(アルゴリズムによって無作為に生成される画像)を、「世界にひとつしかないあなただけのオリジナルのアイコン画像」としてプレゼントする取り組みでした。
推し活の形は本当にさまざまで、コミュニティで積極的に発信している人もいれば、発信はしていなくてもグッズの購入意欲が高い人、あるいは他のファンの発信を見るだけで十分に楽しんでいる人もいます。どこに熱量をかけているかは本当に人それぞれですが、このような発信をせずに、一個人で楽しんでいる人の場合はその熱量を表現する機会がありませんでした。
その点、今回の施策では、イベントで3000円以上購入したことがブロックチェーン技術によって証明され、コミュニティ内で披露することもできます。これまでにない形でファンとしての熱量を表現する機会を生み出せたことが、すごく面白いと感じましたね。
跡部氏:ジェネレーティブアートの配布は今回のイベントで初めて実施しました。ファンの方からの反応もよく、喜んでもらえたのは大きな結果だと思います。
また、DNPさんと一緒に取り組むことで、リアルの世界とバーチャルの世界の連携がスムーズにできたと感じています。
ファン活動を楽しむためにはバーチャルの世界だけでなく、リアルの世界との連動が重要です。我々の強みはブロックチェーン技術やデジタルの世界でのコミュニティ運営ですが、どうしてもリアルのイベントの部分が弱い。イベントを企画して、場所をおさえるというのもハードルが高いのが正直なところです。
その点でDNPさんの力を借りられたことはすごくありがたかったですし、そこに我々の技術を使ったジェネレーティブアートの配布を掛け合わせて、リアルとバーチャルの融合が実現できました。
リアルと推し活を連動すると、大きなインパクトが生まれる
——今後ファンエコノミーはどのように盛り上がっていくと思いますか? また、コンテンツビジネスはどう変わっていくと思いますか? お二人の見解をお聞かせください。
跡部氏:ファンが数百万人、数千万人いるようなビッグIPがありますよね。その中での消費活動のインパクトは小さな国以上のものだと考えています。例えば、5000万人規模だと韓国の総人口に匹敵します。
今でも大きなお金が動くビッグIPはたくさんありますが、「評価」「還元」の部分、「継続性」という部分ではまだ適切な仕組みはできあがっていません。数百万、数千万人のファンの熱量を可視化して適切にファン活動を評価し、インセンティブを還元する仕組みができあがれば、これまで以上の大きなビジネスを生み出すことができるはずです。
今検討を進めているのは、リアルの世界で使えるファンペイメントのようなものです。例えば、コンビニなどで決済するときに好きなIPのファンペイメントを使うことで、限定のトークンがもらえるといった設計を考えています。「50円割引き」などの特典ではなく、ファンが喜ぶ特典を還元するのです。
自分のリアルの生活で食品や服などを購入することが、推しのIP関連の経済圏を盛り上げることにつながっていく。これは10年後とか遠い未来の話ではなく、近い未来で実現できるのではと思っています。
今でもキャラクターとコラボしたクレジットカードがありますよね。イメージはそれと近いです。決済するときに普通のカードを使うか、推しと関係するカードを使うか。推しと関係する決済手段を使うほどに限定トークンやポイントが貯まって、ファン活動として記録されていく。そんなイメージです。
暮らしに身近なところでIPに関連した経済が拡張していくと、経済的にも国家規模のインパクトがあります。ファンにとっては、時間とお金をかけているファン活動が自分の生活にちゃんと返ってくる。
Gaudiyではこうした「ファン国家」をつくっていきたいと考えています。
ヤナガワ:ファンエコノミーを広げていくという点では、どのくらいの規模感のIPで実施するかは確かに重要だと思います。数百万人規模のファンを抱えるIPでファンエコノミーを形成できると、BTSのように社会的にとても大きなインパクトが出るでしょう。
その一方で、日本にはそれ程の規模感ではないものの、確かに熱量の高いファンがいるコンテンツが非常に多くあります。ファンの数で言えば数万人・数千人という規模のIPが無数にあり、この中にも生きがいを感じている方々がいます。DNPとしては規模感に関わらず、なるべく多くのファンが自分の好きなコンテンツを応援する中で実生活も豊かになる世界を作っていきたく思います。どんなコンテンツにもそのIPが心底好きなファンの方はいて、すばらしいクリエイターの方がいます。誰にとっても居心地がよく、みんなが推し活を楽しめるサービスをつくっていきたいと考えています。
——今後はコンテンツIPの既存プラットフォームからの脱却が進んでいくのでしょうか?
