2017年5月30日

LINE上の会話に合わせて企業のコンテンツを提供するサービスを開始

第一弾としてLINEを活用した情報提供の実証実験「JR東日本ChatBot」で採用

大日本印刷株式会社(DNP)と、その100%子会社で企業の総合的なマーケティング施策等を行う株式会社DNPコミュニケーションデザインは、自動会話プログラム(チャットボット)を活用して生活者のニーズに合わせて企業の情報を提供するサービス「DNP Chatbotプラットフォーム」を5月31日に開始します。これは、LINE上の会話を分析し、その生活者が求めている情報を認識して、最適な企業のコンテンツを提供するサービスです。企業のマーケティング施策に対してDNPグループが展開するビジネスの一環として提供していきます。

今回、当サービスの第一弾として東日本旅客鉄道株式会社(JR東日本)の「JR東日本Chat Bot」LINE公式アカウントに採用されました。JR東日本が提供する運行情報や駅のコインロッカーの空き情報などをLINEの会話形式で表示し、複数の生活者が同じ画面で手軽にタイムリーに情報を取得することができます。本アカウントでのサービスは、5月31日から実証実験として利用いただけます。 

【「DNP Chatbotプラットフォーム」開始の背景と概要】

「DNP Chatbotプラットフォーム」は、LINE ビジネスコネクトを活用し、生活者からの問い合わせに対して企業のLINEアカウントから各種情報を会話形式で生活者に配信する送受信システムです。LINE上で交わされる会話に合わせて、タイミングよく商品情報、広告、画像や動画コンテンツなどの有益な情報を送ることで、生活者の利便性を高めていきます。また、複数人でのグループトーク内で同じ情報を共有できます。スマートフォン用の企業専用アプリで情報配信する場合と比べて、利用者が多く、使い慣れたLINEを活用したサービスを実現します。 

*「DNP Chatbotプラットフォーム」の詳細はこちら:  https://www.dnp.co.jp/biz/solution/products/detail/1189693_1567.html

■「DNP Chatbotプラットフォーム」のしくみ

【サービス利用事例:東日本旅客鉄道株式会社「JR東日本Chat Bot」】

JR東日本は、運行状況や列車の位置、天候や駅構内図、コインロッカーの場所などの情報を専用アプリで提供してきました。これまでは、例えば列車の遅延情報などを待ち合わせ中の複数のメンバーで共有したい場合、一人ひとりが個別にWebサイトやアプリで必要な情報を取得し、SNSやメールで情報を送り合うなどの手間がかかっていました。そこでDNPとJR東日本、LINE、ジェイアール東日本企画の4社は検討および開発を行い、「LINE ビジネスコネクト」と「DNP Chatbotプラットフォーム」を使用して、JR東日本が提供する交通情報や駅のコインロッカーの空き(利用)情報を複数人がタイムリーに、手軽に共有できる情報提供サービスを開発しました。

実証実験を5月31日~9月30日に実施し、今後の実用化を目指します。


今回の情報提供を行う「こども駅員」のアイコンが目印



*「JR東日本Chat Bot」の詳細はこちら:東日本旅客鉄道株式会社プレスリリース http://www.jreast.co.jp/press/ 


【「DNP Chatbotプラットフォーム」の価格】

初期費用       : 3,000,000円/年(初年度のみ)※1
月額利用費     : 330,000円~※2


※1別途、企業別の機能のカスタマイズ費用、「辞書」開発費用等が必要です。
※2サービス規模などにより月額費用は変動します。

【今後の展開について】

DNPは、社会や企業と生活者との間の豊かなコミュニケーションを実現するため、セールスプロモーションや決済、BPOなどの分野で企業のデジタルマーケティングを推進しています。その一環として鉄道、小売・流通、銀行、金融などの企業に本プラットフォームを提供していきます。

大日本印刷株式会社   本社:東京都新宿区 社長:北島義俊  資本金:1,144億円
株式会社DNPコミュニケーションデザイン 本社:東京都新宿区 社長:川口寛    資本金:1億円
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