サステナビリティメッセージ

代表取締役社長メッセージ

代表取締役社長 北島 義斉

企業活動を通じて社会課題の解決をめざす

企業は人財や資源、エネルギーなどを社会に依存して事業活動を行っており、健全な社会があって、はじめて成り立ちます。そのため、私たちDNPの中長期の安定的な成長を考える上で、持続可能な社会の実現は非常に重要な目標です。
今日の社会は、気候変動や格差の拡大などグローバルな規模で多くの課題を抱えており、人類や地球そのものの存続にも大きな影響を与えかねない状況にあります。こうした事態に対し、2015年には、国際的な合意として「持続可能な開発目標(SDGs)」と「パリ協定」が採択されました。
企業に対しては、これらの課題解決に向けて創造性とイノベーションを発揮することが望まれています。DNPは、“社会の発展に寄与する”という創業時から続く志をもとに、新たな価値を社会に提供する製品・サービスを通じて、社会課題の解決に貢献していきます。また、企業活動を推し進めていく過程においても、社会に及ぼす負の影響を軽減するため、サプライチェーン全体を視野に入れ、適切にマネジメントを行っていきます。

優先課題への取り組み

サプライチェーンマネジメントとして、「責任ある調達」に取り組んでいます。DNPでは、2006年に「DNPグループCSR調達規準」を制定し、取引先企業と協働して誠実な行動に努めてきましたが、昨今の関係法令や国際規範の整備などの社会の動きをふまえて、この取り組みのさらなる強化を図っています。2017年3月には、CSR調達規準の全面的な見直しを行い、「DNPグループCSR調達ガイドライン」として改めるとともに、そのマネジメントの範囲をグローバル全体へと拡大しました。
また、国際社会で重要度が増している汚職·腐敗問題については、これまでもDNPグループ社員に加担することを固く禁じてきましたが、改めて「DNPグループ贈収賄防止方針」を定め、具体的なマネジメントを開始しています。
環境に関しては、原材料調達から使用·廃棄に至るまでの事業活動全体で環境負荷の低減を進めているとともに、気候変動の緩和・適応などの環境課題の解決に資する製品・サービスの開発に取り組んでいます。

DNPは、社会が抱える課題に対して積極的に向き合い、企業としての成長と社会課題の解決が両立する持続可能な社会の実現を目指していきます。

代表取締役社長
北島 義斉

CSR・環境委員長メッセージ

CSR・環境委員長 常務取締役 井上 覚

企業と社会との持続的な成長のために ―信頼される企業になる―

企業と社会のどちらもが持続的な成長をとげていくためには、企業と社会との良好な信頼関係を築くことが重要と言えます。DNPでは、あらゆるステークホルダーから常に信頼される企業であり続けるため、3つの責任「価値の創造」「誠実な行動」「高い透明性(説明責任)」を着実に果たしていきます。
3つの責任の実行のため、社会とDNPの双方の視点で取り組むべき重点テーマを定め、各テーマに中長期ビジョンと評価指標を設けてPDCA(Plan-Do-Check-Action)サイクルを回しています。それと同時に、私たちの取り組みが社会の目指す方向性と不一致がないように、有識者や機関投資家を始めとしたステークホルダーとのダイアログを通じて定期的に確認をし、マネジメントの改善に役立てています。

具体的な活動として、責任ある調達を進めるため、CSR調達などのサプライチェーンマネジメントや贈収賄防止に関する取り組みを強化したほか、人権デューデリジェンスへの対応検討などを進めています。また、持続可能な社会の実現に向け、温暖化防止や水使用量削減など8項目の環境テーマについて、目標を掲げた活動を継続的に進めるとともに、気候変動への更なる対応を目指して中長期方針のあり方についての見直し検討を行っています。

DNPは、これからも社会になくてはならない存在となるよう努めていきます。

CSR・環境委員長
常務取締役
井上 覚