CAREER CASE 01入社20年を超えた今も、
最先端の技術領域に挑む

情報イノベーション事業部

技術系総合職採用

  • 1年目
    1994年入社。生産総合研究所(現:技術開発センター)に所属し、さまざまなテーマの技術研究・開発に従事
  • 12年目
    IPS事業部(現:情報イノベーション事業部)牛久工場に所属、ICカードの設計製造業務に従事
  • 18年目
    IPS事業部デジタルセキュリティ本部に所属し、モバイル決済サービスの企画開発に従事
  • 22年目~
    情報イノベーション事業部にて、決済サービスの企画開発に従事
10年以上前からスマホ決済に着目

金融業界や通信業界、流通業界に向けた決済サービスの企画開発に取り組んでいます。一例をあげるとスマホ決済のシステムなどがあり、この領域はICカードビジネスに続く事業として成長を続けている分野のひとつです。元来、DNPは印刷技術と情報処理技術を掛け合わせたICチップ搭載のクレジットカード、キャッシュカードや入退出カードなどの製品で圧倒的No.1の地位を確立してきました。そのコアとなるのは、クレジットカード番号など機微な情報を安全に管理し、ICチップに書き込む技術や認証技術、鍵の管理技術などです。その延長線上としてスマートフォン決済があるのは自然な流れといえるかもしれません。現在、消費者の購買活動を支えるひとつの手段としての地位を確立しているスマートフォン決済ですが、DNPは今から10年以上前に「もしも世の中からカードという媒体がなくなったら?」という未来を見据えたディスカッションを積極的に行い、その答えのひとつとして、スマートフォンを活用する社会の姿を思い描いていました。その時の社会や暮らしにリーチする提案のみならず、未来の社会で必要とされる価値を自らで創出し、変化する時代に対応するビジネスを先んじて仕掛けていくのもDNPらしさだと思います。

モノづくりと製造を支える仕組みを学ぶ

入社して間もなく、機械技術をコアとするさまざまな研究開発テーマを担当しました。特に力を注いだのは工場の生産設備自動化装置や新製品をつくるための専用装置の設計など、DNPのモノづくりの根底に関わる部分でした。大学・大学院と機械系専攻だったので、モノづくりの知識やロジックは身につけていたものの、企業におけるモノづくりは学生の時代のそれとは勝手が違い、時に戸惑うこともありました。
しかし、その一方で自己成長の手ごたえを感じていたのも事実です。2000年頃に携わった「有機EL」分野への挑戦は今でも鮮明に覚えています。当時、液晶ディスプレイの次にくるのは有機ELといわれ始めた時代で、最先端技術に携わっていることは技術者として最高の環境にいたと思っています。
それから時を経て入社12年目に茨城県牛久市の生産工場に異動しました。日本最大級のICカード専用工場で工場設備や生産設備の開発や改善、ICカード新製品の設計に関する業務を幅広く担当することになりました。以前の部署と同様にモノづくりの現場ではあるものの、まったく知らない知識やノウハウが要求される場面も多々ありました。そんな時ほど、同じ工場で働く仲間の協力を得ながら問題を解決し、製品設計という新しい領域に取り組みながら、自分の可能性を拡げていったのです。
長きにわたってモノづくりに携わってきましたが、やはり一番の喜びは、自分が手掛けた製品が、世の中に出ていき、多くの人に手に取ってもらったり、評価されていることを実感する時です。もちろん、そこに至るまでには努力や仲間との協力が欠かせません。時として挫折しそうになる時もありました。しかし、そんな時こそ、世の中にないものを自分達の手でつくっていこうという気持ちを強く信じて、いかなる局面も突破してきました。

技術から企画・営業に転身。
両方の目から新たなビジネスを模索する

入社18年目の時に企画職に転向しました。今は多様な得意先のニーズに対して、企画提案のみならず、営業的な役割も担うようになっています。
技術職では規格や手順書に則り100%の完成度を追求していましたが、企画や営業職では得意先の情報をいち早く入手して競合に勝って受注につなげるかというスピード感、受注したプロジェクトを納期通りにサービス開始するためにどのように人員や予算を確保するかという全体感など、優先する内容が異なってきます。
製品そのものへのこだわる技術的な視点と製品づくり全体を動かすビジネス的な視点、その両方を得ることになり大変満足しています。

見据えるのは世界。
「決済サービスもDNP」の立ち
位置を確立したい

世界的な企業と連携しながら、日本初のスマートフォン決済をいくつもリリースしてきましたが、これはあくまで通過点だと思っています。入社から25年目を迎える今でも、新しい挑戦に新鮮な気持ちで向き合えていられるのは貴重なことだと思っています。今後もDNPの決済サービス事業の責任者として、価値のあるサービスを世の中に送り出し、日本のキャッシュレス化の発展にも貢献したいです。いずれはDNPが印刷会社という側面だけでなく、決済サービス事業提供者として一目置かれるような存在となりたいです。そんな目標の達成には「自分で考え、自分で動き、自分の力で結果を残す」という強い行動力と意志が欠かせないと考えています。幸いにも私は技術と企画という異なるキャリアを積み上げることができました。そして、この経験はどんな局面でも物おじせずトライできる心の強さの源になっています。