民衆の鼓動
韓国美術のリアリズム 1945-2005
アジアの現代美術の中でも韓国の芸術は、日本でも早くから知られてきました。しかし日本に紹介されたのは、70年代の「単色絵画」といわれる抽象絵画、90年代以降のインスタレーションや映像作品が主であり、80年代の韓国で高揚した民主化運動を背景とする「民衆美術」は、ほとんど紹介されてません。本展は、その「民衆美術」を中心に、1945年から近年までの韓国美術におけるリアリズム傾向──現実社会を反映したり、現代社会の問題に向き合う美術──をはじめて体系的に紹介する展覧会です。[広報資料より] |
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