CAREER CASE 02新しい環境は
成長のチャンス!
ポジティブ思考が
新たな仕事を生み出す。

モビリティ事業部

事務系総合職採用

  • 1年目
    1996年入社。包装総合開発センター所属(現・包装事業部)。企画職としてパッケージデザイン・プロモーション等を担当。
  • 3年目
    包装事業部へ異動。営業として無菌充填システム及びプリフォーム販売事業開発に従事。
  • 18年目
    本社事業企画室へ異動。M&A業務などビジネス創出を戦略的に行う。
  • 22年目~
    モビリティ事業部所属、事業企画室長として、事業部戦略やM&A、ベンチャー出資や新規事業開発に従事
モビリティ産業に
かつてないサービス創出を。

所属するモビリティ事業部は2017年に新設された比較的新しい部署です。自動車の内外装に使用される各種パーツを、国内大手メーカーや海外大手メーカーに向けても提供することだけではなく、ライドシェアや物流などの新たなICT・サービス事業開発にも着手しています。その中で私は、DNPにはない技術を持った企業との業務提携、あるいはM&Aによる業務の発展・拡大を通して新規事業を創出をすることをミッションに活動しています。

実績ゼロの商材販売に挑む

入社後、最初に配属された包装開発センターでは、大手食料品メーカーの人気商品のパッケージ提案・制作、プロモーション企画を行っていました。ようやく仕事も面白くなってきた3年目に最初の転機が訪れました。企画から営業に異動となったのです。当時は企画から営業の異動の例はあまりありませんでしたが、戸惑っているヒマはありません。切り替えて、新入社員の気持ちで営業の仕事を吸収していきました。

2000年頃にDNPとしても販売実績がまだなかった高速無菌充填システムの販売を担当することになります。これは、ペットボトルに無菌状態で飲み物などを充填するシステムのことで、ペットボトルの生産から内容物の充填、キャップやラベルを付ける、各地に配送するまでの流れを一貫して提案する大型のプロジェクトでした。受注額が数十億円というスケール感は駆け出しの営業だった私にとって逆にプラスだったと今は思います。なぜならば、実現できるだろうか?という不安よりも、この意義あるチャレンジとどう向き合って達成していけば良いか?というように前例や決まったレールがない中でも自ら考えて行動し、形にしていく責任感を育む絶好の機会となったからです。

当時、ペットボトルの容器殺菌処理は「熱殺菌」が主流でしたが、耐熱性を持たせたペットボトルは、高価なものになってしまいます。また、空のペットボトルを輸送するのは、空気を運ぶためにトラックを走らせるようなものです。私達はそれらを解決すべき課題ととらえ「生活者にはより安全・安心で、環境にもより良く、得意先には安定した利益確保が可能となる生産ラインを提供すること」を目指し、市場と得意先の間を技術で繋いでいく提案を目指しました。数多くのトライ&エラーの末、得意先も納得できるスペックのプラント構築を実現します。このプラントの仕組みは常に技術進化を遂げ、現在では国内で高いシェアをもって稼働するまでになっています。現在、主流となっている無菌充填システムの礎を作った経験は自分にとって大きな糧になっています。その実績を買われ、海外からのご依頼も増えました。しかし日本のものを水平展開するだけでは上手くいかず、現地にあわせた形でプラントを再構築することもありました。時には合理性を図るために、現地法人としてペットボトル生産会社を立ち上げることを自ら発想し、会社設立に携わることもありました。どんな時も今までの視点や経験を糧にしながらも、それに固執することなく、その時々にあった行動を起こすことを大切にしていました。

今いる場所でパフォーマンスを
発揮するために何をすべきか?

プラント提案に心血を注ぐ現場から、本社勤務になったのが2013年、入社18年目の頃です。そこでの仕事内容は、DNPのビジネスの戦略的なサポートやM&Aの計画、実行といった仕事でした。同じ会社にいながら、これまでと全く違う仕事をしていく中で、これまでの経験やスキルを活かそうという考え方だけでは通用しませんでした。部署で必要とされる財務やM&Aの知識もゼロから学び、とにかく追いつこうと必死でした。これらの経験を振り返ってみると、キャリアを積み重ねていく上で大切な事は「身につけたスキルを活かしていくこと」ではなく、「今、向き合っている仕事に必要な知識や経験が何かを自ら考え、獲得していくために行動すること」だと感じています。環境や仕事が変わった場合、持っているスキルを無理に活かそうと考え込むより、いったん横に置いて、その仕事に必要なスキルや知識を身につけるほうが、できることがより拡がっていくという意味で、その人の成長にも繋がると思っています。私は企画から営業となりました。実績のない商品をゼロから扱い、時には海外にもいきました。見る人によっては特異に感じるキャリアでしたが、ポジティブにとらえています。これらの経験によって、今、自分がいる場所にあわせて必要な知識を身につけ、最高のパフォーマンスを出せる応用力が付いたと思っているからです。DNPは事業領域が幅広いからこそ、予想もしなかった分野の仕事をすることもあります。戸惑うこともあるかもしれませんが、そういった経験を通して、これまで想像したこともなかった自分になれるチャンスがある。これはDNPの魅力だと確信しています。

社会課題を解決する、
価値あるサービス事業を創出する。

現在、熱中していることは、東南アジアにおける社会課題をモビリティサービスにより解決を目指す、事業開発プロジェクトです。例えば、東南アジアなどでは、一部の所得の低い層の人々は、十分な教育も受けてないため、なかなか就業の機会に着くことが難しく、SDGsなどでも取り上げられているように、所得格差が社会課題となっております。私たちの挑戦は、パートナー企業と連携し、IoT技術を活用し、そのような与信をもたない人々に対しても、自動車ローンが組めるようなサービスを提供しています。これによって、タクシーや物流などの仕事を得た人々の所得が増えれば、暮らしにおいてさまざまな選択肢が生まれますし、なによりも子ども達の教育の機会が増えるのではないかと期待しています。これに限らず、国内外において、自ら価値を設計し、社会課題を解決していくような事業を実現していくさまざまな取り組みにこれからも積極的にチャレンジしていきます。