業務効率化ソリューション

DNP RFID導入検証支援サービス

RFIDの導入には、検証(PoC)のプロセスが非常に重要です。
DNPは、お客さまがRFIDの導入検証を低コストかつ短期間で実施できるように、導入を支援するサービスをご提供します。

既存業務を“非接触”に変える手段としてRFIDは有効です

人手不足により業務効率化を進める必要があるという課題に加え、新型コロナウイルス(COVID-19)の影響から、“非接触” の需要が急速に高まりました。

物流・飲食店・小売店・製造工場など、さまざまな現場で“非接触”のデジタル技術の活用が求められている中で、RFID(Radio Frequency Identification)の読取機能は、既存業務を”非接触“に変える有効な手段として注目されています。

RFIDの特長

(1)離れたところから読み書きできます
(2)隠れていても読み取れます
(3)複数のRFIDタグを一括で読み取れます
(4)商品を1点ずつ識別できます

RFIDタグの特長

「DNP RFID導入検証支援サービス」について

●なぜ、このサービスが必要なのか?

・事前検証をするためには、RFIDタグ、機器、PC/アプリが必要となるが、これらをPoCのためだけに購入するのはハードルが高い。

・PoCのためにシステムを開発するのは負荷が大きい。

・そもそも何をどうやってテストしたら良いかが分からない。

→ このような課題をお持ちの企業さまに対して、本サービスでは、事前検証のコンサルテーションから評価レポートの作成まで導入検証を支援いたします。

●RFIDタグ・機器・システム一式をお貸し出しして、管理対象物の読取りテストを実施できます

・ラベル形態のRFIDタグ300枚をご提供します。

・読み取りテストをスムーズに行うアプリケーションを搭載したハンディリーダライタ、据置型リーダライタをお貸し出します。

・テスト結果データをアウトプットし、報告書をご提出しますので導入検討のための材料とすることが可能です。

●RFIDは、管理対象物の素材やその荷姿、現場の運用環境など、現場状況に応じた対応が必要なため、事前に検証を行うことは必須です

・管理対象物のどこに、どのようなRFIDを装着すると最もよく読み取りできるのか?

・リーダライタを運用のどの場面で、どのように使うのがよいか?

・従来のバーコードによる運用と比べ、どれだけ運用効率が上がるか?

サービスの内容

RFIDタグ導入までのステップ

RFIDの導入を実現するためには、以下のようなステップを踏みます。本番導入に取りかかる前に、事前検証のステップが非常に重要です。

RFID導入の流れ

RFID導入の流れ

事前検証パターン1:導入効果検証=スタンドアロン環境(数日間)

事前検証パターン2:実際の業務に適応させた検証=クラウド環境(数週間程度)

本サービスの内容は以下の通りです。

■RFID選定
⇒ どのRFIDタグが運用に最適か分からないという課題に対して、最適なRFIDタグを選定します。

■読取りテスト環境の構築
⇒ RFIDタグの貼付位置など環境を構築し、テスト方法をコンサルテーションします。

■運用シーンでの検証
⇒ 一定期間実務に適応させた検証が可能です。

■報告書の作成
⇒ 読取結果のアウトプット、効果検証により、本番導入に向けた検討材料をご提供します。

DNPが持つRFID活用のノウハウを提供し、PoC実施における「計画」「検証」「評価」のRFID導入効果の検証業務をサポートします。
  
検証の結果、導入効果を確認していただいた後、本番導入システムのご提案も可能です。

「DNP RFID導入検証支援サービス」のシステム構成

システム構成イメージ

システム構成イメージ

提供ツール

RFIDタグ
標準ラベル:UL-34 (正面・短辺・長辺、どの読取方向からも読取りやすいRFIDタグです。)
※対象物が金属製品等の場合、金属対応タグを検討します。

リーダライタ
据置型リーダライタ Impinj:Speedway Revolution R420J
ハンディリーダライタ デンソーウェーブ:SP1+BHT1800

アプリケーション
RFID読取評価アプリ
サプライチェーン業務系アプリ

RFID読取評価アプリ

活用シーン
RFIDタグの読取りテスト

構成
クライアントアプリ

機能
・RFIDとバーコードとの読取り速度を比較し、導入効果試算に役立つデータを作成します。

・RFIDの貼付位置やリーダライタのアンテナの位置の違いによる読取り速度の差を比較し、RFIDタグの最適な貼付位置や、最適なアンテナ設置位置などを導き出します。

・RFIDを貼付した複数の商品の同時読取状況を可視化し、最適な商品の積み付け方を導き出します。

サプライチェーン業務系アプリ

活用シーン
入荷・出荷・棚卸の運用シーンでの検証

構成
クラウドサービス

機能
入荷・出荷・棚卸のステータス管理機能

利用シーン

・製造工場におけるパレット管理業務、製品の出荷業務

・物流センターにおける製品の入荷・出荷・棚卸業務

・物流倉庫における保管物の入荷・出荷・棚卸業務

・小売店舗における商品の入荷・出荷・棚卸業務

・社内便における荷物のトレーサビリティ管理業務

・研究所における実験器具の所在管理・棚卸業務

・金融機関における重要書類の棚卸業務

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