2020年10月12日

リサイクルしやすいモノマテリアル(単一素材)のパッケージで 2020日本パッケージングコンテスト「経済産業省産業技術環境局長賞」を受賞

大日本印刷株式会社(DNP)は、公益社団法人日本包装技術協会が主催する「2020日本パッケージングコンテスト(第42回)」において、最高賞であるジャパンスター賞の「経済産業省産業技術環境局長賞」を受賞しました。

今回、DNPが開発した、リサイクルのしやすさに配慮しながらも高いバリア性を持つ単一素材(モノマテリアル)のパッケージを使った、ユニリーバ・ジャパン・カスタマーマーケティング株式会社の紅茶ブランド「リプトン」シリーズの製品「リプトン ボタニックティー」及び「リプトン キープ&チャージ」が入賞対象となりました。

2020日本パッケージングコンテスト受賞式の様子

入賞作品 ユニリーバ「リプトン ボタニックティー」(左・中央) 「リプトン キープ&チャージ」(右)

コンテストの目的と受賞について

「日本パッケージングコンテスト」は、時代と社会の要請に対応した、生活文化に優れたパッケージ及びその技術の開発普及に資することを目的としたコンテストです。今回受賞した「経済産業省産業技術環境局長賞」は、容器包装・包装資材として優れている中で、容器包装廃棄物の排出抑制のための3R(Reduce、Reuse、Recycle)の取り組みがなされ、環境適合化への努力が最も優れているものに与えられる賞です。

「DNPモノマテリアル包材」の特長

ポリプロピレンの単一素材を使用した「DNPモノマテリアル包材」は、DNPが培ってきたコンバーティング技術*1などを活かし、アルミ箔を使わずに酸素や水蒸気に対する高いバリア性を保持した製品です。モノマテリアルのためリサイクルに適しているほか、内容物の充填後もバリア性を維持できるため長期保存に適しています。また、製造や廃棄の工程でのCO₂排出量の削減など、環境課題の解決に貢献します。

製品のニュースリリースはこちら:https://www.dnp.co.jp/news/detail/10158543_1587.html


大日本印刷株式会社 本社:東京 代表取締役社長:北島義斉
ユニリーバ・ジャパン・カスタマーマーケティング株式会社 本社:東京 代表取締役社長:サンジェイ・サチュデヴァ
*1 DNPのコンバーティング技術 : 材料の形を変えたり、複合したりする材料加工技術。DNPは、製膜、コーティング、ラミネート、蒸着、賦型、転写、切断・研磨、製袋・成型・製本など、紙やフィルムなどの素材の加工技術を磨いている。

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