DNPセキュア監視サービス~セキュアな環境で遠隔地の映像を確認
リモート監視機能
DNPセキュア監視サービスの一機能として、遠隔地(現場)の状況を映像で確認できるセキュアなリモート監視機能をご提供します。当機能では、既存のセンサー等と組みあわせることで、問題検知時の迅速な現場状況確認を実現します。
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印刷会社発のセキュアなリモート監視機能
DNPはIoTデバイスを安全・安心に活用するIoSTの観点から、2015年より通信機器同士の認証と管理を専用サーバーで行うセキュリティシステム「DNP Multi-Peer VPN®(Virtual Private Network)」をご提供しています。今回このシステムをネットワークカメラと閲覧端末に搭載し、セキュアな環境で遠隔地の映像を確認できる機能をご提供します。
概要
当機能を用いて現場を遠隔地から確認することにより、セキュリティ面や個人情報の対策を行いながら、例えば踏切の現場状況を直ぐに把握することが可能となり、リモート監視カメラ導入に関わる問題と市場の課題それぞれに対応できます。
同様に建築現場、インフラ・物流施設、教育現場など、現場の状況をリアルタイムかつセキュアに確認したいという場面においても、当機能を広くご利用いただくことが可能です。
提供機能は以下のとおりです。
【ライブ映像閲覧】カメラで撮影されたリアルタイム映像を閲覧端末でストリーミング再生する機能
【録画映像閲覧】カメラのSDカードに保存された録画映像を閲覧端末でストリーミング再生する機能
【録画映像ダウンロード】カメラのSDカードに保存された録画映像を閲覧端末にダウンロードする機能
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主な特徴
当機能の特徴は以下のとおりです。
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1.個人情報の取り扱いがシンプル
映像データを閲覧端末で直接確認することができ、クラウドにデータを保管しないことで個人情報の委託にあたらず、セキュリティポリシーが厳しい企業でもスムーズにご導入いただくことができます。 -
2.ネットワーク配線は不要で電源1つのみで利用可能
カメラはLTEによるインターネット回線を利用するため、LANなどのネットワーク配線は不要です。
電源1本で稼働することができます。 -
3.導入後の運用負荷を軽減
ネットワークカメラがフリーズしても、ゲートウェイが自動復旧機能を備えているため、復旧作業などの運用負荷を軽減できます。 -
4.映像データのセキュリティ対策を確保
DNP Multi-Peer VPN®の搭載により、カメラの映像データを暗号化して伝送するだけでなく、インターネット経由でのカメラへの不正アクセスやマルウェア感染を防止します。 -
5.導入しやすい利用料モデル
初期投資を抑える月額プランを用意しています。
活用事例 - 踏切における安全確認に伴う対応時間の削減
鉄道事業者の踏切においては、踏切事故の対策として設置している障害検知装置の過検知が発生した際に現場の状況確認に手間と時間が掛かる問題が発生しています。現場の状況確認はリモート監視カメラによる遠隔確認を行うことで効率化に繋がりますが、踏切は不特定多数の人が映りこむ場面のため、他社管理のクラウドへ映像データがアップロードされるようなサービスは、セキュリティ確保や個人情報管理の観点から利用し辛い状況にあります。
当機能の利用により、障害検知装置が障害を検知した際に現場の状況をカメラで速やかに確認することで、迅速な初動対応が可能となり、運転再開までの時間を短縮することができます。
対応時間の削減により、対応人件費、振替輸送費を低減するとともに、運行効率の向上に伴う利用者のイメージアップを図ります。
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販売価格
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