2019年3月6日

生活者の属性に合った対話式の動画サービスでピツニーボウズジャパンと協業

動画を活用したデジタルマーケティングの支援に向けて制作・配信体制を強化

大日本印刷株式会社(以下:DNP)は、生活者の属性などの情報を活用して、一人ひとりに合わせた専用の動画メッセージを簡単に生成・配信するパーソナライズド動画サービスを提供しています。今回新たに、ピツニーボウズジャパン株式会社と協業して、その制作・配信体制を強化しました。

【ピツニーボウズジャパンとの協業の背景】

スマートフォンの普及等によって人々が日々接する情報量が増大するなか、限られた時間内で情報をわかりやすく、ストーリー性を持って伝達するため、動画を活用したいという企業等のニーズが高まっています。DNPはデジタルとアナログ双方の情報メディアを手掛けてきた強みを掛け合わせて、ネットや店舗などの多様な顧客接点を活用する“オムニチャネル”に対応し、顧客の体験価値(カスタマーエクスペリエンス)を向上させるデジタルマーケティングのサービスを展開しています。その一環で、DNPパーソナライズド動画サービスを金融機関などに提供し、好評を得ていますが、拡大するニーズに応え、本サービスの機能拡張や体制強化を図るため、対話式パーソナライズドメディアをOEMで提供しているピツニーボウズジャパンと協業します。

【協業の概要について】

DNPパーソナライズド動画サービスは、企業が保有する顧客データ等と連動して、一人ひとりの顧客の属性や嗜好などに合わせた専用の動画メッセージを簡単に生成・配信することができます。動画の視聴履歴も取得できるため、企業の“One to Oneマーケティング”の取り組みを支援します。今回の協業を通じて、よりインタラクティブな動画に関する制作・配信の体制を強化していきます。

パーソナライズド動画 イメージ


実際の動画例


■3つの特長

1.セキュアな環境で保管している個人情報との連携が可能

帳票やDM、メールなどで通知していた顧客一人ひとりの情報を動画上に表示できます。高度なセキュリティ環境下にあるDNPのデータセンターで保管します。今回導入するピツニーボウズジャパンの仕組みでは、動画を視聴する顧客のブラウザ上の動画配信プレーヤーで、コンテンツと表示する個人情報をリアルタイムに合成するため、動画を制作する環境に個人情報が残ることはなく、流出などのリスクを回避することができます。

2.視聴者の属性によって最適な動画コンテンツを提供

顧客の属性や各種契約内容等の情報に基づいて、テキスト・画像・グラフなどによる、一人ひとりに最適化した動画コンテンツを提供します。また、動画視聴中の人々のインタラクティブな操作にも対応できます。DNPの動画制作・編集機能とピツニーボウズジャパンの動画配信システムの操作性などの強みを活かして、大量の動画制作にも対応することが可能です。

3.多彩なチャンネルを通じた配信が可能

顧客に関連する各種データを高度な情報セキュリティ環境で安全に蓄積し、企業のマーケティング担当者がマーケティングに有効な情報として統合的に管理して活用できる「DNPマーケティングクラウド™」と連動することにより、企業はDMやWebサイト上のマイページ、メールなど、多彩な配信チャネルを選択して利用することができます。

※「DNPマーケティングクラウド」の詳細はこちらをご覧ください。

https://www.dnp.co.jp/biz/solution/products/detail/1190972_1567.html


【税抜価格】

初期費用1600万円~、月額利用料 100万円~  (※仕様により価格は異なります。)


【今後の展開】

今後DNPは、パーソナライズド動画を活用したデジタルマーケティング関連のサービスの提供で、2021年に年間5億円の売上を目指します。

なお、2019年3月5日(火)~8日(金)に東京ビッグサイトで開催される「リテールテックJAPAN 2019」のDNPブース(東1ホール RT1302)にて、当サービスを紹介します。


大日本印刷株式会社  本社:東京 社長:北島義斉 資本金:1,144億円
ピツニーボウズジャパン株式会社  本社:東京 社長:ベンハー・メスフィン 資本金:4億円

※ニュースリリースに記載された製品の価格、仕様、サービス内容などは発表日現在のものです。その後予告なしに変更されることがありますので、あらかじめご了承下さい。

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