電子楽譜活用アプリ「MuseCloud™」 iPhone対応に機能拡張

MusicXML形式の “次世代フォーマット”としての国際標準化を推進

2020年3月27日

大日本印刷株式会社(DNP)は、2019年8月からタブレット端末(iPad)用に提供してきた電子楽譜活用アプリ「MuseCloud™ 」の機能を拡張し、ユーザーの要望が高かったiPhoneでの利用も可能にしたメジャーアップデート版の配信を開始します。

電子楽譜活用アプリ「MuseCloud」メジャーアップデート版の特長 

  • 今回、発売当初からユーザーの要望が高かったiPhone対応を実現し、より多くの演奏者が広く利用できるようにします。端末上で瞬時に楽譜を“移調”できる機能や、静止画像(PDF)化された楽譜のインポートなど、従来の機能をiPhoneでも利用できます。
  • PDFへの書き込みについて、ペンの種類やマーカーなど機能を加えることで、実際に楽譜を扱うシーンに適した機能向上を行っています。
  • MuseCloud事業はMusicXML形式に対応している国内初*1の楽譜配信・活用サービスです。MusicXML形式はPDF形式とは異なり、一つひとつの音符などをデータとして扱えるため演奏者のニーズに応じて楽譜のカスタマイズが可能です。今回、楽譜の画面全体表示や再生速度の調節、移調処理速度など、MusicXML対応の強化も図っています。今回の「MuseCloud」のアップデート等によりMusicXML形式の普及が予想され、業界団体の音楽電子事業協会(AMEI)の電子出版部会は、MusicXMLを次世代の楽譜フォーマットとしていくことを本格的に検討していくことを決定しています 。

一般社団法人 音楽電子事業協会(AMEI)著作権・ソフト委員会 音楽電子出版部会部会長 榑谷学氏からのメッセージ

「当協会は、音楽データ通信の標準であるMIDI規格 の普及推進を行っていますが、『MuseCloud』で対応が強化されたMusicXMLは、音楽を記述し表現することにおいて、MIDIと両輪をなすフォーマットといえるでしょう。今後、MusicXML形式の国際標準化や、次世代規格であるMIDI2.0とのより高い精度での連携強化を検討していきつつ、『MuseCloud』を含む電子楽譜の普及が音楽電子関連事業のさらなる発展につながるものと期待しております。」

今後の展開

DNPは、今後、MusicXML形式の国際標準化を推進するとともに、アプリ機能の強化、MusicXML形式の楽譜コンテンツの充実を図り、国内外の演奏者等に紙や電子の楽譜を通じて豊かな音楽体験を提供していきます。


※1 一社)音楽電子協会(AMEI)調べ
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