2019年11月19日

「ゆこゆこネット」会員向けにWEBで見た宿の情報をパーソナライズドDMに印刷して送付

デジタルとアナログを融合したハイブリッドなマーケティング施策を実施

大日本印刷株式会社(DNP)は、DNPの「パーソナライズド・プリント・プラットフォーム」を活用し、全国の3,300軒以上の温泉宿泊予約サービスを提供している「ゆこゆこネット」を運営するゆこゆこホールディングス株式会社(以下:ゆこゆこ)のネット会員に対し、会員がWEBで閲覧した宿泊施設に関する情報をパーソナライズドDMに印刷して送付する、新たなダイレクトマーケティングサービスを開始しました。

ゆこゆこは、マーケティング施策におけるデータ活用として株式会社ブレインパッドの「Rtoaster」を採用し、さまざまなデータを掛け合わせて顧客の嗜好に合わせた旅のレコメンド情報を提供するマーケティング活動を展開しています。ここにパーソナライズドDMを組み合わせ、デジタルとアナログを融合したハイブリッドなマーケティング施策を実施していくこととなりました。  

  

「ゆこゆこのパーソナライズドDMサンプル」

【背景】

ゆこゆこでは、従来から「会員誌によるアプローチ」と「Webサイトを中心としたデジタルアプローチ」を展開していましたが、ネット会員の「旅行をしたい」という欲求に対し、会員誌かWebサイトかのどちらか一つのアプローチでは、送る内容やタイミングを合わせるのが難しい、という課題がありました。

今回、会員誌でもWebサイトでも、ゆこゆこと接点を持っていただく “ハイブリッドなアプローチ手法”として、DNPの「パーソナライズド・プリント・プラットフォーム」が採用されました。

【ゆこゆこのパーソナライズドDMの概要・特長と効果】

1.ネット会員一人ひとりに適したデザインのデータ生成と印刷・発送をすべて自動で提供

「ゆこゆこネット」の会員が、直近に見た宿の情報を基に、閲覧情報とゆこゆこが所有する各施設の画像データを、DNPの「パーソナライズド・プリント・プラットフォーム」に自動的に連携させ、ネット会員一人ひとりの好みや希望に適した情報を作成します。さらに、DMはがきへの印刷と、宛名印字を行います。これにより、ネット会員が旅のサイトを閲覧した翌日には、ネット会員一人ひとりに適した情報を掲載したDMを発送することが可能です。

この新しいダイレクトマーケティング施策により、ゆこゆこでは、成約率が従来の施策と比較して、約2.3倍となりました。*

2.デジタルとアナログを融合したマーケティングを支援

DNPの「パーソナライズド・プリント・プラットフォーム」では、一人ひとり異なる「パーソナライズドQR」を生成し、はがきに印刷・送付することができます。この「パーソナライズドQR」から、Webサイト上のクーポン付きキャンペーンページに誘導したり、DMはがきを送付したネット会員でまだ申込みのない方へのデジタルアプローチが可能となります。

*詳しくはDNPの導入事例紹介ページもご覧ください: https://www.dnp.co.jp/biz/case/detail/1193198_1641.html

【今後の展開】

DNPは今後も、企業と生活者とのコミュニケーションの設計・デザインからコンサルティング、各種デジタルマーケティングツールとの連動、運用・実施・効果測定までを一貫して提供し、デジタルとアナログを融合した企業のマーケティング施策を支援するサービスを、さらに充実させ、企業と生活者のエンゲージメント(関係)強化に貢献していきます。


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