【バックオフィスサービス】~高度な業務設計力によりAI開発をサポート~

提供終了:アノテーションBPOサービス

働き方改革実現に向けて、RPAやAIなど、ITテクノロジーを活用して業務を自動化・効率化する動きが広がっています。AIの開発には、機械学習用のデータが必要であり、収集したデータに対して、学習させたい部分をラベル付けするアノテーション作業が重要となります。 アノテーション自体は単純な作業ですが、高精度なAIを開発するには多量かつ正確にラベル付けされたデータが必要であり、人手に頼るアノテーション作業はAI開発のなかで負荷の高い作業です。また、AI開発をする際に必要なデータはお客さまの資産であり、個人情報なども含まれる可能性もあることから、安全性・信頼性の高い環境下での管理が求められています。 DNPではこれまでの実績を生かし、お客さまの情報を適切に管理する高いセキュリティと、BPOで培った業務設計力によりアノテーションBPOサービスをご提供いたします。

提供終了のお知らせ

アノテーションBPOサービスは、提供終了とさせていただきました。
今までのご愛顧に心より感謝申し上げます。

アノテーション作業のイメージです。

アノテーション作業イメージ(画像内の自動車に対して車種ごとにラベル付けをすることで学習データを生成する)

サービス概要

AIの導入にあたって重要なのは質の高い機械学習用のデータを用意することです。
データを集めるだけではなく、収集したデータに対して、ラベル付与(アノテーション)を行い、多量の正確な機械学習用データを作成することがAIの性能に直結します。

「アノテーションBPOサービス」ではBPOサービスで培った高い業務設計力を持つ担当者がお客さまの目的を踏まえた業務設計をいたします。

また、非常に高いセキュリティが求められる金融業界をはじめ、2500ものクライアント様からの業務委託実績がある国内外18カ所のセンターで品質の高いオペレーションをご提供いたします。
 

サービスの特長

  • お客さまの目的にあったアノテーションルールをプランニングすることで高精度なAI開発に必要な学習データ生成をサポート
  • お客さまのニーズに合わせ設計担当者が業務内容をカスタマイズすることでさまざまな案件に対応可能
  • 高度なセキュリティ環境を構築し、個人情報をはじめとするお客さまのデータを適切に管理

導入ステップ

アノテーションBPOサービスを導入いただく際にはお客さまの課題やご要望にあわせて設計を行います。

アノテーションBPOサービスの導入ステップをまとめた図です。


アノテーション事例

工場内のエレベータの待ち時間による物流の滞留が課題となっており、実態を把握するため稼働状況分析用のAIモデルを作成いたしました。

この事例では作業者、台車、パレット、リフトなどをアノテーション作業によりタグ付けし、学習データを作成。AIモデルはAI insideが開発した「Learning Center」を活用し、モデル生成を行いました。

データ収集、アノテーション、モデル生成までを30日間という短い時間で高精度なAIモデルを開発することができました。

動画:アノテーション作業イメージ(40秒)

※この動画に、音声はありません。



動画:稼働状況検知モデル(35秒)

※この動画に、音声はありません。

関連サービス

DNPはAI insideが開発した、専門知識を必要とせずノーコードで誰でも簡単にAIモデルを開発できる「Learning Center」を用いたAI活用支援サービスを提供いたします。

AIの導入を希望する企業に対し、「Learning Center」の販売および活用に関するプランニングを行います。企業の課題やAI活用のアイデアを発見し、高精度のAI生成に必要な関連情報のデータへの付与をアウトソーシングする「アノテーションBPO」や業務改革(Business Process Re-engineering:BPR)、データ収集・保管などの周辺サービス等を組み合わせて提供します。

※ AI inside 株式会社について

「世の中の人・物にAIを届け、豊かな未来社会に貢献する」というミッションのもと、AIが社会の隅々まで拡がった社会の実現を目指します。AI inside は、AIを使う「Workflows」、作る「Learning Center」、動かす「AI inside Cube」の3つのサービスにより、誰もがAIを活用できるプラットフォームを提供します。

2018年1月19日ニュースリリース:AI insideと資本業務提携を締結

2021年4月21日ニュースリリース:大日本印刷とAI insideノーコードでAIモデルの開発ができる「Learning Center」を用いたAI活用支援サービスの提供を開始

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