企業市民

DNPは、経営資源(人財、知的財産、技術、施設など)を有効に活用し、事業活動はもとより、良き企業市民として外部の組織とも連携・協働を図りながら、社会課題の解決や、より良い社会の実現に向けて広く貢献していきます。また、社員個人の人間的な成長や自己実現にもつながるため、社会貢献に関わる社員の活動を支援します。

中長期ビジョン

社会とともに生きる良き企業市民として積極的に社会との関わりを深め、社会の課題解決やボランティア活動、文化活動を通じて、社会に貢献する。

対応するSDGs

  • 4 質の高い教育をみんなに
  • 11 住み続けられるまちづくりを
  • 15 陸の豊かさも守ろう
  • 17 パートナーシップで目標を達成しよう

達成状況を測る指標および実績

中長期ビジョン達成状況を測る指標 目標値 2017年度実績
  • DNP独自の次世代育成プログラムの社外参加数
  • 東北・熊本等復興支援現地ボランティアプログラムの年間実施回数
  • 2019年度までに2015
    年度からの累計7,500名
  • 2019年度まで年間3回
    の継続実施
  • 累計4,033名
  • 3回
    (東北2回、熊本1回)

マネジメントシステム

DNPグループ社会貢献活動方針・活動テーマ

DNPグループは、社会が抱えるさまざまな課題を解決し、豊かな社会の実現とその持続可能な成長に貢献していきたいと考えています。そのため、事業活動を通じて有益な製品やサービスを社会に提供することにより、社会貢献を推進していきます。それに加えて、私たちが持っている経営資源(人材、知識、技術、施設など)を有効に活用し、労使協働はもとより、外部の組織とも連携・協働を図りながら、より良い社会の実現に向けて広く貢献していきます。

また、社員の社会貢献活動への自発的な参画は、社会にとって有益であるだけでなく、社員個人の人間的な成長や自己実現にもつながるため、DNPグループは、社会貢献に関わる社員の活動を支援します。

私たちDNPグループは、社会の一員として、ひとつずつ着実に社会貢献に取り組みます。

自然を愛する心を持って 領域|環境保全

自然を愛する心を持って

領域|環境保全

環境保全は、世界共通の重要課題です。DNPグループは、かけがえのない地球への感謝の念を抱きながら、命あふれるこの豊かで美しい地球を後世に受け渡していくために、森林や河川のクリーンアップ活動をはじめ、自然環境保全などの取り組みを進めていきます。

広い視野を持って 領域|地域社会・国際社会への貢献

広い視野を持って

領域|地域社会・国際社会への貢献

DNPグループは、地域社会における安全性や快適さ、豊かさをつくっていくために、それぞれの地域の方々とともにさまざまな取り組みを進めていきます。また、私たちの暮らしは、国内だけでなく海外の多くの国や地域と深く関わっているため、これまで以上にグローバルな視点を持ち、より安全で快適な、そして豊かな社会の実現に貢献していきます。

次世代の発展に向けて 領域|学術・教育・次世代育成/情報社会の発展

次世代の発展に向けて

領域|学術・教育・次世代育成/情報社会の発展

持続可能な社会を築き、次の世代に受け継いでいくためには、優れた学術や教育の振興が不可欠です。DNPグループは、本業を通じて培った印刷技術や情報技術、知識や経験などを社会や次世代を担う子供たちに還元し、次世代の発展の基礎づくりに貢献します。

こころ豊かな社会を目指して 領域|芸術・文化の振興

こころ豊かな社会を目指して

領域|芸術・文化の振興

芸術・文化は、人々に生きる喜びや感動を与える「こころ豊かな社会」の実現になくてはならないものです。DNPグループは、印刷会社にとって身近なグラフィックアートの分野や、印刷技術を活用した歴史的文化財・絵画などの保存・普及活動を中心に、芸術・文化の振興を支援していきます。

人道的な立場からも 領域|人道支援・災害復興支援

人道的な立場からも

領域|人道支援・災害復興支援

DNPグループは、大規模な災害や紛争などが発生した際、人道的な立場から被災地への緊急支援を実施します。

DNPの取り組み

次世代育成

ボランティア社員による出張授業「色の不思議」

DNPは、1876年(明治9年)に「国家を支えるのは、学問、学芸である。学は書籍で実を結ぶ。書籍は印刷によって成る。よって印刷は文明の業である」との志をもとに創業しました。以来140年以上にわたり、印刷技術・情報技術を強みとして事業を展開してきました。DNPは社会貢献活動として5つの活動テーマを設けていますが、そのなかでも創業の志と関わりの深い「教育」を最重要テーマとして位置づけています。例えば、全国にある当社拠点近隣の学校や公共施設を中心に出張授業、キャリア教育、ワークショップなどを展開しています。そのひとつが小学校で実施している出張授業「色の不思議」です。これは印刷が「色」をどのように表現しているのか、観察・実験を通じて体験・理解していくもので、理科の学習単元「からだのはたらき」「生き物のくらし」などの発展的学習につながるプログラムです。次世代育成支援対策推進法にもとづいたDNPの行動計画の施策でもあります。
2017年は「色の不思議」をはじめとしたプログラムを11カ所で実施し、677名の子どもたちが参加しました。

