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プライバシーステートメント
展覧会レビュー
村田真/原久子
10/21-10/27
谷山恭子「daily necessities」
10/22〜11/6 GALLERY SPEAK FOR[東京]
向かい合わせになった一人掛けのソファは、カラフルな積み木を組み合わせたような作品。座るためにつくられたものではない。巣箱のようなカタチのランプや書棚のようなオブジェが、空間を隔てるパーテーションのスリットから絶妙の間で見える。隙間からではなく、そのままオブジェをまえにしても、色の配列やつるりとした素材感が目に面白い。用途のあるもののカタチをなぞらえ、用途のないものをつくる人はたくさんいるが、谷山はそんな中でもとりわけセンスが抜きん出ている。
[10月21日(金) 原久子]
アサヒ・アート・フェスティバル2005報告会
10/22、23 アサヒ・アートスクエア[東京]
アサヒ・アート・フェスティバル2005報告会
7月1日から9月末まで、全国公募で選ばれたイヴェント企画にアサヒビールがサポートを行ない、それぞれの主催者が相互に情報交換などをしながら進めてられてきたアサヒ・アート・フェスティバル2005。事業の終了にともない全国の主催者たちが集って報告会を行った。写真は、北海道札幌市のS-AIRと沖縄県那覇市の前島アートセンターの合同企画《南の家、北の家。―南の人、北へ。北の人、南へ―》として、アーティストが沖縄から北海道へ、逆に北海道から沖縄へ訪れて現地に滞在して行なったアートプロジェクトの口頭報告風景。
[10月22日(土) 原久子]
李禹煥 余白の芸術
9/17〜12/23 横浜美術館[神奈川]
いえね、今日は李さんの展覧会やなくて、1階のアートギャラリーで開かれてるレイチェル・ロザレンとやらを見に行こうとしたんですわ。李さんのはオープニングで見たし、2度も3度も見るもんやないし。ほんで美術館の前まで来て、たまげましたわ。李さんの石と鉄板によるインスタレーションが何点か屋外に展示してあるんですが、その周囲を赤いコーンが囲み、紅白とかのハデなストライプのバーが張り巡らされているではありませんか。石と鉄板はほとんど無彩色に近いので、やたらコーンとバーがめだつんですわ。いくら危険がアブナイとゆうたかて、これじゃあ作品は台なし、本末転倒ではないですか。まったくヒドイことしよるなあと思いながら美術館に入ろうとしたら、今日は休館日。なはは、と笑ってごまかしてる場合やなくて、まさか開館日にはコーンとバーはないやろなあ、しかし休館日なら許されるんかい、なーんて、天野太郎学芸課長補佐の口調で報告しました。
[10月27日(木) 村田真]
小寺絵里
10/24〜29 O ギャラリーeyes[大阪]
小寺絵里
小寺絵里
前から気になっていた作家だが、はじめて本人と会った。私がはじめて観た頃は、ベッドのうえの掛け物についたシワの線をまるで山の稜線のように執拗なまでに描いていた。彼女が表現したい世界は絵画だけで事足りず、オブジェとしても作品化。
[10月27日(木) 原久子]
クリーン・アーティスツ・プロジェクト第三期オープンアトリエ
10/30〜11/6 大阪築港・赤レンガ倉庫[大阪]
オープンアトリエの準備で忙しいアーティストたちをメキシコシティのカリージョ・ヒル現代美術館のカルロス・アシダ館長と訪問。居合わせた大西康明、さいとうあずさなど若いアーティストたちに作品解説をしてもらう。アーティストたちからのプレゼンは、たとえすらすら作品について語らないにせよ、やはり第三者が語るのとは違った良いものがある。広い赤レンガ倉庫のなかでとても心地いい時間を過ごせた。
[10月27日(木) 原久子]
Index
10/21-10/27
谷山恭子「daily necessities」
アサヒ・アート・フェスティバル2005報告会
李禹煥 余白の芸術
小寺絵里
クリーン・アーティスツ・プロジェクト第三期オープンアトリエ
10/28
さわひらき展
マックス・ヘッドルーム
法貴信也
グラハム・パークス
奥村雄樹「トランスファー」
イサム・ノグチ展
東京府美術館の時代 1926〜1970
野村誠+野村幸弘『ズーラシアの音楽』
BankART Life――24時間のホスピタリティ
ランドマーク・プロジェクト
10/29-11/1
奈良美智レクチャー@弘大祭
竣工記念シンポジウム・内覧会
かわりゆく世界で:transformation / metamorphosis
再考――もの派
ヒロ・ヤマガタ
大谷有花展 PAINTING 2000-2005
越前谷嘉高展
伊達伸明展
横尾忠則
ク・ナウカで夢幻能なオセロー
11/2-11/6
ゲルハルト・リヒター――絵画の彼方へ
谷川まり+QUOI?!プロジェクト「発酵する身体の記憶」
新築移転開館1周年記念シンポジウム
「野生の近代 再考――戦後日本美術史」
平行芸術展最終回
フービズム・2005
スコットランド国立美術館展
スーパーピュア2005「もうひとつの美術館の足跡」
第7回21世紀の作家――福岡 柳幸典展
イカロス・プロジェクト 飛翔の夢――国境を越えて
ジャンルフリーの公募展 " For Rent! For Talent! "
第3回福岡アジア美術トリエンナーレ2005
11/8-11/11
プーシキン美術館展
北斎展
第37回日展
高野麻紀 バーバラ・ヒンダール展
節子の暮らし展 和の心
A crash course in aesthetics, ethics, politics, economy and history
Swedish Conceptual Design
ウィリアム・モリス展
川端龍子展
取手アートプロジェクト2005
11/12-11/15
ノー・ウォー美術家の集い横浜展
桃谷恵理子「ホームステイ・アート・プロジェクト」
瑛九 フォト・デッサン展
4ism 写真展
中山恵美
君平展 国土―開発
鈴鹿芳康 縁起マンダラ
常設展
大西康明 個展「clue in the void」
中ハシ克シゲ On The Day Projects 1999〜2004
スウェーディッシュ ラディカル デザイン
リサーチ&ディベロップメントとグスタフ・ノーデンフョルド展
11/16-11/23
斉藤和子
表現される現在2005
逢坂卓郎展GROUND
秘伝ディメンション展
丸山直文「朝と夜の間」
オラファー・エリアソン
北仲OPEN!
代官山インスタレーション2005
アーティストサミット コアミーティング
"EU meet CAP "の芋煮宴会
@KCUA project 闇のレッスン Lessons of Darkness
11/24-11/26
オランダ絵画の黄金時代 アムステルダム国立美術館展
伊丹モダニズム再発見
旅する“エキゾチシズム”
キリンアートプロジェクト2005
第3回大阪・アート・カレイドスコープ
小林重予展「了解のしるし」
坂崎隆一展 長い長い箸の話
バロック・ロココの巨匠
美の国日本
海の道、アジアの路
福岡アートヒストリー展
Illusory Reason
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