ヤナガワ:本来、コンテンツホルダーには、広くたくさんの人の目に触れてほしいという想いがあると思います。既存のプラットフォームは新しいコンテンツを広く届けるという点では今もまだ非常に大きな存在です。
ただ、そこだけに依存するのも少し違うかなと。多くの人にコンテンツを届けるためにプラットフォームの力を借りる一方で、直接ファンの方とつながり、コミュニティをつくっていくことも今後は重要になってくると思います。
跡部氏:Gaudiyとしては、プラットフォームに依存しないコンテンツIPのあり方を追求していきたいと思っています。
例えば、Appleのアプリを使うにはアプリストアを介さないといけないですよね。だけど、今後はユーザーがどのプラットフォームで、どのコンテンツを消費するかを自由に選べる世界がどんどん広がっていくと思います。
プラットフォームは今後も進化して残っていくでしょうが、それとは別によりよいファン体験を提供するサービスが生まれ、共存していく。そういう未来が近づいていると思います。
ヤナガワ:そうですね。0から1で生み出された一次コンテンツは時代に沿ったプラットフォームを通して世に広く提供されていくと思いますが、1から2、あるいは1から100にする部分、つまり、二次創作やファンによる応援活動などが今後は大きく変わっていくと思いますね。
———最後に、今回の業務提携において両社に期待することをお聞かせください。
ヤナガワ:先ほど話に出た「ファン国家をつくろう」というメッセージはすごくインパクトが大きいですし、Gaudiyさんは実行する技術も持っている。
DNPとしてもぜひ一緒に新しいコンテンツビジネスを生み出していければと思っています。
跡部氏:我々はスタートアップなのでスピードが命です。クオリティが十分でない中でも世に出してブラッシュアップしていくことも多々あります。このスピード感や考え方に対してDNPさんが理解を示してくれているのがすごくありがたいと感じています。
当初、大きな会社なので判断には時間がかかるだろうと思っていたのですが、まったくそんなことはなくて。しかも、印刷技術だけではなく、さまざまな強みを持っているので、思わぬところからシナジーが生まれることもあります。
リアルとオンラインの融合だけに留まらず、これからもいろいろな新しい取り組みをしていければと思います。
関連ニュースリリース
関連コラム
その他のコラム
-
SDGs100人カイギのその後 ~「行動」の時代の...
- 企業コミュニケーション
2030年までに本気で世界を「変える」ことを目標として、さまざまな活動に取り組む100人の話を聞く「SDGs100人カイ...
-
ウォーキングラリーイベントで持続的な健康支援とイン...
- 企業コミュニケーション
- マーケティング・セールスプロモーション
2020年から始まった、新型コロナウイルスの感染拡大による外出自粛。テレワークが増加し、運動不足や社内コミュニケーション...
-
【初心者向け】東南アジアでの主婦層・ママ層向けプロ...
- 企業コミュニケーション
- マーケティング・セールスプロモーション
東南アジアにおいて、主婦層やママ層が使用する日用品や家庭での消耗品、子育てに便利な商品、衛生用品、食品やお菓子などの販売...
-
「わかる」だけがゴールじゃない! エンゲージメント...
- マーケティング・セールスプロモーション
- 企業コミュニケーション
メールや文書のやり取りではなかなか伝わらなかったのに、直接話したら一瞬で解決した。そんな経験、みなさんにもあるかと思いま...
-
【金融保険DX】 情報の森で迷子にならない! “見...
- マーケティング・セールスプロモーション
- 企業コミュニケーション
業界や企業規模を問わず、社会のあらゆる分野でDXによるビジネス・業務改革が進められています。デジタル化の必要性は感じなが...
-
ライブ配信でファンを増やす工夫とコツ リピーターを...
- 企業コミュニケーション
- マーケティング・セールスプロモーション
ライブ配信は、企業やサービスのファンを作り、ユーザーとの親交を深めながらコミュニティを形成するのに役立ちます。しかし、ラ...
-
ソーシャルコマースの意味とは? 活用するメリットや...
- マーケティング・セールスプロモーション
- 企業コミュニケーション
ソーシャルコマースとは、SNS(ソーシャルメディア)とEC(イーコマース)を組み合わせて商品の販売・促進を行うことを意味...
-
コミュニティマーケティングの成功事例 メリット・デ...
- マーケティング・セールスプロモーション
- 企業コミュニケーション
顧客間のコミュニティを作り、そこから得た情報をマーケティングに活かすことを「コミュニティマーケティング」と呼びます。しか...
