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プライバシーステートメント
展覧会レビュー
村田真/原久子
10/20-10/22
TAMA VIVANT 2006 今、リズムが重なる
10/15〜22 みなとみらい駅地下3階コンコース[神奈川]
TAMA VIVANT 2006 今、リズムが重なる
遠藤利克、柴川敏之ら7人の作品を地下鉄駅のコンコースに展示。作品はともかく、見せ方がつまらない。せっかくカマボコ型の巨大空間に展示できるというのに、平面は壁に、立体は床に並べているだけで、ちっとも工夫が感じられない。もちろん公共空間だからさまざまな制約はあるだろうが、その制約内に行儀よく収まっているだけでは、なんのために学外に出たのかわからないではないか。あるいは、八王子キャンパスでの展示がメインで、みなとみらい展は「おまけ」程度にしか考えてないのだろうか。だとしたら大間違いで、いったいどちらのほうがより多くの人の目に触れるだろう。そうした不特定多数の人たちの足を止めさせなければ、学外に出た意味はないのでは?
[10月20日(金) 村田真]
ニューアート展2006 糸と布のかたち
9/29〜10/22 横浜市民ギャラリー[神奈川]
ニューアート展2006 糸と布のかたち
1964年の開館以来続いてきた「今日の作家展」も、最後のほうは尻切れトンボのようなかっこうで幕を閉じ、今年から唐突に「ニューアート展」が始まった。「ニューアート」って、ネーミングをどうにかしてほしいんだけど、それはさておき、第1回は糸と布がテーマ。これも唐突だが、こじつければ絵画も支持体は糸と布だからね。青山悟は布に絵具を塗るのでなく、布に糸を縫って絵を描く。しかもスーパーリアリズムで。津田亜紀子は彫刻の表面に布を張り、平野薫はブラジャーやパンティの糸を1本1本ほぐしていってクモの巣のように広げてしまう。ところで、監視のじいさまが縄文人のような網目服を着ていたが、これは眞田岳彦の作品。
[10月20日(金) 村田真]
喜多順子展
10/10〜29 ギャラリーほそかわ[大阪]
以前の絵に少し戻ったような気がしたのは気のせいか?! 私にとってはその新作を観るなり懐かしい気持ちになった。パネルや布に水彩でさらりと描くような仕事が最近多かったが、もちろん並行して油彩も描いていたが、構図のせいなのか、少しまえの作品にもどったようにその場では思えた。スナップショット的なワンシーン。何でもない登場人物のしぐさが、普段の様子を伝えるが、こういうシーンってかえって気になる。でも、帰って考えてみたら、いろいろと違うようにも思えてきて。大胆になってきたというか、大きくなったてきたというか。うまく伝えられないのがもどかしい。
[10月20日(金) 原久子]
中西信洋展 さかさまの風景
9/23〜10/21 ノマルプロジェクトスペース[大阪]
中西が雲のようなものを描きはじめてどのくらい経つだろう。立体でも造っていたことがある。もこもこしているが、多分ホントは雲じゃない。もこもこしたもの。それ以外にうまく表現できない。もこもことした形に見えるのはさまざまな色が用いられ、曲線がつくり出すフォルムは内から外へ、外から内へという両方からのエネルギーによって均衡を保っている。
[10月20日(金) 原久子]
銅像見学ツアー
10/21 皇居周辺[東京]
BankARTスクールの木下直之ゼミの番外編。東京駅丸の内口で待ち合わせ、駅前の井上勝像(鉄道の父)と「愛の像」(BC級戦犯の慰霊碑、知ってた?)を見て、明治生命館へ。知る人ぞ知るメチャ豪華な建築。「生命保険てボロもうけの世界やなあ」といわれるのを恐れてあまり宣伝してないのでは、というのが木下先生の説。高村光雲監修の楠木正成像、皇居二重橋などを見て三の丸尚蔵館へ。
[10月21日(土) 村田真]
明治の彫金
9/23〜12/10 三の丸尚蔵館[東京]
明治の彫金
ここは若冲の《動植綵絵》をはじめキワモノ美術品が山のようにある。とりわけ明治期の工芸にキッチュな逸品が多い。天皇がキッチュを好んだ、というより、キッチュが天皇に吸い寄せられたというべきだろう。その後、皇居東御苑を突っ切って工芸館脇の北白川宮能久親王像、北の丸公園の吉田茂像(舟越保武作)などを見学。銅像がそこに立っているのはそれなりの理由があるのだ。
[10月21日(土) 村田真]
第6回上海ビエンナーレ2006
9/5〜11/5 上海美術館[上海]
2年前のこのビエンナーレは写真を含む映像表現をテーマにしていたが、今回のテーマは「超設計―HyperDesign」。展覧会や作品についてというより、会場の混雑ぶりに驚く。日曜日の昼過ぎだったからなのか、入場のためにまず列に並び、人々の頭越しに作品を観るというのは、日本では人気のある大型巡回展では珍しいことではないが、しかしその場合そこに並んでいる作品はマスターピースである。ここにあるのは現代の作家たちがつくったもの。作品はかなりみんな触っているし、デジカメやカメラ付携帯電話でバシバシ写真も撮っているので、見本市会場状態。個人的には前回のほうが全体として展覧会としてまとまっていたように思える。日本からも中村哲也、奈良美智などが出品。百聞は一見にしかず、とにかく観なければわからない。
[10月22日(日) 原久子]
Index
9/28-9/30
さよならナム・ジュン・パイク展
日豪アート交流フォーラム
山口聡一 More Than Paradise
内海聖史個展「三千世界」
秋吉風人「私を嫌う女の脚」
日豪アート交流シンポジウム
10/1-10/5
アサヒ・アート・フェスティバル2006最終報告会
エッセンシャル・ペインティング
小川信治展 干渉する世界
日曜美術館30年展
おおがきビエンナーレ2006
10/5-10/11
藤原彩人彫刻展
奥村昂子“empty form”
casa sugimoto
アイドル!
ぼくらの小松崎茂展
10/13-10/14
大竹伸朗 全景
ビル・ヴィオラ はつゆめ
金氏徹平
雨宮庸介
for four hands
ボロボロ・ドロドロ展 帰ってきた日本のサブ・カルチャー展
日米・ヘタうま&アンダーグランド・サミット展 ドローイング・パーティ
10/15
石松健男写真展〜朝倉文夫1962年12月
西尾千尋・西尾真代「その形はわたしたちの動くにつれて変わる」
2006中之島物語 その未力と魅力 中之島コミュニケーションカフェ「駅ができる!」 「アーティストの未完の駅の使い方」 ゲスト:西野達
西原功織展
10/17
NOISE 海老原靖
ルイザ・ランブリ
吉峯和美展―Time of Painting―
タワー展
張淑慶展
渡辺紅月展 Body Sacrosanct
プリズム:オーストラリア現代美術展
鷹野隆大作品展「男の乗り方」
10/18
縄文と現代
三内丸山遺跡
奈良美智+graf A to Z
10/20-10/22
TAMA VIVANT 2006 今、リズムが重なる
ニューアート展2006 糸と布のかたち
喜多順子展
中西信洋展 さかさまの風景
銅像見学ツアー
明治の彫金
第6回上海ビエンナーレ2006
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