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展覧会レビュー
村田真/原久子
10/18
縄文と現代
10/7〜12/10 青森県立美術館[青森]
縄文と現代
日帰り青森ひとり旅。飛行機が満席だったので、新幹線と在来線を乗り継いでまずは県立美術館へ。意外とでかい。このロケーションとこのスケールに青森県の文化度を掛け合わせると、おのずと3年後の姿が見えてくる……。企画展の第2弾「縄文と現代」は、隣が三内丸山遺跡だから縄文テイストのある作品はすべて集めましたみたいな。戸谷成雄をはじめ「そういわれれば縄文」と思わず納得のものから(それにしても戸谷さんの展示はなんだありゃ?)、李禹煥のように「なんでこれが縄文?」と目を疑うようなものまで、ま要するに縄文にかこつけて現代美術展を開きたかったのね。縄文土器も「これでもか」というくらい出ていて多すぎる。
[10月18日(水) 村田真]
三内丸山遺跡[青森]
三内丸山遺跡
隣の縄文遺跡へ。10数年前、県営野球場を建設中に竪穴住居跡や墓などが見つかり、野球場建設を断念して公園として整備、住居跡などが一部復元されている。パンフレットを見ると、12年前の野球場の基礎工事中の写真と、そこにすっぽり収まった遺跡群の写真が載っていて、たぶん最初は困っただろうけど、結果的に遺跡で観光客を集められてよかったねという安堵感が伝わってくる。
[10月18日(水) 村田真]
奈良美智+graf A to Z
7/29〜10/22 吉井酒造煉瓦倉庫[青森]
奈良美智+graf A to Z
これはすごい。ここまでやるとは思わなかった。赤レンガ倉庫の1階にAからZまで26の小屋を建て、そのなかに奈良作品がインスタレーションしてあるのだが、一部屋ごとにデザインも性格づけも変えているのでけっこう飽きずに楽しめる。小屋自体の素材やつくりも、年季の入ったレンガ倉庫とぴったりマッチしている。これはもうこのまま残しておいて常設の美術館にしてしまえばいいのにとも思うのだが、そうもいかないらしい。驚くのは、Zで終わってからまだまだ続きがあること。2階が丸ごと“おまけ”になっているのだ。これはおいしい。自分たちが楽しんでつくり、それが人を楽しませる。これこそエンタテインメントにほかならない。
[10月18日(水) 村田真]
Index
9/28-9/30
さよならナム・ジュン・パイク展
日豪アート交流フォーラム
山口聡一 More Than Paradise
内海聖史個展「三千世界」
秋吉風人「私を嫌う女の脚」
日豪アート交流シンポジウム
10/1-10/5
アサヒ・アート・フェスティバル2006最終報告会
エッセンシャル・ペインティング
小川信治展 干渉する世界
日曜美術館30年展
おおがきビエンナーレ2006
10/5-10/11
藤原彩人彫刻展
奥村昂子“empty form”
casa sugimoto
アイドル!
ぼくらの小松崎茂展
10/13-10/14
大竹伸朗 全景
ビル・ヴィオラ はつゆめ
金氏徹平
雨宮庸介
for four hands
ボロボロ・ドロドロ展 帰ってきた日本のサブ・カルチャー展
日米・ヘタうま&アンダーグランド・サミット展 ドローイング・パーティ
10/15
石松健男写真展〜朝倉文夫1962年12月
西尾千尋・西尾真代「その形はわたしたちの動くにつれて変わる」
2006中之島物語 その未力と魅力 中之島コミュニケーションカフェ「駅ができる!」 「アーティストの未完の駅の使い方」 ゲスト:西野達
西原功織展
10/17
NOISE 海老原靖
ルイザ・ランブリ
吉峯和美展―Time of Painting―
タワー展
張淑慶展
渡辺紅月展 Body Sacrosanct
プリズム:オーストラリア現代美術展
鷹野隆大作品展「男の乗り方」
10/18
縄文と現代
三内丸山遺跡
奈良美智+graf A to Z
10/20-10/22
TAMA VIVANT 2006 今、リズムが重なる
ニューアート展2006 糸と布のかたち
喜多順子展
中西信洋展 さかさまの風景
銅像見学ツアー
明治の彫金
第6回上海ビエンナーレ2006
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