-
熱狂的なファンを生み出す ヤッホーブルーイングのフ...
- 企業コミュニケーション
- マーケティング・セールスプロモーション
“ビールに味を!人生に幸せを!”をミッションに掲げるクラフトビールメーカー、ヤッホーブルーイング。オウンドメディアやSN...
-
重版未定の絵本・児童書12タイトルを復刻 オンデマ...
- 出版・電子出版・教育
DNPでは「もう一度読みたい、あの絵本、あの児童書」をテーマに、入手困難となった絵本や児童書を復刻する企画『復刻書店いに...
-
東南アジアでの主婦層・ママ層向けマーケティングの基...
- 企業コミュニケーション
- マーケティング・セールスプロモーション
主婦層やママ層に使用していただける日用製品や家庭での消耗品、子育てに便利な商品から衛生用品や食品やお菓子などの販売を効率...
-
DNPが始めるファンビジネス支援。 安全安心な顧客...
- 出版・電子出版・教育
- 企業コミュニケーション
少子高齢化を迎える中、見込み客の満足度をあげ、自社の“ファン”にする「ファンビジネス」が注目されています。DNPでも、こ...
-
顧客情報のおすすめの管理方法と注意点 データの活用...
- 出版・電子出版・教育
- 企業コミュニケーション
膨大なデータが行き交う現代ビジネスにおいては、顧客情報を活用したマーケティングが主流となっています。一方で、情報漏洩など...
-
CRMシステムを活用したナーチャリング事例と成功さ...
- 出版・電子出版・教育
- 企業コミュニケーション
企業の経営手法の一つとして主流になりつつある「CRM」。また、CRMを活用したナーチャリングは、顧客定着に効果的なマーケ...
-
CRMとは?CRMを活用したマーケティング事例や導...
- 出版・電子出版・教育
- 企業コミュニケーション
マーケティングを行う上で、CRMの概要を知りたいという方も多いかもしれません。CRMをうまく活用できれば、自社における利...
-
ファン育成が企業におすすめの理由とは? 成功事例や...
- 出版・電子出版・教育
- 企業コミュニケーション
少子高齢化に伴う市場の縮小や顧客の価値観の多様化などによって、マーケティングは時代に即したやり方が求められています。その...
-
ファンマーケティングの成功事例 メリット・デメリッ...
- 出版・電子出版・教育
- 企業コミュニケーション
ファンマーケティングを取り入れることで、安定した売り上げと新しいユーザーの確保が可能になります。企業や商品のファンとの交...
-
業界別CXマネジメントのポイント【地方銀行編】
- マーケティング・セールスプロモーション
- 企業コミュニケーション
前回CXを向上させるためのPDCA実践編のコラムでは、CX(顧客体験価値)マネジメント(以下CXM)を実践するためのステ...
-
NFTでファン歴&熱量を可視化できる世界がやってく...
- 出版・電子出版・教育
- 企業コミュニケーション
近年、デジタル資産「NFT」が話題になっています。アートや音源、トレーディングカードをはじめとしたデジタル資産の売買が活...
-
「上野の森ブックフェスタ」に出展! 【絵本・児童書...
- 出版・電子出版・教育
DNPは、2022年5月3日~5日に開催された「上野の森ブックフェスタ」に『復刻書店 いにしえ』を出展いたしました。「も...
-
[AIコラム] なぜDNPがAIを? ー後半ー ~...
- 出版・電子出版・教育
- マーケティング・セールスプロモーション
DNPが進めるAI開発について、そのコンセプトや具体的な取組みについてお伝えする今回のシリーズ記事。コラム前半では、AI...
-
出版社の能力を活かすエコシステムを作り 「MDAM...
- 出版・電子出版・教育
雑誌の編集制作支援機能とアセットマネジメント機能を備えた総合誌面制作プラットフォーム「MDAM(エムダム)」。集英社が中...
-
データも進捗も、プラットフォームで一元管理。 「M...
- 出版・電子出版・教育
出版業界のDXが進みにくかった理由のひとつに、編集部や担当者レベルで独自の制作方法が用いられ、ワークフローの標準化が進ま...
-
「今までにないもの」を生み出すためには? デザイン...
- 出版・電子出版・教育
社会の変化するスピードが早く、先を見通しにくい今の時代。従来の考え方や方法論では課題解決が困難になるケースが増えています...
-
アセットマネジメントから脱して、新たな価値の探索を...
- 出版・電子出版・教育
多くの生活者にとって、Web、SNS、YouTubeなどスマートフォンを使った情報取得の割合が増える中、出版業界のビジネ...
