2017年6月5日

食品パッケージの改善点を診断するサービス「イマドリ!」の提供を開始

日本プロ農業総合支援機構(J-PAO:ジェイパオ)のコンサルティングメニューとして採用!

大日本印刷株式会社(本社:東京 社長:北島義俊 資本金:1,144億円 以下:DNP)は、食品や菓子などの商品パッケージについて、デザイン性や使いやすさ、廃棄・分別のしやすさなどの観点から課題・改善点を診断するサービス「イマドリ!®」の提供を本格的に開始します。
なお本サービスは、特定非営利活動法人(NPO)日本プロ農業総合支援機構(J-PAO:ジェイパオ)のコンサルティングメニューとして採用されました。

【開発の背景】

少子高齢化をはじめ、共働き世帯や単身者の増加などにより国内の生活者のニーズが多様化するなか、食品・菓子メーカーは各種マーケティング手法を活用して新商品を開発しています。また政府は、農林水産物の生産にとどまらず、それを使った加工食品の製造・販売や関連サービスなど、2次産業や3次産業にまで踏み込む“6次産業化”を推進しており、生産者が商品開発までを行う機会が増えています。こうした商品の“顔”であるパッケージは、店頭で生活者に商品の特長を訴求するだけでなく、開封のしやすさや使いやすさ、廃棄やリサイクルのしやすさなどの機能が求められています。
DNPは多くの食品・菓子メーカーなどに対し、商品の企画から、パッケージの設計・デザイン・制作などまで、幅広く事業を展開しています。これらの実績を踏まえて今回、生活者の店舗での商品選択から、購入、使用、廃棄するまでのライフサイクル全体で最適なパッケージとなるよう、現状の課題や改善点を診断するサービス「イマドリ!」の提供を開始します。

【「イマドリ!」の概要】

本サービスは、DNPが培ってきたパッケージにおけるデザインや機能付与などの技術やノウハウを活かし、社内のパッケージ開発の専門スタッフが調理や試食などを通じて、デザインや使い勝手、内容物の味や風味といったさまざまな視点で、パッケージの課題や改善点を診断します。

<診断内容>

○デザイン診断 : パッケージデザインによる情報伝達力や表現力などの魅力度、商品の品質とデザインの整合性、キャッチコピーや商品説明などの各種情報のプライオリティが適切かどうかなどについて診断します。
○使い勝手診断 : パッケージの開けやすさや使いやすさ、廃棄・分別のしやすさなど、パッケージ設計上の必要な配慮がされているかなど、商品ライフサイクル全体の視点で診断します。
○競合品診断 : 競合品との比較による、自社のパッケージの評価を診断します。

【価格について】

診断する商品の内容や個数、診断内容によって価格は変動します(都度見積りとなります)。
※参考価格 : 食品や菓子などの1つの商品を診断した場合、約30万円~

【J-PAOの6次産業化商品診断のコンサルティングメニューに「イマドリ!」が採用】

J-PAOは「プロ農業者」のさまざまなニーズに対し、事業構想の立案につながるサポートメニューを提供しています。そのコンサルティングメニューのひとつである「6次化商品力チェックサービス」に今回、「イマドリ!」が採用されました。

【今後の展開について】

DNPは、6次産業化を推進する団体や新商品開発を進めている食品・菓子メーカーなどに本サービスを提供し、2018年度に年間20件以上の受注を目指すとともに、地域ブランドの育成の支援や新たな付加価値のある商品開発もサポートしていきます。


※イマドリ!は、大日本印刷株式会社の登録商標です。

※ニュースリリースに記載された製品の価格、仕様、サービス内容などは発表日現在のものです。その後予告なしに変更されることがありますので、あらかじめご了承下さい。

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