• 電気・電子

LSIの原版となるフォトマスク製造に関わるソフトウェアの研究・開発を行っています。フォトマスクのデータ量は非常に大きく、高速に処理・解析するために、CPUを大量に用いた並列化や、複数のワークステーションを高速ネットワークに接続した分散処理などの「超高速化技術」を駆使した開発に取り組んでいます。開発した仕組みが評価され、得たフィードバックをもとにさらなる機能改善に取り組むことにやりがいを感じます。

学生時代の専攻が今、
どのように活かされていますか

大学では、半導体物性、電磁気学、数値解析シミュレーション、電気回路などを学んでいました。現在の仕事では最新半導体技術を学ぶため、学会などに参加することがありますが、新たな知識や技術を獲得する際に大学で学んだ知識がベースになっていると感じます。また、研究にてシミュレーション解析を行うために利用していたプログラムの知識なども現在の開発に多いに活かされています。