2019年5月20日

開発途上国の女性支援のため、社員から寄せられた「使用済み切手、未使用切手・はがき」を国際協力NGOに寄付しました

2019年5月13日、DNPは東京・市谷にある国際協力NGO公益財団法人ジョイセフ(JOICFP)の事務所を訪問し、グループ社員から寄せられた「使用済み切手および未使用切手・はがき」を寄付しました。

本企画は、DNPが掲げる社会貢献活動の重点テーマ「地域社会・国際社会への貢献」および「次世代育成支援」における、社員参加型ボランティア企画として、昨年に引き続き実施しました。今回、全国の社員から寄せられた寄付物は、使用済み切手10kg、はがき・切手の額面74,417円分となりました。

寄付先のJOICFPは、安心・安全な出産支援を中心とした女性支援活動を、アジア、アフリカ、日本の被災地など現在10か国で展開しています。
その1つであるザンビア共和国のプロジェクトでは、診療所での助産師による出産介助支援や、出産予定日の2週間前から利用可能なマタニティハウスを無料で提供していますが、消毒液や ゴム手袋、コットンなどの出産時の医薬備品(費用約20ドル≒約2,180円/記事公開時)については、利用者自らが揃える必要があります。現金収入の少ない自給自足の生活をする村民が多く、これらの負担のために施設の利用を見送り、危険を伴う自宅での出産を選択する村民も少なくありません。
そのためこれらの医薬備品等を寄付金などにより支援することが求められています。(情報提供:JOICFP)
使用済み切手は収集家へ販売することで、1kgで約1名分の出産時備品相当の資金となり、今回の当社の寄付は、この様な活動に活用された場合、44名分あまりの出産時の医薬備品支援となります。

DNPは今後も社会貢献活動の推進において、社員とともに取り組んでいきます。

◆公益財団法人ジョイセフ(JOICFP)
女性のいのちと健康を守るために活動している日本生まれの国際協力NGOです。
戦後の日本が実践してきた家族計画・母子保健の分野での経験やノウハウを途上国に移転してほしいという国際的な要望を受け、1968年に設立されました。
国連、国際機関、現地NGOや地域住民と連携し、アジアやアフリカで、保健分野の人材養成、物資支援、生活向上支援や、日本の被災地で復興支援活動を行っています。
2017年12月には、政府の持続可能な開発目標(SDGs)推進本部が主催する「第1回ジャパンSDGsアワード」で「特別賞【SDGsパートナーシップ賞】」を受賞しています。

[団体ホームページ]https://www.joicfp.or.jp/jpn/

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