電気通信協会の「ICT事業奨励賞」を受賞

NTTの「変幻灯」®技術を活用した商品開発を評価

大日本印刷株式会社(DNP)は5月20日、写真や絵・イラストなどの静止画に動きを与える日本電信電話株式会社(NTT)の光投影技術「変幻灯」®をサービス化し、実サービスへの導入に貢献した実績が認められ、電気通信協会の「ICT事業奨励賞」を受賞しました。


NTTの研究成果である「変幻灯」は、印刷物等の絵柄に合致する陰影の映像を投影し、見る人の錯覚を誘うことによって、静止画を動いているように見せる技術です。この技術を活用し、DNPはNTTコミュニケーションズ株式会社(NTT Com)と共同で2017年に次世代POP広告として商品化しました*

通常、NTTの基礎研究は、実用化の研究開発期間を経て商品化されますが、「変幻灯」では、NTTの研究開発部門とNTT Com、DNPの協業によって、早期の商品化が可能となったことが大きく評価されました。

また、「変幻灯」を活用した次世代POP広告は、購買につながるように店頭でのアイキャッチ効果を高める新手法が常に求められているなかで、今までにない顧客の体験価値を簡単かつ安価に提供するものとして注目を集め、2017年6月の「日中グリーンエキスポ2017」への出展以降、さまざまな新商品プロモーション等に採用され、日本プロモーショナル・マーケティング学会(JPM)のJPM POP クリエイティブ・アワードの受賞など、多くのメディアに取り上げられるなど、認知度を高めてきました。

これらの点が評価されてDNPは今回、NTTグループの推薦を得て、ICT事業奨励賞を受賞しました。


■ICT事業奨励賞について

電気通信協会は1938年に電気通信事業の振興に寄与することを目的として設立され、情報通信技術の普及・啓発活動、情報通信事業に対する功労者の表彰等を行っている団体です。ICT事業奨励賞は同協会が情報通信技術(ICT)分野でイノベーションを実現した案件を表彰するもので、2001年の第1回では株式会社NTTドコモの「iモード」が、2006年には東日本旅客鉄道株式会社の「Suica」が受賞しています(ともに、前身の「ICT事業奨励特別賞」として受賞)。

2019年5月20日に明治記念館(東京都港区)で行われた今回の授賞式では、電気通信関係の企業や団体の代表者が多数参加し、業界発展に寄与した方々の功績を称える電気通信産業功労賞や、ICT事業奨励賞などの授与が行われました。


5月20日の授賞式の様子
一般社団法人電気通信協会会長 和才 博美氏(写真 右)から賞状を受け取る DNP 情報イノベーション事業部 村上 浩(写真 左)


【今後の展開】

DNPは今後もNTTとの協働により、「変幻灯」を活用した次世代POP広告の展開を図るとともに、継続してさらなる商材開発を行っていきます。


※「変幻灯」は日本電信電話株式会社の登録商標です。
*「変幻灯」を活用したDNPのサービスの詳細はこちらをご覧ください: 
https://www.dnp.co.jp/biz/solution/products/detail/1189692_1567.html