地域社会、次世代育成

ワークショップ「おやこで絵本を作ってアジアに届けよう」

DNPは、「グローバルな視点を持ち、より安全で快適な、そして豊かな社会の実現に貢献していく」との考えのもと、アジアの子どもたちへの教育支援を行っている公益社団法人シャンティ国際ボランティア会の「絵本を届ける運動」の趣旨に賛同し、2017年から活動を行っています。「絵本を届ける運動」は、日本語の絵本に現地の言葉の翻訳文シールを貼り、その絵本を送ることで、戦争や貧困といった要因で学習機会が不足しているアジア地域の子どもたちの教育に役立ててもらう活動です。2017年度はカンボジア、ミャンマー、ミャンマー(ビルマ)難民キャンプ向けの絵本づくりに、全国のグループ社員132名が参加しました。また、アジア地域の子どもたちの現状を広く社会に伝え、より多くの学びの機会を提供していくこの取り組みへの理解者を増やすため、2017年8月にはシャンティ国際ボランティア会と共催でワークショップを実施し、小中学生とその親、約90名が参加しました。

人道支援

DNPは社会とともに生きる良き企業市民として、国内外で起こる大規模災害に対して支援を行う使命を持っていると考えています。支援の在り方としては、「被災した方々に心を寄せ、どのようなかたちが被災地の方々の支援になるのかを真摯に考える」という姿勢・気持ちが重要です。そこでDNPは、被災地の現状をよく知るNPOなどと緊密に連携を図りながら、被災地のニーズや状況に合わせた復興支援活動を継続的に行っています。

東日本大震災復興支援ボランティア活動

宮城県石巻市での仮設住宅清掃活動

東日本大震災の被災地での社員ボランティア活動は、2013年から2017年までに計9回実施し、延べ200名を超えるグループ社員およびその家族が参加しています。2017年は宮城県石巻市にて、7月に「漁業支援活動」、10月に「仮設住宅清掃・復興交流施設整備活動」の2回の現地ボランティアを実施しました。7月の活動は石巻市東浜地区にて、グループ社員とその家族37名が漁業支援を行いました。同地区は石巻から東南に連なる牡鹿半島の西側中ほどに位置し、牡か蠣き養殖が盛んですが、津波により大きな被害を受けました。DNPは2015年から同地区で、牡蠣(かき)養殖の仕掛けなどを整備する活動を継続しています。10月の活動は宮城県石巻市大橋地区および雄勝地区にて、社員とその家族31名が参加しました。大橋地区では仮設団地にて個別のお宅や、共益部分の清掃支援を行いました。また、雄勝地区では復興交流施設の移転にともなう、施設の清掃、樹木の運搬、花壇の除草・植栽を行いました。また、現地での復興支援ボランティアのほか、全国の社員食堂で提供した復興応援メニューの売上の一部に、会社から同額を上乗せした寄付金1,701,838円を、子どもの学習支援を行う公益社団法人チャンス・フォー・チルドレンに寄付しました。

実施年・月 活動地 活動内容 参加
社員数
参加
家族数
第1回 2013年11月 宮城県石巻市 仮設住宅清掃 24名
第2回 2014年7月 宮城県石巻市 仮設住宅清掃 30名
第3回 2014年10月 宮城県南三陸町 漁業(ホヤ養殖業)支援 30名
第4回 2015年7月 宮城県石巻市 仮設住宅清掃 19名
第5回 2015年10月 宮城県石巻市 漁業(ホヤ養殖業)支援 25名
第6回 2016年10月 宮城県石巻市 漁業(ホヤ養殖業)支援 19名
第7回 2016年12月 宮城県石巻市 仮設住宅清掃 18名
第8回 2017年7月 宮城県石巻市 漁業(ホヤ養殖業)支援 25名 12名
第9回 2017年10月 宮城県石巻市 仮設住宅清掃、復興交流施設整備 28名 3名
218名 15名

熊本地震復興支援ボランティア活動

熊本県南阿蘇村での村道除草活動

熊本地震の被災地での社員ボランティア活動は、2016年と2017年に計2回実施し、延べ37名のグループ社員が参加しています。2017年は、熊本県南阿蘇村立野地区にて、グループ社員21名が支援活動を実施しました。立野地区は熊本地震による道路損壊や断水といったインフラ被害のほか、地震後の大雨による土砂崩れの影響で、180世帯以上の住宅が半壊となり、発災後1年半近く長期避難指示が出された地区です。被災された住民の方々とボランティア社員が一体となり、がれき撤去、神社の清掃、村道・宅地の除草、個別のお宅での清掃と不要物の片づけ、小屋の解体作業などの活動にあたりました。DNPはこれからも被災地復興のため、常に私たちに何ができるかを考え、地元の復興と活性化につながる活動を継続していきます。

実施年・月 活動地 活動内容 参加
社員数
参加
家族数
第1回 2016年10月 熊本県益城町/阿蘇市 避難所撤収作業、農業支援 16名
第2回 2017年11月 熊本県南阿蘇村 がれき撤去、除草・清掃 30名
37名

フェアトレード認証コーヒーの社内消費が100万杯を達成

大日本印刷株式会社(DNP)グループが、CSR活動の一環として2006年から取り組んでいるフェアトレード認証コーヒーの社内消費活動において、2018年3月末時点で提供数が100万杯に達しました。2018年5月21日(月)、DNPの長年の取り組みに対し、日本における国際フェアトレード認証ラベルの認証組織である特定非営利活動法人 フェアトレード・ラベル・ジャパン(FLJ)からDNPに対して、表彰状が贈られました。また、社内のカフェや食堂を運営するグループ会社の株式会社DNPファシリティサービス(DFS)にも同様の表彰状が贈られました。日本企業に対する表彰状の贈呈は初めてです。

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