オリジナル書体「秀英体」の「秀英アンチック」を拡充し、モリサワから発売

見出しやコミックの吹き出しに効果的な「秀英アンチック+」「秀英にじみアンチック」を今秋追加発売

大日本印刷株式会社(DNP)は、株式会社モリサワに2016年からライセンス提供しているDNPオリジナル書体「秀英体」ファミリーのひとつ「秀英アンチック」シリーズについて、漢字を追加して搭載文字を拡張した「秀英アンチック+」と活版印刷の紙とインクの質感を思わせる「にじみ効果」を加えた「秀英にじみアンチック」の2書体を追加します。モリサワは、この新しい書体をDTP(Desk Top Publishing)用のフォントとして2020年秋に発売するほか、Webフォントサービスでも提供する予定です。

モリサワは、2009年からDNPのライセンスに基づいて、これまでに「秀英体」ファミリーの25の書体を販売しており、今回はその第10弾の新製品として発売します。

【書体の仕様と販売方法について】

●「秀英アンチック+」の特徴

辞書の見出しやコミックの吹き出しなどに使用されてきた、仮名文字が太い書体です。「秀英明朝」とは異なり、太い筆で書いたような骨格を持っているため、角ゴシックの漢字と組み合わせても負けない存在感があり、見出し用などに適しています。「秀英角ゴシック」と組み合わせることで、力強いメッセージ性が表現できます。コミックのほか、広告やパッケージ、動画の字幕やプレゼンテーション等のビジネス用など、メッセージを目立たせたいシーンに最適な書体です。

●「秀英にじみアンチック」の特徴

「にじみフォント」は、「秀英体」の活字で活版印刷された際の自然な“ゆらぎ”や“にじみ”を分析し、その風合いをデジタルフォント向けに再現した書体です。活版印刷では、インクの着いた活字が紙に押し付けられて印刷されるため、インクの“にじみ”や金属活字自体には無い“ゆらぎ”が自然に生じて、それが独特の風合いを生んでいます。紙とインクの質感を思わせる「にじみ効果」を持たせた「秀英にじみアンチック」は、これまでのシャープで均質的なデジタルフォントでは出しにくかった、柔らかくレトロな雰囲気の味わいある表現を、各種情報端末のビューアーやWebサイト等でも実現します。

※詳細はこちらのウェブサイトをご覧ください。→ http://www.dnp.co.jp/shueitai/news/2016111803.html
●仕様

・文字セット:Adobe-Japan1-3(StdN)

・フォーマット:OpenTypeフォント

※新元号の合字グリフ「令和」に対応する新しい規格(Adobe-Japan1-7)に対応します。
●販売方法

モリサワのフォント製品「MORISAWA PASSPORT」「MORISAWA PASSPORT ONE」「MORISAWA PASSPORT アカデミック版」「MORISAWA Font Select Pack 1/3/5」で新しい2書体を販売するほか、モリサワのWebフォントサービス「TypeSquare」でも提供します。

※詳細はこちらのウェブサイトをご覧下さい。→ http://www.morisawa.co.jp/products/fonts/


【秀英体について】

秀英体はDNPが明治時代から開発を続けているオリジナルの書体です。優美でしなやかな線画を持ち、美しく読みやすい書体として多くの書籍や辞典に使われるなど、編集者やデザイナーだけでなく、読者からも親しまれてきました。DNPは2005年から、「秀英体」をよりオープンなデジタル環境で活用するためのリニューアル事業「平成の大改刻*」に取り組み、2009年からはDTP環境のほか、電子書籍ビューアーやワープロソフト等にライセンス提供するなど、その利用範囲を広げています。

*平成の大改刻 : DNPは2006年の創業130周年の記念事業の一環として、21世紀のデジタルコミュニケーションを支える情報流通基盤の進展を目的に、高品位な書体の価値の再構築を理念として、2005年に「秀英体」の「平成の大改刻」を開始しました。秀英細・中・太明朝の改訂、金属活字時代の秀英初号明朝のデジタルフォント化、新書体である角ゴシックや丸ゴシックのデジタルフォント開発などを2012年までに行いました。


※秀英体の詳細はこちらのウェブサイトをご覧ください。→ http://www.dnp.co.jp/shueitai/
※「秀英」及び「秀英体」は、大日本印刷株式会社の登録商標です。
その他、記載されている会社名・商品名は、各社の商標または登録商標です。

大日本印刷株式会社本社:東京都新宿区  社長:北島義斉  資本金:1,144億円
株式会社モリサワ本社:大阪府大阪市  社長:森澤彰彦  資本金:1億円