DNP P&Iセミナー
これからの文化体験
時空を超えた鑑賞体験で「学び」が変わる!?
~最先端VR技術がもたらす可能性と課題~
- 開催日
- 2021年6月29日(火)
- 開催場所
- オンライン
- 開場時間
- 10:30~12:00
セミナーは終了いたしました。
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開催概要
現在開催中の「BnF×DNPミュージアムラボ第2回展 これからの文化体験」連動イベントとして、最先端VR技術を活用した文化体験や、その文化・教育分野での活用の可能性と課題を議論するオンラインシンポジウムを行います。
VR技術の専門家である鳴海 拓志先生(東京大学大学院准教授)、そして教育業界をリードする存在である石戸 奈々子先生(慶應義塾大学教授)をお招きし、本展で展示中の、VR先端技術を活用した「みどころウォーク」を例にとりながら、DNPの開発担当者と共に、視聴者の皆様とも相互にコミュニケーションを取りながら未来の文化体験・教育活用について考えます。
自治体や文化施設で文化資源の保存・活用に取り組んでいる、学校教育現場におけるICT活用を検討している、アウトリーチ活動として教育利用を見据えられているご担当者様に是非ご覧いただきたい内容となっています。
- 開催日時
-
6月29日(火)10:30~12:00
- 受講料
- 無料
- 対象
- 博物館・美術館・図書館・文書館等の文化施設ご担当者様
文化資源の保存・活用に取り組む自治体ご担当者様
VRの先端技術にご興味のあるご担当者様 - 配信方法
- Zoomウェビナーを利用したオンラインセミナーです。
インターネット閲覧可能なPCまたはスマートフォン等をご利用の上ご参加ください。 - 申込締切
- 2021年6月23日(水)
- 申込方法
- 本ページからお申込みください。
お申込みされた方には、6月28日(月)に視聴用URLをメールにてご案内します。
*本セミナーは企業・法人向けセミナーです。同業者・個人の方のお申込みはお断りすることがございます。
*本セミナーの録音録画、複製記録等は固くお断りいたします。
「みどころウォーク」とは?
仮想空間を歩くことで興味がひろがる「みどころウォーク」。
ヘッドマウントディスプレイを装着し、手すりをたどりながら体験者自身の足でVR空間内を実際に歩きます。
組み込まれたリダイレクテッド・ウォーキング技術*によって、限られた展示空間内の歩行にて、広大なVR空間を歩行する体験が可能です。
*体験者に現実とは少し異なる映像を見せ錯覚を起こさせることで仮想的に物理空間を拡張する技術
プログラム
➊フランス国立図書館との取り組みと「みどころウォーク」開発経緯(磯田 和生)
➋採用技術の解説・研究事例(鳴海 拓志 氏)
➌教育分野での活用における可能性と課題(石戸 奈々子 氏)
➍対談および質疑応答
※当セミナーでは質疑応答やご意見を頂く時間を設けております。
ご質問およびご意見は、セミナー開催中にZoomウェビナーの[Q&A]欄からお受けいたします。
登壇者紹介
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- 鳴海 拓志 氏(東京大学大学院情報理工学系研究科知能機械情報学専攻 准教授)
2006年東京大学工学部システム創成学科卒業。2008年東京大学大学院学際情報学府修了。2011年東京大学大学院工学系研究科博士課程修了。東京大学大学院情報理工学系研究科知能機械情報学専攻助教、講師を経て、2019年より准教授、現在に至る。博士(工学)。
バーチャルリアリティや拡張現実感の技術と認知科学・心理学の知見を融合し、限られた感覚刺激提示で多様な五感を感じさせるためのクロスモーダルインタフェース、身体変容体験を通じて人間の行動や認知、能力を変化させるゴーストエンジニアリング等の研究に取り組む。
日本バーチャルリアリティ学会論文賞、ヒューマンインタフェース学会論文賞、文化庁メディア芸術祭エンターテインメント部門優秀賞、グッドデザイン賞など、受賞多数。
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- 石戸 奈々子 氏(慶應義塾大学教授、CANVAS代表、一般社団法人超教育協会理事長)
東京大学工学部卒業後、マサチューセッツ工科大学メディアラボ客員研究員を経て、NPO法人CANVAS、株式会社デジタルえほん、一般社団法人超教育協会等を設立、代表に就任。慶應義塾大学教授。総務省情報通信審議会委員など省庁の委員多数。NHK中央放送番組審議会委員、デジタルサイネージコンソーシアム理事等を兼任。政策・メディア博士。
著書には「子どもの創造力スイッチ!」、「日本のオンライン教育最前線──アフターコロナの学びを考える」、「プログラミング教育ってなに?親が知りたい45のギモン」、「デジタル教育宣言」をはじめ、監修としても「マンガでなるほど! 親子で学ぶ プログラミング教育」など多数。
これまでに開催したワークショップは 3000回、約50万人の子どもたちが参加。
実行委員長をつとめる子ども創作活動の博覧会「ワークショップコレクション」は、2日間で10万人を動員する。
デジタルえほん作家&一児の母としても奮闘中。
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- 磯田 和生(大日本印刷株式会社 マーケティング本部 主席研究員)
1996年九州芸術工科大学大学院博士前期課程修了。1997年大日本印刷(株)入社後、GIS、CRM等をテーマにICTを活用したサービスの企画開発を担当。2009年よりルーヴル美術館やフランス国立図書館との共同プロジェクト、DNPミュージアムラボにてマルチメディアを使った鑑賞体験の企画及びHCI研究開発に従事。2017年九州大学大学院博士後期課程修了。博士(芸術工学)。
現在、VR、デジタルアーカイブ等をテーマにユーザの認知的、行動的な理解による製品・サービスの開発及び研究を行っている。博士(芸術工学)。主な論文に、Tangible User Interface and mu Rhythm Suppression: The Effect of User Interface on the Brain Activity in Its Operator and Observer.(共著、Applied Sciences、2017)等。
ご紹介
「BnF×DNPミュージアムラボ第2回展 これからの文化体験」の詳細はこちら。
文化財のデジタルアーカイブについての最適な手法と業務プロセスをご紹介しています。ぜひアクセスください。
お問合わせ
大日本印刷株式会社 マーケティング本部
アーカイブ事業推進ユニット 〒162-8001 新宿区市谷加賀町1-1-1 Tel: 050-3170-0109
内容は2021年5月現在のものです。予告なくプログラム内容が変更になることがあります。あらかじめご了承ください。
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