CAREER CASE 04「文化」を未来に届ける
担い手となるために

出版イノベーション事業部

事務系総合職採用

  • 1年目
    2004年入社。市谷事業部(現・出版イノベーション事業部)に営業として配属。
  • 9年目
    出産に伴う産休・育休。
  • 10年目
    営業として復職。
  • 14年目
    営業として管理職に着任。
  • 15年目~
    事業部内に新設されたビジネスデザイン本部 企画設計室の室長に着任。
出版市場の未来を創出する
という壮大な目標のために

2019年の4月より、入社以来はじめて企画職となり、さらに室長として組織のマネジメントにも取り組んでいます。私が所属する出版イノベーション事業部ビジネスデザイン本部企画設計室のビジョンは「カタチに捉われずに『知』との出会いを設計することで、人の心を豊かにする」というものです。主に出版業界をメインターゲットとしながらDNPの豊富な技術やノウハウを活用した提案によって、アートや書籍、マンガをはじめとする「文化」、「表現」にまつわる多様なコンテンツを、最適な形、タイミングで生活者に体験してもらうための企画開発を行っています。組織としては船出をしたばかりで、まだまだ修行中といってもいい状態ですが、より良い企画をつくる力を蓄えることを目的に、室員7名のうち4名は社内外の企画部門に留学する形で業務に取り組みつつ、必要なノウハウの獲得を行っています。

今は「まだ世にないものをどうしたら生み出せるかを考える難しさ」を日々実感しています。しかし、その体験によってこれまでの価値観から脱し、違った視点から物事を見られるようになりました。営業の際は「課題を解決する方法」、つまり「HOW」に意識が向きましたが、今の企画職では「どうしてその課題を解決するべきなのか?その解決によって生活者にどんな価値をもたらすのか?」という「WHY」を意識するようにしています。

「本当にやりたいこと」を熱意と行動力でたぐりよせた

仕事にするならば、昔から大好きな「本」に関わる世界と決めていました。就職活動をしていた当時の世の中はケータイ小説や名著のデジタル化など、本のカタチのみならず本を読むというスタイル自体が未来に向かい始めていた時期で、多様な印刷技術や情報技術、プロモーションのノウハウを持つDNPなら「本」を通じたさまざまな価値を生み出せると思い入社しました。
営業として配属後は出版社だけでなくメーカー、アパレル、石油会社などさまざまな得意先を担当し、カタログやDMといった販売促進にまつわるもの、WEBサイト、EC、在庫管理のマネジメントや生活者からの問い合わせを受けるコールセンター運営など、幅広い提案を行っていました。多くの人と関わり、知らない世界を知れた経験は、今の仕事にも活かされていますが、実は入社当初からやりたかったことは「漫画」に関わる仕事。しかし配属された部署には漫画を扱う得意先がありませんでした。
そんな中、4年目を迎えた頃に、担当していた得意先が漫画に関する事業を始めたという情報を手にしました。さらに、これまで関係を築いてきた方が編集長に就任するとのことで、これはチャンスだと思い、私は上司に「この漫画の事業に取り組ませてほしい」と熱意を伝え、本格的な提案をスタートさせました。漫画本の制作方法はアナログからデジタルへの転換期を迎える中で、DNPの製造体制や技術をアピールすることで受注でき、自ら本当にやりたかったことをできる環境をつくることができました。しかしその中では大変なこともありました。例えばモニターで見える色調を実際の印刷物でもマッチングし再現することには苦労しました。どうやったらできるかを考え、インキや使う色の数を工夫をすることで乗り越えていきましたが、そこで培った技術やノウハウが今、複製原画を原画に限りなく近い色調やタッチで忠実に再現し出力することが可能な新しい技術となって、生活者に届いています。

組織力を武器にしつつ
個性を活かせる会社

DNPの強みは、一つの会社の中で多くソリューションやサービスを持っていること、そしてそれを活かす幅広い事業領域の双方を持っていることだと思います。また発見した課題を所属する組織内だけで解決しようとするのではなく、社内あるいは社外とコラボーレションしたり、ソリューション同士を掛け合わせたりできる自由度の高さも魅力です。個人的にはそういった掛け合わせの力をより発揮していくための、「社員同士が支え合い連携する風土」を持っていることも魅力に感じています。DNPには多くの事業領域が存在しているからこそ、所属する事業分野外のことにも興味をもっている社員が多いです。自分がやりたいと思ったことをさまざまな人に発信でき、そこで生まれた新しい人とのつながりから、ビジネスが生まれることも多々あります。数多の企業が「多様な働き方」「個性の尊重」というキーワードを意識するようになった今だからこそ、多くの仲間と共に個性を発揮しながら新しい価値を生み出す。そんな働き方を望む方ほど、得るものが多い会社だと思います。

自分のためではなく、
大切な誰かのために
努力する気持ちが芽生えた

9年目の頃に産休・育休のタイミングがあり、家族を優先して一度は仕事を辞めようとも考えた時期もありました。しかし夫から「君が今やっている仕事がなくなってしまうことは、得意先だけじゃなく、その先にある社会にとって損失になるかもしれない。」という言葉をもらい、復職を決意しました。その言葉は「自分がやるからこそ、世の中に対して貢献できること、生み出せることがまだまだあるかもしれない」ということを気付かせてくれました。子育てと仕事の両立することで時間的制約は確かにありますが、周囲の支援を受けながら仕事を楽しみ、時間が無い分、自分の能力を高めたいと考えて仕事をするようになりました。子どもができた後の方が仕事に対して真摯に向き合い、会社の制度も活用しながら自分の強みをつくることやキャリアプランについて考えるようになっていったのは、今まで心のどこかにあった「今、自分が良ければ良い」という想いが「子どもが生きる未来の社会を良くしたい」「子どもに恥じない『働く母親』」でありたい」という強い意志に変わったからかもしれません。