文庫・新書・児童書などの制作フローが激変!

【出版社向け】Wordを活用して編集者と著者の悩みを解決!「DNPハイブリッド編集・制作ソリューション」

新型コロナウィルスによって、働き方は大きく変化しています。出版社においてもテレワークが広く導入されており、編集作業も大きな変革を迫られているのではないでしょうか。DNPが提供している「DNPハイブリッド編集・制作ソリューション」は、本作りにおいて、原稿制作工程とDTP工程を分けることで、編集者が”いつでも、どこでも、すぐに”編集・制作業務することを可能にする出版制作プラットフォームです。汎用性の高いMicrosoftⓇ Wordとクラウドストレージの活用で、本作りのDX化を促進。出版社の業務効率化に貢献してまいります。

■「紙」「待ち時間」「コミュニケーション」課題を克服

これまでの一般的な編集・制作フローは、上記のような流れではないでしょうか。Wordなどで執筆された原稿をDTPでレイアウトに流し込み、「紙」や「PDFを出力」して確認。ここには、原稿を別データに変換(DTP上で組版処理)するという「待ち時間」が存在してきました。
また、原稿執筆時とDTPレイアウトした後の”見え方”の違いから、編集者と著者のイメージに齟齬が生まれるなど、「コミュニケーション」に課題を感じている編集の方も多いようです。

DNPハイブリット編集・制作ソリューションでは、原稿執筆はもちろんのこと、編集者とのやり取りや校閲、校正、さらには校了に至るフローを合理化。制作に関わるすべての方の「ムダ・ムリ・ムラ」を最小化します。

3M(ムダ・ムリ・ムラ)

原因その1 ムダな動き

「紙」の進行は「受け取る/届ける/戻す」という作業が避けられない

原因その2 ムリな作業

プレーヤーが多く原稿や校正方法など独自ルールで不統一になりやすい

原因その3 ムラのある指示

作業のシンプル化が出来ていない
重複作業が多く事故リスクが伴う

■DNPハイブリッド編集・制作ソリューションが実現する”3つのゼロ”とは?

DNPハイブリッド編集・制作ソリューションでは、印刷直前までの作業をWordのみで完結できます。
その結果、これまでの著者・編集者の皆さまの負荷となってきたいくつかの課題を”ゼロ”にすることを可能にします。

1、「紙原稿」をゼロに!

原稿執筆、編集、レイアウトまで、すべてがWordファイルで完結。ペーパーレスでの業務フローを実施することで、紙原稿がなくなります。

2、「待ち時間」をゼロに!

紙原稿で発生していた「送る」「受け取る」ための手間や時間がゼロに。
著者・編集者ともに、いつでもどこでもすぐに作業ができます。

3、「コミュニケーションの不満」を限りなくゼロに!

紙原稿に赤字を入れる場合と違い、余白を気にせずコメントを入力することができるため、意思疎通のストレスが大幅に軽減。修正履歴も管理できるため、著者・編集者の意図がより明確になり、作品作りの一体感がうまれます。

DNPハイブリッド編集・制作ソリューションの編集イメージを動画でチェック

■編集者・著者が実感する「DNPハイブリッド編集・制作ソリューション」のメリットとは?

実際にDNPハイブリッド編集・制作ソリューションをご利用いただいている編集者様、著者様は制作フローの変化をどのように捉えているのでしょうか。お寄せいただいたコメントをご紹介いたします。

【編集者様のご意見】

「ペーパーレスなので、テレワークでも問題なく仕事ができる」

これまで、大量の紙原稿に赤字を入れて自宅と会社に持ち歩いていた。特にテレワークが増える今後の仕事環境を考えると、そこから解放されるのは、大きなメリット。原稿がどこにあるか探す必要もない。(データは無くならない。)
コロナ禍の今、制作フロー全体が紙ベースだったら・・・と思うとゾッとする。

「著者の赤字をその場で修正できるので、誤植や修正モレ・ミスもなくなった」

紙原稿と違って、Wordデータに直接修正し、その場で確認できるので赤字の転記モレやミスを減らすことが出来た。リスク対策という点でメリットが大きい。

「紙を郵送する時間はもちろん、郵送代なども削減できる」

出校物の郵送代と、それにかかる時間が削減できた。負荷としては小さなものだと感じていたが、塵も積もれば山となる。より編集作業に集中できるようになった。

【著者様のご意見】

「編集担当の指示や意図が丁寧になり、共同で作業しているという実感が沸いた。」

とにかく編集担当の指示がわかりやすくなった。これまでは、紙原稿の限られた余白に赤字が書かれていたので文章が短くなりがちでお互いに意図を理解したり、伝えたりすることが難しかった。DNPハイブリッド編集・制作ソリューションでは、スペースを気にせず意図も含めた詳しい指示を伝えられるようになった。

DNPハイブリッド編集・制作ソリューションのリアルタイム校正を動画でチェック

「紙原稿でのやり取りがストレスに。他社も採用してほしい」

紙原稿を郵送されたり、PDFを出力する時間が非常にムダ。こちらから出版社に送り返す時間、赤字の修正結果を待つ時間がロスになり、執筆の精度も落ちる。
出張が多いので、ホテルに原稿を届けてもらうこともあるが、原稿を持ち歩くのは怖い。DNPハイブリッド編集・制作ソリューションなら原稿を紛失する不安もない。他の作家にも薦めたい。

■Wordデータが「多メディア展開」の基盤に!

DNPハイブリッド編集・制作ソリューションが担うデータは重要な“一次情報”であり、デジタルコンテンツとしての価値も非常に高いものといえます。
Wordデータに含まれる組版情報には、Webや電子書籍の「タグ情報」と類似するものが多くあり、それらを上手く活用することで「多メディア展開」を容易に実現することができるようになります。
DNPでは、書籍以外の各種コンテンツに展開するための技術ノウハウを構築しており、様々なワークフローに応用することが可能です。

この、「多メディア展開ワークフロー」の中核をなすのが、DNPハイブリッド編集・制作ソリューションの「マスターデータ」です。クラウドを活用しているのでコンテンツの精度を高め、他メディア展開に必要な品質を持ったマスターデータを基盤とすることで、執筆段階から効率的にデジタルコンテンツへの展開を準備できるようになります。

■編集負荷と作業コストを軽減し、コンテンツ品質をアップ

DNPハイブリッド編集・制作ソリューションは、導入ハードルが非常に低いというメリットもあります。

STEP1:書籍のテンプレート(ひな形)を作成
STEP2:著者の原稿をテンプレートに流し込み
STEP3:流し込んだWordファイルを編集者様にお渡し


上記のステップはすべてDNPが行い、その後は編集者と著者が、Wordデータで校正・校閲を行うことが可能になります。
DNPハイブリッド編集・制作ソリューションのメリットは、制作フローの効率化だけにとどまりません。編集者と著者のストレスを軽減し、コミュニケーションを促進する。それによって、”書籍のクオリティー”を向上させることが、何よりも重要な価値だと考えます。

進むニューノーマル時代。「編集負荷と作業コストの大幅な軽減」にもつながるDNPハイブリッド編集・制作ソリューションを、ぜひご検討ください。

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