【DNPの強み】
BPO業務の専門家たち
DNPのBPOは、社内のさまざまな部門の専門家が協働することで、安全・確実・効率的なBPO業務を運用しています。生産体制の構築から現場環境の改善まで、業務は細分化・明確化され、各部門の専門家の力が発揮されます。大規模な案件を数多く構築してきた専門家のそれぞれの業務をご紹介いたします。
専門家たちの声
800人が無駄なく、迷いなく、動くルールを作る【業務設計部門】
BPO業務の企画段階で仕事の流れやルールを決め、業務体制を構築しています。
例えば大学入試の出願手続き。近年の多様な入試方式・日程に応じて、出願書類の種類も数も異なります。それらを大学に代わって回収し、個別に不備の有無を確認、受験票の発送まで行う工程を考え、運営につなげます。この800人規模のBPO業務では、それだけの人が作業内容を理解できる指示書を作成する必要がありました。
業務設計を一言で表現すると「業務コンシェルジュ」。私たちは、「やれないことはない」という姿勢で臨みます。
24hの万全な障害監視体制【システム部門】
BPO業務の工程管理で必要なシステム開発を行っています。
主に帳票のスキャニング、データ入力などに関する開発です。業務の進捗管理に関わるシステムでは、帳票にバーコードを付け、どこの作業工程にどんな帳票があるのかを管理。システムの基盤部分については汎用化させており、そこに業務ごとのカスタマイズを行っています。
また、万が一のトラブルに備えて24時間の障害監視体制を敷いており、あらゆる動きを想定。誤った作業を回避するシステムを用意することで、人的ミスの「0」を目指しています。
エラー0をもたらす1個流しの法則【運用部門】
返信封筒の開封や受領書類の審査など、人が関わる作業の管理業務を担っています。
「人的ミスは起こるもの」と想定し、万全の対策を講じます。例えば書類の枚数を確認する場合は「2名体制」で。机上で扱う書類は1件分のみにする「1個流し」を徹底し、異なる書類の混入を避けます。
機密性の高い個人情報を扱うため、担当者の教育も万全に行っています。ハードウェアの面でも、従業員のゲート入退室をICカードにてチェックし、パソコンの起動にも指紋認証を採用。高セキュリティ環境で個人情報を守ります。
全体最適化の視点でたった1秒の短縮を追求【IE部門】
BPO業務の最適な動作改善を現場の目線で行います。
業務によって10人程度から1000人規模まで、必要となる人員が異なります。作業工程も複数にわたるため、一つひとつの工程で1秒でも時間を詰め、全体の作業時間の削減に努めます。
結果として、1000人を想定した作業が800人で行えたケースがあり、作業効率の向上につながりました。
時間を削減しても、「作業待ち」の人がいては無駄が生じるので、常に「全体最適化」の視点を持って作業の確認を行うなど、日々の動作改善が欠かせません。
一気通貫でフォローする【コール部門】
BPO業務のコンタクトセンターやバックオフィスの相談窓口として、引き合いの相談を受けて営業担当と得意先を訪問したり、要望に合わせた要件定義や見積の作成、受注後の運用フォローなどを行っています。
コンタクトセンターは、エンドユーザーである生活者と接点を持つ重要な業務。きめ細かい対応を行い「お客さまの声(改善要望)」を得意先とDNP双方に「価値ある情報」として伝えています。
こうした対応を得意先から評価していただくとともに、「お客さまの声」からBPOサービスの改修や拡販につなげることができました。