2017年7月27日

ビリングシステムと連携し、公共料金等の振込票支払いをスマートフォンで容易に行えるアプリを開発

銀行口座から簡単に引き落としが行えるFinTechサービスの提供を開始

大日本印刷株式会社(以下:DNP)は、各種決済サービスを提供するビリングシステム株式会社(以下:ビリングシステム)と協業し、電気・水道・ガスなどの公共料金の振込票の支払いを、スマートフォン(スマホ)上で簡単に行えるアプリ(「iOS」「Android OS」対応)の提供を、銀行などの金融機関に向けて2018年3月に開始します。

【開発の背景】

公共料金や自動車税などを振込票で支払う場合、生活者はコンビニや銀行に行って支払う必要がありました。昨今、金融(Finance)とIT(情報技術)を組み合わせた新たな金融サービス「FinTech」が急速に普及し、DNPもすでに、スマートフォン向けに、銀行の口座開設アプリや、各種公共料金のクレジットカードでの支払い手続きが簡単に行えるアプリの開発を行っております。
そして今回、新たな金融機関向けFinTechサービスとして、ビリングシステムが提供するスマホ決済アプリ「PayB」の機能を活用し、公共料金等の振込票にあるバーコードを、スマホのカメラで撮影することで簡単に支払いが行えるアプリを共同開発し、DNPが従来より提供している「DNPスマートフォン向け銀行口座開設用アプリ」と連携して提供を開始します。

【本アプリの概要と特長】

生活者は、本アプリを起動後、氏名や生年月日、口座番号などの基本情報の登録を行い、振込票に印刷されたバーコードをスマホのカメラで撮影すると、支払い金額の明細と引き落とし口座情報の確認画面が表示され、確認後、支払いが完了します。

以下、本アプリの特長です。
・金融機関は、「DNPスマートフォン向け銀行口座開設用アプリ」等と本アプリとの連携により、生活者により便利なサービスを提供できます。
・生活者は、コンビニや金融機関に行かずに、いつでもどこでも振込票支払いが行えるため、手間がかからず、簡単に支払いが行えます。
・本アプリを生活者に利用いただくことで、金融機関は窓口での振込票受付業務の効率化も図れます。
・ SSL通信でデータを暗号化して送信することにより、安全性を高めています。
・「iOS」「Android OS」それぞれに対応しています。

【今後の展開】

DNPは、ビリングシステムと共同で本アプリを金融機関向けに提供するとともに、FinTech関連の各種サービスの充実を図り、2018年度までの2年間累計で4億円の売上を目指します。

 
大日本印刷株式会社 本社:東京 社長:北島義俊 資本金:1,144億円
ビリングシステム株式会社 本社:東京 社長:江田敏彦 資本金:12億円
※ニュースリリースに記載された製品の価格、仕様、サービス内容などは発表日現在のものです。その後予告なしに変更されることがありますので、あらかじめご了承下さい。

ニューストップへ

検索・絞り込み

発表時期
カテゴリ
製品・サービスの16カテゴリで絞り込む
IRの9カテゴリで絞り込む

検索