今回は、クラウドのセキュリティに関する5回シリーズの最終回です。パート1では、クラウド上のワークロードに対して、どのようにセキュリティ戦略を策定し、適切なコントロールを行うかをご紹介しました。バランスの取れたセキュリティ戦略は、実行時に違反を効率的に検知して、対応しながら攻撃対象領域を減らしてくれることを見てきました。
この戦略をうまく適用できるかどうかは、クラウドネイティブかサードパーティかにかかわらず、セキュリティコントロールとその実装を支援するソリューションにかかっています。

本シリーズの最終回では、ビッグ3が提供するコントロールを比較します。異なるクラウドにまたがるワークロードに対するクラウドセキュリティ戦略を定義する際に、参考となる情報をこの文書で得ることができます。

クラウドセキュリティコントロールとカテゴリ

クラウドのワークロードに適したセキュリティ戦略を導入するために、以下のようにいくつかのコントロールが用意されています。

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