2018年5月7日

大日本印刷とアカカベ アカカベ店舗でプリペイドカード決済サービスを開始

地域密着型のドラッグストアでハウスプリペイドカードを起点に生活者へのサービス拡張が可能に

株式会社アカカベ
大日本印刷株式会社

大日本印刷株式会社(以下:DNP)は、大阪を中心に地域密着型のドラッグストア・調剤薬局を70店舗展開している株式会社アカカベに、プリペイドカードの残高管理を行う「DNPハウスプリペイド決済サービス VALUE TACTiXR(バリュータクティクス)」を提供し、アカカベは、会員カードにプリペイド機能を加えたサービス「LINCA(リンカ)」を5月7日に開始します。

アカカベ会員カードは2018年3月末現在30万人が利用しており、現金等の支払いでポイントが付与されます。またアカカベは、Segment of One & Only株式会社(以下:SOO)が地域密着型ドラッグストア20社のカード会員向けに提供している情報サービスサイト「ドラポン!」に参加しており、LINCA利用者は「ドラポン!」が提供する各種メーカーキャンペーンなどのサービスも受けることができます。 

【「LINCA」の特長】

LINCAは、チャージした金額内で、アカカベあさひまち薬局を除くアカカベの69店舗で利用できる会員限定のプリペイドカードサービスです。VALUE TACTiXの導入によって、購入金額に応じたポイントの付与と利用、残高管理が行えます。入会費・年会費無料で、1,000円単位で100,000円まで入金できます。またLINCA利用者は、SOOの情報サービスサイト「ドラポン!」に登録すると、無料サンプル・クーポンの取得などの各種サービスを受けることができます。

【導入の背景およびサービスの概要】

キャッシュレス決済の進展にともない、流通・小売、飲食店、クレジットカード会社などを中心に、「釣銭のやり取りが不要」「決済時間を短縮」「チャージや支払い時の特典あり」といった特徴を持つプリペイドカードの利用が拡大しています。また、ポイントプログラムなどによる顧客関係管理(Customer Relationship Management:CRM)の展開など、生活者の利便性を向上する施策で他社との差別化に取り組む企業も増えています。他のチェーン店等との差別化によって顧客との関係強化を図りたいドラッグストア各社にとっても、プリペイドカードとポイントサービスの併用は有効な施策となっています。
この課題に対し、アカカベは、VALUE TACTiXを導入することで、プリペイド決済とポイントサービスの両方に対応しました。今後は、医薬品情報や各メーカーのキャンペーン情報の提供、地域内の他の企業や店舗との相互利用などを展開していきます。

VALUE TACTiXは多様な機能に加えて、安定的なシステム運用にも定評があり、33社に採用されているほか、SOOの推奨サービスでもあります。アカカベは、LINCAにおいてVALUE TACTiX を購買と連動したキャンペーンプラットフォーム*1として活用するほか、「ドラポン!」サービスとの連携などに拡張していきます。

【今後の展開について】

DNPとアカカベは、「LINCA」のサービスを広げるとともに、DNPの決済連動マーケティングなどの機能も活用しながら、地域の生活者に向けたサービス向上に努め、当事業で2020年に5億円の売上を目指します。

■「DNPハウスプリペイド決済サービス VALUE TACTiX」について
VALUE TACTiXは、プリペイドカードの残高管理を行うクラウド型サービスです。店頭のPOSまたは専用端末でプリペイドカードでの決済(残高の減算)や入金(残高の加算)が行えるほか、パソコンやスマートフォンなどから会員向けウェブサイトにアクセスして残高を確認することができます。

*VALUE TACTiXの概要はこちらのウェブサイトをご覧ください。
https://www.dnp.co.jp/biz/solution/products/detail/1189616_1567.html

■情報サービスサイト「ドラポン!」および関連サービスについて
「ドラポン!」は、SOOが地域密着型ドラッグストア14社のカード会員向けに提供するサービスサイトで、利用者数は今年度30万人を見込んでいます。このほかSOOは、店舗の取扱商品の全カテゴリーをカバーし、ドラッグストア27社約1,300万人の顧客ID-POSデータを統合して、メーカーや卸売、プロモーション関連企業とともに、生活者に価値あるサービスや情報を提供しています。


*「ドラポン!」の概要はこちらのウェブサイトをご覧ください。URL : https://dorapon.jp/
*1 ネット店舗とリアル店舗における生活者の決済情報(ポイント・決済などの購買データ)を顧客情報と連動させて管理し、販促や店舗への送客に活用する「決済連動マーケティング」の各種プラットフォームを提供。その一環として、DNPマルチペイメントサービス、スマートキャンペーンなどと連動可能。
(参考 http://www.dnp.co.jp/seminar/rt2016/sp.html
*記載されている会社名・商品名は、各社の商標または登録商標です。
*ニュースリリースに記載された製品の仕様、サービス内容などは発表日現在のものです。その後予告なしに変更されることがありますので、あらかじめご了承ください。
大日本印刷株式会社 本社:東京都新宿区  社長:北島義俊  資本金:1,144億円
株式会社アカカベ  本社:大阪府大東市  社長:皆川友範  資本金1,000万円

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