サービス全体

各コース毎の特長は以下になります。

◆サイバー・インシデントレスポンス・マネジメントコース 基礎演習
  • 実際に発生しているサイバー攻撃事案をリアルに再現した様々な攻撃シナリオを、訓練環境で体験し、インシデント対応の考え方を身につけることが可能
  • 座学中心の講習とは異なり、全体の7割におよぶ実践演習を実施
  • 個人のスキルアップに加え、チームワーク形成スキルとリーダーシップを醸成
  • 受講者のトレーニング評価結果から、課題抽出と解決を図る
◆サイバー・インシデントレスポンス・マネジメントコース 実践演習
  • Windows系に加え、Linux系が混在するシステム環境で、より実践的な演習が可能
  • インシデントを発見しやすくする警告が少なく、より実際のサイバー攻撃に近い環境での訓練が可能
  • 演習の難易度を高め、実際に起こったサイバー攻撃をベースにしたサイバーインシデントシナリオを体験することで、より高度なスキルを習得可能
◆サイバー・インシデントレスポンス・マネジメントコース 実践演習Ⅱ
  • マルウェアの調査や痕跡が残りにくい攻撃への対処方法を自ら考えるもので、アプリケーションサーバも対象にした攻撃シナリオを含むコース
  • サイバー攻撃シナリオのバリエーションを追加し、多様なサイバー攻撃が連続的に広範囲に実行されるため、基礎的な知識からサイバー攻撃の理解、応用スキルまで総合的に習得可能
  • 他のCIRMコースと同時受講することで、実際に起きている様々なサイバー攻撃への対処方法を身につけることが可能
◆サイバー・インシデントレスポンス・マネジメントコース 産業制御系・基礎
  • 仮想環境上に構築した産業制御系システムの模擬プラントを活用し、システムの脆弱性とサイバー攻撃を体験学習形式(ハンズオン)で学ぶとともに、攻撃の軽減手法を身につけることが可能
  • 多様で詳細な事例を基に、情報系システムと制御系システムの違いに伴うサイバー攻撃の脅威と予防手法を学ぶことで、産業制御系システムのサイバーセキュリティ防御に必要な項目を体系的・網羅的に習得可能
◆サイバー オフェンス プロフェッショナルコース
  • 脆弱性の検査に必要な技術や着眼点、論理的思考などを学ぶ、侵入試験者訓練のための上級コース
  • 実際に発生しうるサイバー攻撃の一連のシナリオを自ら作成するスキルを習得可能
  • 攻撃者の視点で自社システムのセキュリティ侵害につながる脆弱性の早期発見ができ、近年増加している高度で複雑なサイバー攻撃に対し、効果的な防御対策をとることが可能

各コース毎の演習内容は以下になります。

◆サイバー・インシデントレスポンス・マネジメントコース 基礎演習(5日間/2日版/1日版)
◆サイバー・インシデントレスポンス・マネジメントコース 実践演習、実践演習Ⅱ/Ⅲ/Ⅳ
  • 企業のITインフラ(社内サーバ、クライアント、ネットワーク等)へのサイバー攻撃に対する防御トレーニングです。
◆サイバー・インシデントレスポンス・マネジメントコース 産業制御系・基礎
◆サイバーセキュリティ実践訓練コース 産業制御系
  • 産業制御系システムへのサイバー攻撃に対する防御トレーニングです。
◆サイバー オフェンス プロフェッショナルコース
  • 侵入試験者を訓練するための上級コースです。

実施可能です。詳細条件はお問い合わせください。

基本的には10:00~18:00を想定しておりますが、受講者の進捗度合により、変動する可能性がございます。

DNPは、高いセキュリティ性が求められる金融機関向けICカードの製造・発行などを通じて培ったノウハウを活かし、オフィスや工場のセキュリティ体制構築、内部情報漏洩対策など情報セキュリティ関連の製品・サービスを提供してきました。
近年、脅威となっているサイバー攻撃に対し、セキュリティ技術者の判断力や連携スキルなどを高めるため、これまで培ってきた知見やノウハウを活かし、現実に起きうるさまざまな脅威に対抗する人材を集中的に訓練し、養成するアカデミーを運営しております。

現時点で開設済みのサイバー・インシデントレスポンス・マネジメントコース(基礎演習、実践演習、実践演習Ⅱ、産業制御系・基礎)は、サイバー攻撃に対する防御演習となっておりますが、攻撃者の手法についても紹介します。
また、サイバー オフェンス プロフェッショナルコースは、侵入試験者を訓練する攻撃側の演習コースです。

昨今のサイバー攻撃は、巧妙かつ広範囲へ影響があるため、担当者の能力が高くても個人では対応できないのが現状です。
実際のサイバー攻撃へは、各担当者がコミュニケーションをとり、連携しながら対処することになるため、その必要性を学ぶためにチーム制によるトレーニングを行います。
演習では、チームリーダーおよび各担当を体験していただきます。

環境について

講義・演習は基本的に日本語にて進行します。
ただし、講師陣は英語にも対応できますので、ご要望があればお問い合わせください。

演習で使用する機材はすべて会場に用意させていただいておりますので、パソコン等の持込は不要です。

スキルについて

各コース毎のターゲットは以下になります。

◆サイバー・インシデントレスポンス・マネジメントコース 基礎演習
◆サイバー・インシデントレスポンス・マネジメントコース 実践演習、実践演習Ⅱ
  • 企業のSOCやシステム運用者/開発者などの他、有事の際に指揮を執るCSIRT
◆サイバー・インシデントレスポンス・マネジメントコース 産業制御系・基礎
  • IT分野で実務経験を持ち、産業制御系システム及びそのセキュリティを学びたい方
◆サイバー オフェンス プロフェッショナルコース
  • 攻撃者視点で自社システムの脆弱性を検査したい、①セキュリティ担当者、②IT分野に5年以上の実務経験のある方。

各コース毎に必要なスキルは以下になります。

◆サイバー・インシデントレスポンス・マネジメントコース 基礎演習
  • Windowsサーバ・クライアント、 ネットワーク(TCP/IP、およびHTTP等の代表的な上位プロトコル)、マルウェア対策の基礎知識
◆サイバー・インシデントレスポンス・マネジメントコース 実践演習、実践演習Ⅱ
  • Windows及びLinuxサーバ・クライアント、 ネットワーク(TCP/IP、および関連プロトコル)、マルウェア対策、ログ分析、などの専門知識
◆サイバー・インシデントレスポンス・マネジメントコース 産業制御系・基礎
  • Windowsの基礎知識
◆サイバー オフェンス プロフェッショナルコース
  • システム調査ツールの利用経験、システム防御の経験、Windows/Linuxサーバ・クライアント、プログラミング、スクリプト、Webアプリ設計、データベース、ネットワークプロトコル、などの専門知識

また、講義初日に演習で使用するツール類のトレーニングを行うため、ツール操作に関する特殊なスキルは不要です。

受講までの流れについて

お申込みは1名様から可能です。
チーム制にて進行する演習コースを受講される場合には、他受講者とチーム編成をして、演習に臨んでいただくことになります。

時間割の決まったコースにご参加頂くこととなります。開催日程については、開講スケジュールをご参照ください。

その他