情報資産を構造化しさまざまな業務の効率化をサポート

DNP業務知識活用プラットフォーム

既存の業務マニュアルや商品情報、問合わせログ等の「情報資産」を活用しやすい「業務知識」に変換(情報の構造化)、活用することで円滑な業務の推進を実現するプラットフォームです。 構造化された情報が業務知識の共有を助け、品質を保証し、業務効率化につなげます。

業務効率化の課題 ~カギは「情報資産」の活用~

日々の業務を効率化するためには、企業内の情報資産の活用が重要です。営業担当、企画担当、バックオフィスなどの職種、若手社員、管理職、または経営者などの立場によって業務効率化の課題は異なるものの、どのケースでも情報資産の活用がカギを握っていると言えます。

欲しい情報がすくに手に入らないという担当者レベルの課題、情報の見える化に課題というマネージャーレベルの課題、情報課題からDX化の遅れという経営課題に繋がるという経営者レベルの課題

また、各部門・セクションだけでなく、全社的な情報資産の活用も重要です。例えば小売業において、商品企画部門・店頭販売員・コールセンターそれぞれが、他部門と情報を共有しなければ、店頭販売員やコールセンターが収集した消費者の声(=情報資産)は商品企画部門に伝わらず、消費者ニーズを取りこぼしてしまいます。DNPはこのような課題を解決します。

DNP業務知識活用プラットフォームで解決

DNP業務知識活用プラットフォームは、企業が保有する業務文書等の情報を構造化し、業務効率化を推進するサービスを提供します。経験の浅い担当者でも専門的な業務知識を容易に導き出すことができるようになり、企業全体で業務スキルの平準化、業務効率化の実現が可能です。すでに企業が保有するデータを用いて情報資産を構造化するため、学習用のデータを揃えるなどの導入時の負担が少なく、メンテナンスが容易な点も大きな特長です。

DNP業務知識活用プラットフォームで、さまざまな業務文書の情報を構造化し、活用を支援することで、業務効率化を推進します。

1. 情報資産の効率的な活用

DNP業務知識活用プラットフォームでは、テキスト情報を知識グラフ(グラフ構造)に変換して保持します。

DNP業務知識活用プラットフォームでは、情報資産を活用するために「構造化」を行います。
「構造化」とは、一定ルールの下で物事を構成要素に分解し、物事と物事の関係も含めて整理・定義することです。各関係を単一のテキスト情報で書き出すと、膨大な量になり重複も発生してしまいますが、構造化することにより、情報を漏れなく・ダブりなく保持することが可能です。
例えば、会社の関係を表現する「A社はB社の子会社」と「A社はC社の親会社」という2つのテキスト情報を構造化すると、図のように、A社とB社、A社とC社がそれぞれ系列関係であるということから、B社とC社が系列関係であると推論することができます。

このように情報資産を構造化すると関係も含めて正確に情報を保持することができ、記載されていない関係も推論可能になるため、情報資産をより効率的に活用することができます。

2. メンテナンスが容易

知識グラフ(グラフ構造)で情報を持つことで、情報の追加や変更が容易になります。

DNP業務知識活用プラットフォームは、企業の情報資産を構造化するため、情報の追加や変更も容易です。構造化により、あらかじめ変更時に整合性を取るようにルール設定ができ、該当箇所を変更する際に矛盾が生じにくく、メンテナンスの手間もかかりません。

3. 導入時の負担が少ない

導入時には既存の業務ドキュメントから知識グラフを構築するため、新しいデータの準備が不要です。

新規にシステムを導入する際には大量のデータが必要となる場合もありますが、DNP業務知識活用プラットフォームでは、すでに企業が保有するドキュメントを活用するため、新たにデータを準備する必要がなく、導入時の負担を軽減できます。また、DNPがあらかじめ大規模オープンデータから作成した汎用辞書データもあわせてご利用いただけます。

DNP業務知識活用プラットフォーム活用製品のご紹介

DNP業務知識活用プラットフォームを活用して構築した製品として、以下をご提供予定です。

■ドキュメント検索システム

ドキュメント検索システムのイメージ

マニュアルやFAQなどのドキュメントを検索し、提示するシステムです。企業独自の業務知識を構造化して利用することで、入力された検索語の内容をシステムが適切に解釈し、必要な情報・ドキュメントを素早く的確に提示することができます。検索語は専門用語ではなく日常的に使用する業務用語や自然な言い回しでも問題ありません。例えば「氏名変更届」を調べたい場合、検索語に「名前変更 手続き」と入力すると、DNP業務知識活用プラットフォームが「名前」→「氏名」、「手続き」→「申請」「届」「申請書」といった類語や同義語を導き出します。加えて、言葉の係り受けも解釈します。(「名前変更」が「手続き」に係っている、等)同義語、類義語を検索語に含め、さらに係り受けも解釈することで、ユーザーが入力した検索ワードを拡張・補完して、適切なドキュメントが見つけられるように支援します。

活用シーン

社内ドキュメントやマニュアル/FAQなどの文書を検索する際にご活用いただけます。

  • 社内規定、申請書等(総務や経理等)の検索
  • コールセンターでの対応マニュアル、FAQ検索

■テキスト解析システム

テキスト解析システムのイメージ

問合わせログなどのテキストデータを解析し、内容や傾向の把握ができるシステムです。企業独自の業務知識を構造化して利用することで、同じ意味の異なる表現の言葉を認識でき、さらに統一した表現のタグを付与することも可能なため、自然な言い回し等にも対応しつつ、文の意味をくみ取った集計が可能です。ユーザーはテキストデータのファイルを選択するだけで結果が得られるため、難しい操作は不要です。

活用シーン

問合わせログの分類や、テキストマイニングツールを用いた分析時の入力データの正規化などにご活用いただけます。

  • 問合わせログ等からのお客様の声分析(VOC分析)
  • 問合わせ傾向の分析結果をFAQへ反映
  • 「ドキュメント検索システム」と「テキスト解析システム」は共通の業務知識・辞書を利用するため、片方での調整・改善が相互に反映されます。また、プラットフォームが共通のため環境の初期構築・メンテナンスもその分容易に実施できます。

■テキスト校正・校閲

テキスト校正・校閲のイメージ(校正だけでなく、内容の不足、値の間違いの指摘も可能です)

文字校正だけでなく、校閲も可能なサービスです。校正・校閲マニュアルに加え、商品情報などの情報を構造化しておくことで、通常の文字校正だけでなく、間違い箇所の理由や訂正提案、不足部分の補足提案などの校閲も可能です。また、新たな校正・校閲のルール設定時は元の設定情報に基づいて追加されるため、ミスが起きにくく管理が容易です。

活用シーン

ビジネス文書や契約書、お客様への回答文などの校閲などにご活用いただけます。

  • 商品説明文のチェック
  • 問合わせへの回答内容チェック
  • Webサイト等の文章チェック
  • 契約書作成時のチェック

導入フロー

ご発注から3~4カ月程度で運用開始が可能です。