
Windows,Linux混在の環境下でLinux関連インシデント対応スキルを同時に習得
コース解説
大規模国際イベントの開催時に想定される攻撃や、世界的に流行したランサムウェアなどによる攻撃シナリオに対する防御訓練を実施。
重要な社会基盤を担う企業や官公庁のセキュリティ担当者の応用力と実践力を要請するコース。
本コースでは、Windows系にLinux系を加えた仮想環境にサイバー攻撃を受けてチームで対処するハンズオンで演習。基礎よりも実践的内容。
キーワード
情報セキュリティ サイバーインシデント対応 CSIRT 自社情報資産防衛 Windows Linux
このような方におすすめ
- CSIRTの役割連携を実践演習したい方
- 実践に沿い直接ハンズオンで攻撃方法を体験し、防御方法を身につけたい方
- 現場で活かせるような実践的なセキュリティスキルを体系的に習得したい方
Training Environment
隔離された仮想環境上で演習を実施
実際に起きている最新のサイバー攻撃手法に基づいたシナリオによる実践的な訓練を行います。サイバー攻撃を受けた際の対応プロセス(調査、分析、対処、報告)を身をもって体験することにより、未体験の攻撃に対応できるスキルを習得します。

Outline
開講要項
本演習コースは、経済産業大臣が定める情報処理安全確保支援士(登録セキスペ)資格更新のための特定講習に選定されています。
- コース名
- CIRMコース 実践演習 Ⅲ
- 講義形式
- 講義・演習(ハンズオン)
- 受講スタイル
-
集合形式 オンライン形式
- 使用する演習環境
- Windows/Linux
- 受講日数
- 4日間(各日10:00~18:00)
- 定員
- 32名
- 使用教材
-
日本語テキスト資料
※集合形式では冊子で、オンライン形式では演習環境にて閲覧していただきます。
- 到達目標
-
- 仮想環境上で仕掛けられたサイバー攻撃にチームで連携して対処し、攻撃の検知・調査・分析・対処・封じ込めを行って攻撃の性質や再発防止策を報告する。
- 攻撃シナリオにあらかじめ設定された攻撃-対処のチェック項目に基づいて、進捗度が70%を超えることを目標とする。
- 知識や技術習得度は講師による総合的な判定を行う。
- 受講対象者
- セキュリティ担当者またはIT分野で3年以上の実務経験のある方
- 事前推奨スキル
- Windows及びLinuxサーバ・クライアント、ネットワーク、マルウェア対策、ログ分析、などの専門知識
- 受講料
- 60万5千円(税込)
- 会場
- DNP市谷田町ビル
Curriculum
カリキュラム
1日目
- 講義サイバーセキュリティ概論
- サイバーセキュリティの動向
- 最近の事故事例紹介
- 講義演習環境について
- 演習環境上の仮想企業ネットワークの説明
- 演習防御ツール解説
- 統合ログ管理システム(SIEM)
- ファイアーウォール・侵入検知システム(IPS)
- 統合エンドポイントセキュリティ
- ディレクトリサービス、集中稼働管理システム
2日目
- 演習インシデント対応
- 演習Linux環境の調査分析
3日目
- 演習サイバー防御演習(社内攻撃5)
- 工場の操業停止など大きな被害を出した攻撃に対する防御訓練
4日目
- 演習サイバー防御演習(社内攻撃6)
- 大規模国際イベントで想定される攻撃に対する防御訓練
1日目・2日目は実践演習コース共通となります。実践演習コースのいずれかを受講済みの方は、短縮日程も可能ですのでお問い合わせください
Schedule
開講スケジュール
受講者数が当社所定の人数に満たない場合、開催を中止することがあります。
各コースの募集状況はお問合わせにて事前にご確認ください。
各コースの募集状況はお問合わせにて事前にご確認ください。
開催月 | 日程 | 期間 | 開催形式 | 受付状況 |
---|---|---|---|---|
2023年6月 |
| 4日間 | オンライン形式 | 受付終了 |
2023年11月 |
| 4日間 | 集合形式 | 受付終了 |
今年度の本コースの受付は終了しました。次回開催日程はお問合わせください。