-
一味違ったデジタルギフト、読み放題インセンティブの...
- 出版・電子出版・教育
主に商品の販促キャンペーンに利用されているデジタルインセンティブ。 低コストで素早く配布できるので、導入する企業が増えて...
-
雑誌のデジタルトランスフォーメーション 総おさらい
- 出版・電子出版・教育
雑誌のWebメディア化に向けて、ご紹介してきたコラムを一挙ご紹介します。 業界レポートや識者インタビュー、DNPの担当者...
-
出版市場にも広がるサブスクリプションサービス運営の...
- 出版・電子出版・教育
「出版市場にも広がるサブスクリプションサービス運営のポイント 前編」では、サブスク利用を始める前から始めた直後のポイント...
-
出版市場にも広がるサブスクリプションサービス運営の...
- 出版・電子出版・教育
今回は、過去に実施したセミナーでのアンケートで最も関心の高かったサブスクリプションビジネスについてご紹介いたします。サー...
-
Webメディア化を考える今、改めて問いたい3つの質...
- 出版・電子出版・教育
前回、印刷会社視点でみた雑誌ビジネスの“もったいない”についてご紹介しました。今回は、出版イノベーション事業部の会員ビジ...
-
雑誌ビジネスの“もったいない”って? コンテンツの...
- 出版・電子出版・教育
過去当コラムではwithnews奥山編集長に「紙に載った記事をそのままデジタル化してアウトプットするところの勘違い」や「...
-
出版社に聞いた『雑誌のデジタル化における課題』とは...
- 出版・電子出版・教育
出版業界の変革が問われる昨今、多くの出版社がDXを推進し、新たなデジタルサービスを構築しています。DNPも各出版様のDX...
-
withnews奥山編集長に聞く、Webメディア運...
- 出版・電子出版・教育
世の中のデジタル化が進み、大きな転換期を迎えているのは雑誌だけではありません。「紙からWEB・デジタルへ」という点におい...
-
【第6回】雑誌のWebメディア化における収益化
- 出版・電子出版・教育
過去5回にわたってご紹介してきた雑誌のWebメディア化についてのコラムも今回が最終回です。 市場分析、STPの選定、サー...
-
【第5回】雑誌のWebメディア化におけるSTP分析...
- 出版・電子出版・教育
第4回コラムでは、誰に向けてどのようなWebメディアとするか、を設計するためにSTP分析についてご紹介ました。今回は、M...
-
【第4回】雑誌のWebメディア化におけるSTP分析...
- 出版・電子出版・教育
ここまで順を追ってWebメディア化の意義を、そしてそのプロセスとして3C分析をご紹介してきました。分析結果はいかがでした...
-
【第3回】雑誌のWebメディア化に向けたプロセス~...
- 出版・電子出版・教育
第1回のコラムでは出版市場の振り返り・展望、第2回のコラムでは市場概況を踏まえ雑誌がWebメディア化することの意義につい...
-
【第2回】なぜ雑誌メディアをWebメディア化するの...
- 出版・電子出版・教育
- 企業コミュニケーション
前回のコラムでは「数字で見る!出版市場・生活者トレンド レポート」と題し、デジタルトランスフォーメーションを推進していく...
-
【第1回】数字で見る!出版市場・生活者トレンド レ...
- 出版・電子出版・教育
DNPは運用型モデルのサービスを提供し、出版市場の推移、生活者のメディア接触時間の推移から出版社がこれから取り組むべき、...
-
雑誌ブランドを活かしたWebメディア展開と事業構築...
- 出版・電子出版・教育
- 企業コミュニケーション
DNPは「出版社のウェブメディアの運用型広告の支援」「マッチング広告・タイアップ広告の推進」「読者起点の会員制デジタルサ...
-
出版社がこれから取り組むべき、デジタルトランスフォ...
- 企業コミュニケーション
DNPは出版市場の推移、生活者のメディア接触時間の推移から出版社がこれから取り組むべき、デジタルトランスフォーメーション...
-
メディア業界の2021年上半期を振り返る 【前編】
- 企業コミュニケーション
日々、目まぐるしく状況が変化するメディア業界。今回は、メディア企業の新規事業開発をサポートする株式会社メディアインキュベ...
-
現場レポート あのアイテムをデジタル化せよ!vol...
- BPO・業務効率化
- 企業コミュニケーション
第三回目の対象物は、「大判設計図」です。サイズの大きい設計図は、どうしても保管時にかさばってしまいます。また、古いものは...
