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展覧会レビュー

村田真 原久子

Index
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藤島武二展
ダブル・リバー島への旅/
曽根裕展
草間彌生個展
「イコノエロティック 見ることの逸楽 第5回 草間彌生と語る彼女はいかに時代を駆け抜けたか (聞き手:谷川渥)」
Mex Art Fest 2002
板谷奈津展
「しあわせを探して」
矢野美智子展
page:2
伊藤福紫展
Free ART Free 2001 FAF賞 受賞者個展
とかち国際現代アート展
デメーテル
眠り/夢/覚醒
菱山裕子展
増田聡子展
page:3
野口里佳展
申成熙展
ヴラマンク・里見勝蔵・佐伯祐三展
三宅玄朗展
リクリット・ティラバーニャ/レイモンド・ペティボン
英裕展
高柳恵里展
高村光雲とその時代展
page:4
あたりまえのこと 堀尾貞治展
山口啓介展 植物の心臓、
宇宙の花
美術の力 
−時代を拓く7作家−展
カンディンスキー展
萌芽のとき4
吉田憲司展
想画集
Reconfiguring
イレブン・イレブン・コリア・ジャパン・コンテンポラリーアート2002展
藤島武二展
6/11〜8/4 石橋美術館[福岡]
 
  はじめて久留米を訪問。流れをとらえた構成になっていて、藤島武二の活動の全貌を見ることができた。見たことのある作品はいくつもあったし、断片的には知っているつもりだった藤島武二の作品も、こうして見ると意外と知らなかった。
[7月5日(金) 原久子]
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ダブル・リバー島への旅/曽根裕展
7/2〜9/1 豊田市美術館[愛知]
 
 
曽根裕展 曽根裕展
《アミューズメント》(手前)、《アミューズメント・ ロマーノ》(奥) 《アミューズメント・ロマーノ》に座る曽根氏とマック ス・ジンメル君

「ダブル・リバー島」は曽根の理想郷とでもいうのだろうか。2本の川が山から海へ流れこみ、山ではスキーやスノーボードができ、海では波乗りも……楽園のような場所である。まずエントラスでは雪ダルマが私たちを出迎えてくれる。白い大きな壁を越えると向こう側はまるでジャングル。約800鉢の観葉植物で埋め尽くされた展示室では、葉をかき分けながら、97年以降の作品群に遭遇することになる。《アミューズメント・ロマーノ》と名づけられた巨大な滑り台型の立体が中央に位置し体験できる(調子に乗って滑っていた私は肘を擦りむいた)。以前屋外で展示したときはレンガ色だった側面を、室内で展示する今回は空の色をイメージしてブルーにしている。夕方になるとコウモリのドローイングの下に隠されたモニターが出てきて、コウモリの大群が移動する様子が映し出される。コウモリが実際に飛ぶ時間に合わせてしか上映されない。夢か現か……そんな境界線を楽しむことができる。
[7月6日(土) 原久子]

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  草間彌生個展
7/6〜8/4 gm/graf[大阪]
 
  草間彌生とgrafとのコラボレーションで実現した家具の展覧会。草間のドッツ・ペインティングを元に織られたファブリックは、色合いや質感を思い通りのものに完成させるまでに何度もテストをしてきた。ラウンジチェアセット「星」は座面が丸くて下が細くなったクールなデザイン。壁も床もすべて黒地に黄色のドットの布で埋め尽くされた部屋「黄樹」。黒地にピンクのドットのファブリックで部屋の壁を覆い尽くし、円形のイスを 設置した部屋は、壁の数カ所に床から天井までの鏡があり、さらに照明はブラックラ イトが使用されていて、なんとも妖しい雰囲気。一人でこの部屋に長くいるとどこかに自分が行ってしまうかもしれない。
[7月6日(土) 原久子]
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「イコノエロティック 見ることの逸楽 第5回 草間彌生と語る彼女はいかに時代を駆け抜けたか (聞き手:谷川渥)」
7/7 ブックセラーamus[大阪]
 
  谷川渥さんが絶妙の間で聞き手をつとめられ、草間さんは“舌好調”。1957年 に渡米するまでの苦労、NY時代の交友関係や作品制作についてなど、最前列に座りか ぶりつきで拝聴。彼女の作品に触発された当時のアーティストたちの話題に至って は、「私がいなかったらニューヨークの地図はずいぶんと変わったかと思います」と 毅然と回答された。とにかく世界中からオファーがあって、いろんな場所で展覧会が 行なわれている近年の〈草間ブーム〉のようなものについては、「今、何も起こって いないから」とバッサリ美術の現状を斬る場面も。
[7月7日(日) 原久子]
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  Mex Art Fest 2002
  7/2〜28 Printz the gallery、ギャラリーイシス[京都]
 
  約1カ月に渡り、メキシコの若手アーティストたち78人が京都で作品を発表している。写真、絵画、ビデオ、パフォーマンス、音楽など、ジャンルを超えて現在のメキシコのアートシーンを伝えている。京都に留学経験のあるエクトル・ファルコンは、メキシコの現状が日本にまったく伝えらる機会がないことを残念に思い、自国に帰国後、彼が中心となりさまざまな組織に自らはたらきかけて今回のイヴェントを実現させた。自分の周辺のアーティストだけを紹介するのではなく、メキシコじゅうにネットワークを張ってアーティストを選択している。日本でこれまで紹介されてきたメキシコのアートというのは、ある種の偏りがあった。注目すべきも非常に多いことがわかった。ちょっと遠いけど、是非いつか現状視察に出かけたいものだ。
[7月7日(日) 原久子]
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板谷奈津展「しあわせを探して」
  7/5〜28 ギャラリーTOM[東京]
 
 
板谷奈津展
ガラス張りの小さな冷蔵庫にピンクがかった液体の入ったビンが置かれ、「Free Drink」とある。が、その横には、名古屋(作者の本拠地)でオシッコをビンに入れ、東京に運んで展示するさまが漫画に描かれていたので、飲みませんでした。屋上には黄色いパンティが数十枚も干してあり、隣のマンションから丸見え。「しあわせを探して」のタイトルはここから来たものと思われる。すなわち「しあわせの黄色いパンティ」。最後に乳首のバッジを胸につけて、写真に撮ってもらった。
[7月9日(火) 村田真]
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  矢野美智子展
6/25〜7/19 セゾンアートプログラム・ギャラリー[東京]
 
 
矢野美智子展
なんだかとっても久しぶりな矢野美智子さん。ウロボロスのような彫刻に陰陽めいた白黒の色彩が施してあったり、螺旋状のテーブル(あるいは建築模型? 宇宙モデル?)が並んでいたり。相変わらず神秘な矢野美智子さんでした。この「久しぶり」と「相変わらず」という、相反するようで反しないふたつの状態の組み合わせは、なんとなくうれしいものです。
[7月9日(火) 村田真]
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