デジタルトランスフォーメーション(DX)による価値創造
DNPは、リアルとバーチャル、ものづくりとサービス等の独自のハイブリッドな強みを活かし新規ビジネスモデルの創出と既存ビジネスモデルの変革を推進し、新たな価値として持続可能な社会に提供していきます。
常務取締役
ABセンター長/教育ビジネス本部担当/
コンテンツ・XRコミュニケーション本部担当/
情報システム本部担当/情報セキュリティ委員長/
技術・研究開発本部ICT統括室担当
金沢 貴人
DXによる価値創造でより良い
未来をめざす
「価値の創出」と「経営基盤の強化」の両輪で戦略を定め、DXによる価値創造を推進しています。
DNPの強みである画像処理、セキュリティ技術、ビジネスプロセス最適化のコアバリューを活かし、人的資本、知的資本をこれまで以上に強化していきます。「オールDNP」の総合力で複合的かつ継続的な活動を進め、組織・風土・人材・DX基盤を相乗効果のあるケイパビリティとして備えていきます。
AI・先進技術の活用
AIの取り組み
さまざまな事業領域でのAI活用をめざし、生成AIを国内外のDNPグループ社員約3万人が利用できる環境と体制を構築しました。業務における調査やビジネス文書・コード作成等に利用できるAIチャットを高セキュリティな環境で運用しています。
コンテンツ・XRコミュニケーション関連などで積極的にAIを活用し、 DNPの基盤技術と組み合わせて生活者や企業・団体等に新しい価値を提供していきます。
関連ニュースリリース
「DNPグループAI倫理方針」を策定
AIの利活用が進む中で、不適切な使用による人権やプライバシーの侵害、差別の助長、偽情報の発信などが課題となっています。
DNPグループは、持続可能なより良い社会、より心豊かな暮らしの実現に向けて、AIを価値創出に適切かつ効果的・効率的に利活用していくため、「DNPグループAI倫理方針」を策定しました。
事例
安全・安心かつ健康に心豊かに暮らせる社会
認証・セキュリティ
「信頼」の起点を担うことで認証・セキュリティの利用シーンを拡げ、「信頼」がかなえるシームレスで安全・安心な世界を実現します。各種の認証技術やセキュリティソリューションに加え、コンサルティングや人財育成などを提供し、お客さまの事業継続力を高める支援をしています。
快適にコミュニケーションができる社会
XRコミュニケーション
あらゆる年齢・性・言語などの多様な人々が、互いに分け隔てられることなく、リアルとバーチャルの双方を行き来できる「XRコミュニケーション」を実現。新しい体験価値と経済圏を創出します。
人が互いに尊重し合う社会
地域創生・まちづくり
スマートシティの実現に向けて、パートナーとの連携を深め、誰もがいきいきと自分らしく、多様な体験価値を実感しながら暮らせる心豊かな地域社会を創出します。
経済成長と地球環境が両立する社会
DNP GREEN PARTNER
専門チームで、環境課題に挑戦する企業や活動に伴走します。
環境配慮型の製品サービスや最適なかたちのコミュニケーションなど、これまでの経験や実績を持って、事業継続だけでなく企業価値の向上に貢献します。
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2024年9月18日
- イベント
- 製品・サービス
- パッケージ
- IT・DX
「2024 東京国際包装展(TOKYO PACK 2024)」に出展
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2024年9月9日
- イベント
- 製品・サービス
- パッケージ
- IT・DX
第14回農業WEEK 東京展に初出展
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2024年9月5日
- 製品・サービス
- IT・DX
- 研究開発
大日本印刷とチェンジウェーブグループ 「仕事と介護の両立支援」領域で資本業務提携
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2024年8月30日
- 製品・サービス
- モビリティ
大日本印刷とミックウェア、モビリティ事業の拡大に向けた資本業務提携契約を締結
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2024年8月7日
- 製品・サービス
- XR
三重県桑名市と新潟県三条市のDXに関する実証事業に「メタバース役所」を提供
経営基盤強化のためのDX推進
データドリブン経営の実現
ITシステム・デジタル技術を活用し、経営の変革を実現します。販売および生産状況のデータに加え、事業成長に資するデータを収集、加工、可視化、分析し、意思決定を迅速に行うとともに、新たな付加価値を提供するデータマネジメント基盤を構築しました。
競争優位性を発揮する注力事業領域において、事業システムをモダナイズすることにより、戦略的データをデータマネジメント基盤へフィードバックし、攻めの基盤として継続的にアップデートしていきます。グローバル市場を見据えて、海外拠点におけるICTガバナンスを強化し、グローバルでの「デジタル先進企業」をめざします。
関連記事:
DXのその先へ。DNPが取り組むデータドリブン経営
役員インタビュー
執行役員 佐古都江
DX推進組織
代表取締役社長が任命する最高デジタル責任者(CDO:Chief Digital Officer)が、全社のDX関連の取り組みを統括しています。本社に専任の「DX推進統括組織」を設置し、各事業部門およびその中の新規事業開発部門、研究開発部門、情報システム部門ほか関係部門の連携を強化して、全社でDXを推進するさまざまな施策を実施しています。
自由度の高い環境でイノベーションを生み出す新規事業開発組織を設置し、DXによる新規事業開発へ果敢に挑戦しています。失敗を恐れずに挑戦する、社内外の壁を越えて連携する、主体的に素早く俊敏に行動する、といった価値観を醸成し、非連続ともいえる変革を推進します。
人材の確保・育成
DX人材を定義・カテゴリー分けして、スキルレベルにあわせて人材育成を行っています。
注力事業領域であるコンテンツ・XRコミュニケーション関連においては、従来の2D制作から3Dや優れたUI/UXをデザインする人材へのリスキリングを実施しています。
その他、サイバー攻撃に対する意識を高めるため、国内外のDNPグループ社員約3万人にサイバーセキュリティ教育を実施しています。
DX人材定義と可視化の推進
DXスキルアップ教育を展開
経済産業省のデジタルスキル標準(DSS)に準拠した形で、DNPグループとしてDX人材を再定義しました。図のように人材をカテゴリー分けして、スキルレベルを可視化し、人材育成を加速していきます。
DX基礎人材は、DXリテラシー標準に基づいた知識・スキルを習得した人材で、全職種にeラーニングを活用し、DXリテラシー教育を実施することで育成していきます。
アジャイル開発、クラウド、AI・データサイエンス等の研修科目を拡充するとともに、2025年末までに、対象社員27,500名が、基礎的なDXの知識を習得するためのDXリテラシー標準基礎教育の受講を完了することをめざします。
ICT人材・DX人材のスキルレベルの可視化とレベルアップ
ICT人材の拡大、新たなICT職種転換・育成施策の拡充
キャリアディベロップメントプログラム(CDP)レベル3以上の人数を増強します。各事業のDX推進・強化のため、ITスキル標準(ITSS)※のスキルレベルに応じた人材育成のための研修プログラムを拡充します。
- ※ITスキル標準(ITSS)のレベル3は、応用的知識・技能を有し、担当業務に関する独力での判断と遂行ができ、課題発見・解決ができるレベル。