-
資料の電子化 予備知識(4) 〜データベース(検索...
- BPO・業務効率化
- 企業コミュニケーション
【印刷会社社員によるコラム 第8回】スキャン、画像処理を経て、画像データを保存すればデジタル化は完了ですが、DNPのデジ...
-
資料の電子化 予備知識(3)〜解像度編
- BPO・業務効率化
- 企業コミュニケーション
【印刷会社社員によるコラム 第7回】 スキャンをして画像補正を済ませたら、納品用データを作る工程に進みます。その際、重要...
-
現場レポート あのアイテムをデジタル化せよ!vol...
- BPO・業務効率化
- 出版・電子出版・教育
第二回目の対象物は、「ネガ・ポジフィルム」です。ネガ・ポジフィルムとは、銀塩カメラに使われるフィルムのことです。業務資料...
-
デジタルアーカイブの活用事例をみてみよう
- BPO・業務効率化
- 企業コミュニケーション
【印刷会社社員によるコラム 第4回】 「デジタルアーカイブ」は、公文書や文化財をデジタル化して保存することから始まりまし...
-
デジタルアーカイブ時代の幕開け!? 『e-文書法』...
- BPO・業務効率化
- 企業コミュニケーション
【印刷会社社員によるコラム 第3回】 会社法や税法などで保存義務が定められている一部の文書について、デジタルデータでの保...
-
デジタルアーカイブってこんなにも便利
- BPO・業務効率化
- 企業コミュニケーション
【印刷会社社員によるコラム 第2回】紙とデジタルデータ、どちらのほうが長持ちするかといえば、圧倒的に紙のほうが長期間の保...
-
今さら聞けない”デジタルアーカイブってなんだろう”
- BPO・業務効率化
- 企業コミュニケーション
【印刷会社社員によるコラム 第1回】デジタル化というと、ただスキャンしてデジタルデータにすれば良いと思われるかもしれませ...
-
資料の電子化 予備知識(1)〜スキャナ編
- BPO・業務効率化
- 企業コミュニケーション
【印刷会社社員によるコラム 第5回】ご要望に合わせて最適な機器や作業を組み合わせ、専門の担当者がワンストップでスキャン〜...
-
現場レポート あのアイテムをデジタル化せよ!vol...
- BPO・業務効率化
- 企業コミュニケーション
帳票類から希少な保管物まで、さまざまな対象物を高品質なデジタルデータに変換する、DNPのデジタルアーカイブサービス。 限...
-
出版ビジネスは紙ビジネスからブランドビジネスへ。 ...
- 企業コミュニケーション
地域の人気パン屋さんのDXを推進し、パン屋さんと全国の消費者を独自の冷凍技術とITでつなぐフードテックのスタートアップ「...
-
出版社のDXはボトムアップから?新会社「KODAN...
- 企業コミュニケーション
DNPは独自の「P&I(印刷と情報)」の強みと、出版社の編集力・コンテンツ・ブランド・読者等の強みを掛け合わせ、新たな価...
-
丸善ジュンク堂書店 書店員が語る2020-2021...
- 出版・電子出版・教育
私たちDNPは、生活者の「知」を支える出版文化の継続的な発展に貢献するというヴィジョンを掲げています。コロナ禍が社会を席...
-
丸善ジュンク堂書店 書店員が語る2020-2021...
- 出版・電子出版・教育
私たちDNPは、生活者の「知」を支える出版文化の継続的な発展に貢献するというヴィジョンを掲げています。コロナ禍が社会を席...
-
丸善ジュンク堂書店 書店員が語る2020-2021...
- 出版・電子出版・教育
私たちDNPは、生活者の「知」を支える出版文化の継続的な発展に貢献するというヴィジョンを掲げています。コロナ禍が社会を席...
-
丸善ジュンク堂書店 書店員が語る2020-202...
- 出版・電子出版・教育
私たちDNPは、生活者の「知」を支える出版文化の継続的な発展に貢献するというヴィジョンを掲げています。コロナ禍が社会を席...
-
丸善ジュンク堂書店 書店員が語る 2020-20...
- 出版・電子出版・教育
私たちDNPは、生活者の「知」を支える出版文化の継続的な発展に貢献するというヴィジョンを掲げています。コロナ禍が社会を席...
-
分析・企画・実施・検証までワンストップ! 「BLM...
- 出版・電子出版・教育
新型コロナウイルス感染症の影響を受け、出版市場の環境も大きく変化しています。 これまでの経験だけでは適確な判断を行うこと...